ご 案 内

 

  • 当医院では、一般の方々向けに健康歯考講座を定期的に開催しております。
    本講座は、健康な歯を維持し、虫歯や歯周病を予防し、お口のQOLを向上するために役立つ知識、考え方、そしてさまざまな治療法に関する正しい知識等を公開している講座です。
    講座の日程、お申込みなどの詳細はこちらをご覧ください。
  • 当院ではご覧頂いている「健康歯考ブログ」の他に、公式ホームページにてインプラント治療に関する「インプラントブログ」、歯科全般に関する「予防治療ブログ」、「PMTC専門サイト」を開設しております。
    よろしかったら、そちらもご覧になってください。

健康歯考講座〜PMTC:虫歯について〜

第10回健康歯考講座s.jpg去る11月9日(日)に 東京国際フォーラムの会議室にて

『第10回健康歯考講座 PMTC 〜Professional Mechanical Tooth  Cleaning〜』を開催いたしました。                   

当院の理念で、健康創造型歯科医療の根源でもあるPMTCを

より多くの皆さまにご理解いただきたく、また健康歯考講座の報告も兼ね

随時更新させていただきます。宜しくお願いします。

    

・そもそもどうして虫歯になるのでしょうか? 虫歯.jpg

 

虫歯はお口の中にいる虫歯菌によっておこります。

虫歯菌は歯の表面にしっかりついて

皆さんがお食事でとられる、炭水化物や糖分などを栄養として取り込み

酸を作り出しています。

この酸によって、歯が溶かされる事を虫歯といい

虫歯菌の働きは、皆さんが食事をし始めたと同時にはじまります。

   

・歯の構造はどうなっているのでしょうか?

  歯の輪切りs.jpg

歯を輪切りにすると、中はこのようになっています。

一番外側の白い部分がエナメル質といい

体の中でも一番硬い組織です。

そしてエナメル質の内側には

エナメル質より少し軟らかい部分があり象牙質といいます。

一番内側には神経があり、しみたり、痛みを感じたりします。

PMTCに関しては、こちらhttp://pmtc.118.md/もご覧になってみてください。 

 

健康歯考講座〜PMTC:虫歯の進行〜

 ・虫歯はどうのように進んでいくのでしょうか?

  ステージ1.jpg

《ステージ1 虫歯の初期の段階です。

 青い部分が虫歯で、この段階では痛みがなく

自覚症状がないことが多いです。

この絵よりも、もっと浅い歯の表面の虫歯は

予防をしっかり行うと、治ることがあります。

 

     

《ステージ2 穴が大きくなっています。  ステージ2.jpg

少し虫歯が進んでくると、冷たいもの、甘いものがしみる! 

 と感じてくる場合があります。

 

 

 

     

《ステージ3  

歯の中の神経のところまで虫歯が進み ステージ3.jpg

何も刺激がない状態でも、ズキズキ痛みがでてきます。

 

 

  

  

   

《ステージ4  ステージ4.jpg

ステージ3を放置してしまった状態です。

歯の頭の部分がほとんど崩壊してしまい

歯を抜かなければならなくなる可能性がでてきます。

 

 

 

    

いちがいに、皆さんの症状と虫歯の状態は断定できないところがありますので

怪しいな・・・と感じたら、歯科医院を受診してみて下さい。

PMTCに関しては、こちらhttp://www.118.md/pmtc_1.aspもご覧になってみてください。 

 

健康歯考講座〜PMTC:歯周病の進行〜

 最近、歯肉から出血があります。歯周病でしょうか?

 

 歯周病の症状は、歯肉からの出血の他、歯茎が腫れたり、膿が出たり、歯がグラグラしたりします。ただし、この中の症状が1つあるから歯周病と断言はできません。しかし、歯肉から出血があるというのは問題ですので、歯科医院での診断が必要です。

 

 

 歯周病の原因は何ですか?

