馬見塚デンタルクリニック
東京都中央区明石町8-1 聖路加ガーデン内 セントルークスタワー1階

お問合せ・ご相談はこちらへ

03-3541-8110

だんだんと涼しく、秋らしい陽気になってきましたね。先日近所の小学校では運動会が行われていました。少し肌寒い中、汗を流している子供たちの姿はすがすがしく感じました。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

さて、今回の質問です。

「歯を抜いた後、唇の端が痛いのですがなぜでしょうか?」

 唇の端(上唇と下唇の境目)は口角といい、口角が痛いのは口角炎を起こしていることが考えられます。

口角炎とは、口角の皮膚や粘膜に潰瘍や亀裂を生じてしまうことです。

hp_scanDS_81018164657s.jpg

原因としては以下の①〜⑦があげられます。

    唾液の量が多い

    咬み合わせが低くなるなど、お口の環境が変わった

    口角をなめるなどの悪習癖がある

    機械的な損傷を受けた

    胃腸の調子が悪い

    全身の免疫力が低下している

    全身疾患により、栄養状態が不良になっている

今回は④の機械的な損傷を受けたために口角炎を起こした可能性が高いです。

歯科治療を受けたことのある方は経験があると思いますが、治療の際に口角を強く引っ張られたことがありますよね。それは治療の際、きちんとお口の中を見るために、器具で口角を引っ張るからです。特に歯を抜くなどの外科処置の場合は強く引っ張ることがあります。十分に注意をして行っていても、器具が口角をこすったり強く圧迫した場合、潰瘍や亀裂が生じ口角炎を起こすことがあります。 口角にワセリン等を塗ると滑りがよくなり、機械的な刺激をやわらげることが出来ます。

口角炎は一般に1〜2週間の経過で自然に治ることが多いですが、口角は開閉運動をしてよく動かす場所なので、治るまでは大きなお口を開けることは控え安静にして下さい。また口角の傷口からお口の中の細菌が入り感染する可能性があるので、お口の中をできるだけ清潔に保つことも大切です。これから空気の乾燥する季節になってきますが、乾燥は口角炎を悪化させることもあるので、リップクリームを塗るのも良いと思います。 気になったり痛みが強い場合には、軟膏を塗るなどの対応をしていますので、歯科医院に相談してください。

Happy Halloween!!

数日前まで半袖の洋服で過ごしていたと思ったら、急に肌寒くなり、めっきり秋らしい気温になりましたね。

10月といえば、ハロウィン。

街を歩くと、あちらこちらにかわいいオバケの装飾やJack-O’-Lantern(カボチャに顔を彫ったちょうちん)が飾られています。

近年、ご家庭でもこういった装飾を楽しまれる方が増えましたね。

当医院の待合室にも、受付のスタッフがかわいい装飾を施したようです。

RIMG0001s.jpg

 さて、今回の質問は「歯を抜いたあとの痛み」についてです。

ムシ歯、歯周病、どんな理由であれ歯を抜くは嫌ですよね。

歯を抜いたあとは、必ず痛みや腫れが起こります。

それは抜いた所にできた傷口を身体が治そうとして起こす炎症反応が原因です。

この痛みがどのくらい強く起こるのかを事前に予測する事は難しいです。

歯の根っこや歯ぐき、骨の状態が非常に悪い場合や、すんなりと抜くことが難しい歯は強く痛みが出やすいと考えられます。

ハロウィン待合室.jpg

しかし簡単に抜けた歯でも強い痛みが出る事もあります。

歯を抜いたあとの痛みや腫れは多かれ少なかれ必ず起こると思ってください。

この痛みを酷くしないようにするためには、傷口をできるだけ安静にすることが大切です。

傷口が落ち着くまでの間は、歯ブラシなどを当てたりしないようにしてください。

とはいえ、きちんと磨ける歯はしっかりと歯磨きしてくださいね。

また、傷口にできたかさぶたを洗い流してしまう事がありますので、歯を抜いた後23日は強くうがいをしないようにして下さい。

歯を抜いたあとの症状で不安を持つこともあるでしょう。

気になる症状があるときは、遠慮なさらずに歯科医院へお尋ねください。 

みなさん、こんにちは。 いよいよ10月に突入しました!!

今年も残すところあと3ヶ月を切ってしまった事に驚いている今日この頃です。

最近はめっきり肌寒くなりましたね…。そろそろ木々の葉も色づき始める頃で

はないでしょうか? 個人的には今から紅葉めぐりの計画をたてて楽しんでおります。 みなさんはいかがですか?

