一段と寒くなっていますね。新潟の方では大雪の心配が出ています。今年は世界各地で、天災による被害がありました。直接被害を受けていないと、その時は大騒ぎをするのですが、すぐ忘れてしまって、本当にいけない事ですね。
被害に遭われた方達は、その後、復興するまで、いろいろとご苦労が続いているはずですよね。
今回も大事にならない事をねがうばかりですね。
さて、それでは
2. 骨の質、量の問題についてです。
基本的に骨の量が足らないところには、そのままではインプラント手術はできません。それでも望まれる場合は、骨を移植して、その後でインプラント手術をする場合があります。
ただし、移植後のインプラントの手術の成功率は、標準的なインプラント治療の成績より若干悪くなります。
骨の質については、CTを撮影し、コンピュータで解析する事で、多少は予測がつく様になっています。しかし、実際に手術をしてみないと皆さんの骨の質は完全に予測する事は難しいといえます。
最近主流になりつつある、ザラザラ表面のインプラントを使う事で、骨の質の悪さを補う事ができる事もあるといわれています。
皆さんがよく「私は骨が弱く、その為に歯槽膿漏になってしまって歯が無くなったのでインプラントをやっても同じ様にダメになるのでは?」と疑問に思われる事があります。
この場合、皆さんの骨の質に問題がある事はとても少なく、歯槽膿漏の治療をちゃんとすませてから、インプラント治療を行なう事で、インプラントに問題が出る事を防ぐ事が大切になります。