  CG8D8Ds.jpg

 歯周病は、歯と歯肉の境目にある隙間に歯周病菌が住みつくことによっておこる病気です。人間の体は、細菌の攻撃により病気が起こっている場所に、白血球などの物質を送り込み、細菌を排除しようとします。この体の防御反応が、 炎症という症状として現れるのです。つまり歯周病は、歯や顎の骨の病気ではなく、細菌から体を守ろうとする反応なのです。

 

PMTCに関しては、こちらhttp://www.118.md/pmtc_1.aspもご覧になってみてください。 

健康歯考講座〜PMTC:歯周病の進行〜

 歯周病にかかっている信号には、どのようなものがありますか?

CGF233s.jpg

歯肉の炎症の信号は、5つあります。 

発赤   赤くなる

腫脹   腫れる 

発熱   熱っぽくなる

疼痛   痛くなる

機能障害 咬みにくくなる

このような症状が歯肉に炎症が起こっている信号です。

 

歯周病は、どのように進行するのでしょうか?

CGDB29s.jpg歯は普段見えている頭の部分と、歯肉の中にある根っこからできています。 歯肉の内側には顎の骨があり、根はこの顎の骨に埋まっているのです。 歯肉に埋まっているわけではないのですね。

CGB71As.jpg

歯周病菌は毒素をだし、歯と歯肉の隙間の歯周ポケットをどんどん深くします。なぜなら近づいてくる歯周病菌に感染しないようにと、歯を支えている顎の骨は、逃げるようになくなっていくからなのです。つまり防御反応がおこるのです。重度になると、歯の支えである顎の骨が少なくなり、歯はグラグラと揺れてきます。 

 

PMTCに関しては、こちらhttp://pmtc.118.md/もご覧になってみてください。 

 

健康歯考講座〜PMTC:歯周病の進行〜

 歯周病の予防のために、効果的な方法はありますか?

 

歯周病の原因は細菌です。その細菌たちが歯垢(プラーク)という形で歯の表面にくっついてしまうことが歯周病の始まりです。つまり、歯周病を防ぐ為には、細菌を取ることがとても大切です。 歯垢を取り去ることを、最近ではプラークコントロールと呼んでいます。プラークコントロールの基本はブラッシングです。ブラッシングをしっかりすることが1番効果的なのです。そして、そのブラッシングでこの細菌が落とせていれば、歯周病にもむし歯にもならないはずです。

しかし、うまく磨けていないから病気になっていまっているのが現状なのです。そのために、普段磨けない所のクリーニングとして当院ではPMTCをお勧めしています。今、歯周病やむし歯の予防に1番効果のある方法は、日常のブラッシングとPMTCの併用なのかもしれません。

 

PMTCに関しては、http://pmtc.118.md/ こちらもご覧下さい。

健康歯考講座〜PMTC;虫歯や歯周病になりやすい年齢・生活環境とは@〜

永田写真1.jpg虫歯や歯周病に対して年齢や生活環境により注意すべきポイントがあります。そのポイントのいくつかをお話しさせていただきます。 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

1つ目のポイントは、2歳〜4歳頃のお話です。

虫歯菌は大人から子供へ唾液を介して感染することが明らかになっています。

周りの大人が虫歯菌を多く持っている場合は、子供が2〜4歳の時期に感染を起こしやすいのです。

永田写真2.jpg

 

この頃は、口移しで離乳食などをあたえる機会が多く、

スプーンやお箸などについた唾液を介して虫歯菌が子供へ移ってしまうのです。ただし、会話の時に飛び散る唾液等では感染しません。 

小さい子供のいる家庭では、食事の時に際に気をつけたり、周りの大人のお口の環境を改善していくことがお子さんの虫歯予防に大切になります。

特に、育児をしていることが多いお母さんのお口の環境が大事になります。

 