RIMG0001s.jpg

さて、今回の質問は…

『なぜ神経を取った歯が痛くなる事があるの?』です。

神経の治療(または根の治療)は、神経の入っている管の中の神経を全てとって、消毒をした後に薬で密封します。これで神経の治療は終わりです。そうすると、歯自体は痛みを感じなくなります。つまり、削っても痛くないようになります。しかし、このような神経を抜いてしまった歯に特徴的におこる病気があります。病名(難しくてごめんなさい…)を根先性歯周炎と言います。簡単に言うと、根の先が化膿してしまうことでこうなると、歯の根っこの先に炎症が起こり、歯自身ではなく周りが痛みを感じるのです。ものすごく強く痛んだり、お顔が腫れたりする事もあります。

このような理由から、神経のない歯でも痛いと感じることがあるのです。

また、このようになってしまうと再度同じ方法で治療をしなくてはなりません。

その時に化膿しているところを消毒します。その為、治療後数日は痛みが出る事があります。例えて言えば、怪我をしたところを消毒するとしみて痛むのと同じです。

こんにちわ。ずいぶん秋らしくなってきましたね。スポーツの秋、芸術の秋といいますが、やはり食欲の秋が一番ですね。おいしく楽しく食事をするには歯はとても大切です。では、今日のご質問にまいりましょう。

Q.虫歯の治療をした後に、痛みが出てきました。

  治療時に、虫歯が深いという説明を受けましたが、どうしたらよいでしょうか?

A.虫歯が深いと、神経に近い所まで削らなくてはなりません。

  神経にまで、虫歯が及んでしまった際には、神経を抜く処置を行いますが、神経を残せるギリ

  ギリの際には、神経を守る鎮静効果のある薬を入れ、様子をみます。その後、痛みが出ないよ

  うであれば詰め物を作る為の型取りを行っていきます。

  今回のように虫歯の治療後に痛みが出てしまったケースは、その多くが虫歯が神経に近い所

  まで進行してしまった場合に起こります。

  また、痛みの出る頻度や、冷たい物でしみるのか、温かいものがしみるのかが神経を抜く処置

  へ移るかどうかの判断基準になります。

  痛みが出てしまった場合は、早めに連絡をし診断した方が良いでしょう。

虫歯が大きくならない為にも、早めに診断・治療しましょう。何より虫歯にならないよう予防や定期検診が大切です。

 朝夕とだいぶ涼しくなり、やっと秋らしくなってきました。

虫歯治療の多くは、歯を削った後金属の詰め物をしますが、その後に痛む(しみること)があります。

金属は熱が伝わり易い為、熱いもの、冷たい物が刺激となり痛むのです。

通常は一過性の痛みならば、(例えば、冷たいものを飲んだ時、一瞬しみて、飲み込んだ後は元に戻る)個人差はありますが、数日から数ヶ月で消えていきます。それは、歯の神経の中の細胞が、刺激に対して守る細胞を作り(防御作用)、徐々にしみなくなるのです。

つまり、着けた時に比べてしみる度合いが減っていく様なら多くの場合は大丈夫です。

しかし、しみる時間がだんだん長くなる、何もしなくても痛い、暖かいものがしみる、などの症状が出た場合は、歯の神経を抜く治療へ移行しなければならない可能性があります。痛みが続くなど、気になる症状があれば、先生に相談し、診断を受けてみて下さい。

皆さんはむし歯の治療で白いつめものをしたことがありますか?

この白いつめものとはどういうものなのでしょうか。

 このつめものはCR(コンポジットレジン)というプラスチックの合成樹脂です。これは小さいむし歯や力を入れて磨いてしまったり、強い咬みあわせにより歯と歯茎の境目で歯が削れてしまっている場合などの治療に用いられるつめもののことです。

ではなぜ治療の後、しみたり痛みがでてしまうのでしょうか。

 最も可能性の高いものとして、治療で歯を削る際、歯の神経が刺激され、一過性の炎症を起こして痛みが出てしまうことがあげられます。

症状によりますがほとんどの場合、数日で治ります。継続して痛む場合は、次のような対応をします。

  • 知覚過敏抑制のためフッ素を塗り様子をみます。
  • むし歯が深かった場合、中の神経が炎症を起こしてしまっていることを疑い、レントゲンを撮り確認し、場合によっては一度つめものをはずし、神経を落ち着かせる薬をつめて様子をみます。
  • しみや痛みが治まらない時は、神経を抜くことがあります。