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健康歯考講座〜PMTC;虫歯や歯周病になりやすい年齢・生活環境とはA〜

s-田村.jpg2つ目のポイントは6歳頃のお話です。

 

6歳臼歯って聞いたことはありますか? 6歳頃に生えてくる永久歯(大人の歯)で噛み合わせの中心となる歯です。

乳歯のさらに奥に生えてくる永久歯です。(黄色の部分)

当たり前の話ですが、奥に生えている歯ほど磨きにくいのです。

 

他の永久歯は、だいたい平均して2〜3か月くらいで 生え終わりますが、6歳臼歯は1年半〜2年もかかり手前の歯と高さが揃わないため、歯磨きが行いにくく磨き残しが 出やすくなります。

 

また、歯の頭には食べ物を噛みつぶすための溝があり、形が複雑で深いのでここに汚れが残りやすく なってしまいます。

そのため、1番虫歯になりやすいのです。

 

ですから、この頃はお父さんやお母さんがお子さんの歯磨きをしっかりチェックし、仕上げ磨きをすることがとても大切です。

 

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健康歯考講座〜PMTC;虫歯や歯周病になりやすい年齢・生活環境とはB〜

s-田村A.jpg3つ目のポイントは大人になってからです。

歯周病などの影響で、歯茎で覆われていた歯の根っこの部分が見えてきます。根っこの部分は歯の頭よりも虫歯菌の出す酸に抵抗力が弱く虫歯になりやすいのです。

このように、それぞれの時期で注意しなければならないポイントがあります。

皆さんも、自分や家族の状況からケアの方法を考えてみてください。

 

 

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健康歯考講座〜PMTC:虫歯や歯周病の原因 細菌〜

これまでお伝えした通り、虫歯や歯周病の原因となるのは細菌です。今回はこの細菌についての内容です。 

「お口の中にはどのくらいの細菌がいるのですか?」

お口の中は、細菌がたくさん住んでいる場所です。種類はだいたい400〜500種類ぐらいです。その数、1mgの歯垢の中に1億個の細菌がいるといわれ、この細菌を顕微鏡で見てみると活動している様子がわかります。
お口な中は、体の中でも最も細菌の多い場所なのです。

一億個 歯垢

歯垢の細菌.bmp


 

 

 

 

 

 

「そんなにたくさんの細菌が住んでいて私たちの体は大丈夫?」

 これらの細菌すべてが、悪さをするわけではありません。お口の環境を整えるなど、よい働きをしている善玉菌がいます。虫歯菌や歯周病菌は特殊な能力をもって歯の表面につき病気を引き起こす悪玉菌です。この悪玉菌が悪さをしないように、お口の中の環境を整えなければいけません。

 「細菌の住み家はどうなっているの?」

 みなさんも、歯科医院で「歯垢が付いていますね。」と言われたことがあると思います。歯垢とは、歯の表面に細菌がつくる住み家のことです。ここには、いろいろな種類の細菌が共同生活をしています。 この歯垢は時間の経過とともに成熟していくと、ネバネバとしたバリアでおおわれるようになります。この状態をバイオフィルムといいます。

 

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健康歯考講座〜PMTC:虫歯や歯周病の原因 バイオフィルム〜

お口の中に住む細菌が歯垢という住み家を作り出し、歯垢が時間とともに成熟してねばねばのバリアに覆われたバイオフィルムになることまでお話ししました。

 「ねばねばのバイオフィルムって何なの?」 

バイオフィルムは、日常の生活の中でもよくみられます。たとえば、台所のシンクの隅のヌルヌルしたものだとか、花瓶の内側のヌルヌルがそうです。あのヌルヌルは水で流したり、すすいだり、ちょっとこすっただけでは、落とせません。歯の表面に付いたバイオフィルムも歯ブラシでは簡単に落とせなくなってしまうのです。しっかりとした、バリアで覆われているからなのです。 