治療後に出る症状は様々です。気になることがありましたら、お気軽に歯科医院を受診して下さい。

連日、真夏日が続いております。。。

一足先にバカンスを楽しんだ方もいらっしゃるようで、こんがり小麦色の肌に日焼けされて来院されます。そんな時ついつい「どちらに行かれたのですか?」と聞いてしまいます。2008年・夏の思い出をたくさん作って下さい♪

患者様からの質問にお答えします 〜麻酔の注射をした所が痛いのですが〜

「治療の際に歯ぐきに麻酔の注射をしました。麻酔が効れた後、しばらくして麻酔をした所の歯ぐきに痛みが出て、口内炎のようになってしまいました。どうしたらよいでしょうか?」

注射の針の痕に、口内炎のような潰瘍ができてしまうことがあります。

これは、局所麻酔薬に含まれる血管収縮薬の副作用が原因です。麻酔をうった場所で、ある程度の時間麻酔を効かせるため、麻酔薬には血管収縮薬が含まれます。そのため、一度麻酔をうつと多少の個人差はありますが、2〜3時間は麻酔がその場所で効いてくれるのです。

しかし、時としてその血管収縮薬が効きすぎて麻酔をうった場所の血行が阻害され、結果として口内炎のような潰瘍をつくってしまい、痛みが出てしまうことがあります。

その場合、消毒をして様子をみていきます。軟膏を処方したり、レーザー治療を行うこともあります。基本的には、1週間もすればきれいに治りますが、他に麻酔が直接の原因ではないこともありますので、歯科医院を受診することをお勧めします。

当医院も816日(土)夏休みをいただき、休診致します。また、13日(水)〜19日(水)までの平日は、夏休み体制で診療を行います。

交代でスタッフが出勤するため、何かとご迷惑をおかけすることもありますが、宜しくお願い致します。

暑くて寝苦しい日が続きますね。水分や栄養補給に注意して夏バテしないように気をつけましょう。

さて今日の質問です。「歯石を取った後、痛むのですがなぜでしょうか?」

歯石を取った後、痛むことがありますが、必ず全ての方に痛みが出るわけではありません。

歯石がたくさんついていた方や歯周病が重度に進んでいた方の場合、特に痛みが出る可能性が高くなります。

まず、歯石とは唾液中のカルシウムと歯についたプラーク(歯垢)という細菌の塊が徐々に石灰化して歯面に強固についた硬い沈着物です。

歯石は表面が凸凹ざらざらしていて、その上にまたプラークがつきやすくなります。プラークは虫歯や歯周病などのお口の代表的な病気を引き起こします。そのため歯石は取らなければなりません。

歯石を取った後は、歯石で覆われていた部分の歯が露出します。そして、しばらくすると歯茎の炎症が引いて歯茎が下がることがあります。

歯石除去後.jpg
歯石除去前.jpg

歯石を取った後の痛みは大きく2つあります。

    歯がしみて痛む

    歯茎が痛む

 歯がしみて痛む

歯がしみて痛むのは「知覚過敏」の症状が起きていることが考えられます。以前のブログで知覚過敏についてご紹介していますので、詳しくはこちらをご覧ください。

歯石を取った後の知覚過敏はほとんどが一過性のもので徐々に改善し、通常2日から数週間で治ることが多いです。対処の第一は、しみて痛む歯の歯面に再びプラークがたまらないようにきちんとブラッシングをして清潔に保つことです。それにより歯石がはがれてむき出しになった歯の表面が強くなって、徐々に痛みが低減、消失してきます。

どうしても痛みが気になりブラッシングが出来ない時は、フッ素を塗って対処します。それでもごく稀に継続して痛む時には他の処置が必要になる場合もあります。

歯茎が痛む

歯茎の下についている歯石は、歯茎に重度の炎症を引き起こすことがあり、その歯茎は弱く傷つきやすくなっています。歯石を取る際に充分に注意をしても場合によっては傷つき、痛みが出でしまうことがあります。痛みが強い時や感染を起こしている疑いのある時には、その部位の消毒や洗浄をしたり、抗生剤や内服薬を処方することもあります。

また歯石が奥深くについていてとりきれていない場合や微量でも細菌が残っている場合には、治癒の過程でこれらが刺激物質となり痛みが出ることがあります。その時は再び原因物質を取り除かなければなりません。

炎症の症状の出方は痛みだけでなく、腫れる、赤くなる、熱くなるなど様々なので、気になる症状が出た場合は歯科医院で診てもらって下さい。 

歯石はご自身でのブラッシングでは取ることが出来ないので、歯石がついてしまったら歯科医院で取るようにして下さい。

お口の健康を守るために歯石を取ることは大切ですが、再び歯石がつかないようにすることが最も大切です。歯石予防のキーポイントはご自身によるセルフケアです。毎日のブラッシングできちんとプラークを落しましょう!!