 「バイオフィルムの中で細菌達は何をしているの?」

バイオフィルム 

細菌たちは生息するために必要な栄養素をバイオフィルムの外から取り入れ、バリアに守られた状態でおだやかに生活しています。この中で生息している細菌たちは、栄養の供給をお互いに行っています。そして死骸になった細菌は他の細菌の栄養になっていきます。
このバイオフィルムを壊すのが、虫歯や歯周病の予防、また、これらを治すことにつながります。

 

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健康歯考講座〜PMTC:歯ブラシと補助清掃用具〜

≪毎日歯ブラシで磨いているのに虫歯になるのはどうして?≫

歯ブラシは一番ポピュラーな清掃用具で、歯の表面など磨きやすいところのプラーク(歯垢)はよく落とせます。しかし歯ブラシだけでは、どうしても磨き残しがでてきてしまいます。特に歯と歯の間や、歯のくぼみの部分というのは磨き残しの出やすいところで、虫歯や歯周病になる危険性が高いです。実は、皆さんが普段歯ブラシで磨いているところは虫歯や歯周病になりにくく、磨きにくいな、面倒だなと思われているところが虫歯や歯周病になりやすいのです。

 

 

≪磨き残しの出やすいところの汚れはどうやって落とせばいいの?≫

歯と歯の間にはデンタルフロスや歯間ブラシ、歯のくぼみの部分には細かく磨ける一本磨き用のブラシを使用して落とします。このような専用の用具は、毎日の習慣化がなかなか難しいという声を聞くことが多いですが、細菌はそういう場所で成熟してネバネバとしたバリア(バイオフィルム)をつくり、簡単には落とせなくなってしまいます。一日一回専用の用具を使用し、優先的に清掃できると良いですね。

 

 

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健康歯考講座〜PMTC:薬用洗口液と抗生物質〜

≪虫歯菌や歯周病菌に効く薬用洗口液はないの?≫

薬用洗口液(リステリンやモンダミン)はよくコマーシャルで流れていて、ドラッグストアなどでもよく見かけるかと思います。様々な薬用成分が含まれたものが発売されていますが、薬用洗口液だけで虫歯や歯周病を予防したり治したりすることはできません。細菌がネバネバとしたバリア(バイオフィルム)を形成してしまうと、殺菌性のある洗口液でも細菌に届きにくくなってしまうからです。

 

 

≪虫歯や歯周病は薬で治せないの?≫

抗生物質などの薬は、細菌が活発に活動している時、細菌が薬に反応し薬を食べてくれるため効果が出やすいです。しかし虫歯や歯周病の原因菌は、細菌が成熟してできたネバネバのバリア(バイオフィルム)に守られています。その中に生息している細菌は冬眠状態に近くなり薬に対する反応が鈍くなるため、効果が出にくいです。そのため薬で治すのは難しいです。

 

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健康歯考講座〜PMTC:歯石について〜

≪定期的に歯石を取っていれば大丈夫?≫

歯石は先端が鋭利になっている器具を使用して取ります。

歯石は表面がザラザラとしていて凹凸があるため、細菌が住み家をつくる足場となります。そのため歯石を取ることや定期的にチェックを受けることは大切です。しかし、取った後再び歯面に細菌や汚れがつかなくなるわけではないので、定期的に歯石を取っていれば安心とは言えません。

 

PMTC(機械的な歯のクリーニング)は歯や歯ぐきに対して安全性が高く、細菌のネバネバしたバリアを壊し取り、お口の環境を整えることができます。また歯の表面がつるつるになり爽快感を感じることができますので、定期的に受けていただくことをお勧めします。

 

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健康歯考講座:PMTCで得られる効果〜歯肉炎〜

 新年 あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。今年初めてのブログ公開になります。今年も引き続き当医院のブログをご覧ください。

歯肉炎に対してPMTCで得られる効果とはどのようなものでしょうか?