皆さん、こんにちは。 3連休はいかがお過ごしでしたか?

どこの行楽地も夏休みに入った子供たちで賑わっていたようですね。

いよいよ夏本番!!!

これから暑い日が続きますので、体調を崩さないようお気をつけください。

さて、今回の質問です。

Q、治療の時フタをしてもらったのですが、咬んでみたら高くて、痛みがあるのです。

  どうしてですか?

A、このフタは治療の際に削ったところをふさぐ為のもので、汚れが入らないようにしたり、削った面

  を覆ってしみたりしないようにするものです。

  しかし、この仮ブタが高いと咬んだ感覚が高いだけでなく、フタがとれたり壊れたり、痛みがでた

  りします。

  原因は高いことで必要以上に強くあたり、刺激となって痛みをだしてしまうのです。

  フタをする際には十分気をつけて咬み合わせに問題がでないようにおこなっていますが、治療

  の際に麻酔をしていると、微妙な部分がわかりにくく、お帰りになって麻酔が切れてからわかる

  ことが多いのです。

  そのような時は、フタをつけかえて適切なあたり具合にすることで落ち着くので、すぐに診てもら

  ってください。

治療中に長く口を開けていると顎が痛くなる事があります。

  顎関節症と関係があるのでしょうか?

A おそらく、歯科治療の為に口を開けていたことで、顎の周りの筋肉が長時間緊張したために痛みが生じたものと考えられます。歯科治療以外でも、口を大きく開ける発声練習やカラオケでも同様の事が起こります。一時的な痛みである事が多く、安静にしていれば痛みは治まります。

ただし、この事がきっかけで顎関節に負担がかかっていまうことがあります。また、顎関節症の方は、症状が強く出てしまうことがありますので、治療の際あらかじめ担当医と相談し、治療中に何度も休憩を入れるなどの工夫をしたほうがよいでしょう。

当医院のブログで顎関節症について取り上げています。こちらをクリックしていただければご覧になれます。

歯を削った所へは次回詰め物が入るまでに仮のフタをして保護しておきます。

ご質問のように、舌が引っかかるということは、そのフタが剥がれていたり、削った部分をきちんと覆えていない可能性があります。そのままにしておくと、食事中に誤って舌を切ったり、傷を作ってしまう事もあります。

仮のフタの状態の時は、今回のようなケースや噛み合わせの不具合、また食事がしづらかったり、仮フタがとれてしまったりなど、ご不自由を感じる事が多いかもしれません。

歯科医院に連絡し、状態の確認と仮フタのやり直しなど、適切な処置をしてもらって下さい。

昨日は、七夕でしたね。一年に一度しか出会うことのできない二人はどのように天の川で過ごしたのでしょうね。

さて、次回から、このブログで、治療後の痛みについてのブログを始めさせていただきたいと思います。

当院におみえになった患者さんから、質問されることがよくあるのですが、たとえば、

 「今まで痛くもなかった歯を治療されて、その後痛みが出てきてしまったのはなぜか?」

 「詰め物を詰め直したら、冷たいものがしみるようになってしまった、これならやりなおさなければよかったのではないか?」

 「神経を抜いたはずなのにその歯が痛む?

等、患者さんの立場としては、理解できないような痛みが治療後に出てしまうことがあります。それらには実はちゃんとした理由があり、そのほとんどは、しばらくすれば痛みがなくなるものなのです。

このような治療後の痛みが出てしまったために、担当の歯科医師を信じられなくなり転院されてしまうこともよくあります。

もう少ししっかりと歯科医師側が説明をすればよいのですが、うまく時間が取れなかったり、十分な説明をしたつもりになっていたりしてしまったために、このようなことが起こってしまいます。

今回は、このようなことが起こらないためにも、皆さんの疑問にお答えさせていただこうと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

  • トップページ
  • 健康歯考
  • 一般診療
  • インプラント
  • 矯正
  • PMTC
  • 健康歯考講座
  • 当医院のご案内
  • 受付よりお知らせ
  • 当院公式ホームページ

医療法人社団 成扶会
馬見塚デンタルクリニック

歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科

03-3541-8110

〒104-0044
東京都中央区明石町8-1
聖路加ガーデン内
セントルークスタワー1階

新患随時受付中
  • 予約制
  • 訪問治療
  • 車いすOK
  • 盲導犬OK
AM 9:00〜13:00
PM 月・水・土・祝
14:30〜18:00
火・金
15:00〜18:30

休診日:木、日

プロフィール

馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
profile_face