PMTCを行うことでどのような効果が得られるのか、今から37年前の1971年に発表された研究結果がありますのでご紹介します。 スウェーデン.jpg

<研究場所> 

スウェーデンのカールスタットというところです。 研究.jpg

<研究対象者>

カールスタット市内の小学校に通う、低学年から高学年が対象です。 

<研究内容>

研究期間は4年間です。対象者をAグループとBグループに分けました。Aグループ(緑色)は最初の2年間に集中して年に16回PMTCが行われました。1か月に1〜2回のペースです。残りの2年間も少し間隔をあけながらPMTCが続けられました。

Bグループ(ピンク色)は虫歯治療と歯磨き指導を受け、年に10回フッ素洗口液でぶくぶくうがいを行うだけでPMTCは行っていません。

 

 

<研究結果>

歯肉炎結果.jpg4年間の経時的変化を示し、歯茎の病気の歯肉炎と、歯垢の量の変化について表わしています。

真ん中より上には歯肉炎について示しています。研究をはじめたころは、PMTCを受けていたAグループと受けていないBグループともに同じように歯肉炎を患っていました。

PMTCを定期的に受けていたAグループは、最初の1年で改善がみられ、その後も良い状態を維持しました。 

真ん中より下に示されている歯垢の量の変化についても、研究をはじめたころは、A,Bグループともに同じくらいの歯垢だったのですが、Aグループは最初の1年で歯垢の量を激減させ、その後も歯垢の少ない状態を維持しました。

このように歯肉炎・歯垢の量とも良い状態に変化してから、継続して維持できたという結果がでました。これはとても重要なポイントです。 

 

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健康歯考講座:PMTCの効果〜むし歯〜

虫歯に対してPMTCで得られる効果とはどのようなものでしょうか?

虫歯結果.jpg歯肉炎と同様で虫歯の発生についても、研究を始めたころはAグループもBグループもあまり差はありませんでした。その後、Bグループは毎年虫歯を増やし941本の歯に虫歯が発生してしまいました。PMTCを行ったAグループは61本の歯しか虫歯になりませんでした。このことからもPMTCは、虫歯や歯周病の危険性が高いところに最も予防効果を得られる方法ということがわかったのです。 

 

 

 

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健康歯考講座:スウェーデンでは、どれ位前からPMTCの研究を行っていたのですか?

スウェーデンではどれ位前からPMTCについての研究を行い虫歯を激減させたのでしょうか? 

スウェーデンでは37年も前からこのようなしっかりとした研究結果に基づいて虫歯を激減させたのです。

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健康歯考講座:他国での研究結果

他国での研究結果はどのようなものでしょうか?

PMTCを用いた研究がノルウェーやブラジルなどの各国で行われました。結果はスウェーデンで行われた研究と同じ結果が出たと報告されています。日本では2000年に入ってやっと注目され始めたので歴史は浅いですが、このように皆さんに知って頂くことはとても大切なことだと思います。そして、スウェーデンにつづいて虫歯や歯周病の少ない社会にしたいですね

 

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健康歯考講座:PMTCで得られる効果 〜治療した歯がまた虫歯に!虫歯治療の現状〜

「治療をした歯はまた虫歯になるんですか?」 

私達が日々共通して実感している事の1つに、治療をされた歯がまた虫歯になっているという事があります。ブログを読んでいる方の中にも「治療をした歯がまた虫歯になった」というご経験のある方がいらっしゃるかもしれませんね。 

こちらの写真をご覧下さい。

s-二次カリエス.jpg

治療をした歯が、詰め物と歯との境目から虫歯になり、再治療をおこなったケースです。

一見何でもなさそうに見えるのですが、詰め物をはずしてみると、虫歯が進んでいました。

そしてこの虫歯を削り、もう一度詰め物を作る為の型取りを行いました。

歯ブラシが不充分だったり、日々の食生活が不規則になることで虫歯は進んでしまいます。

こちらの歯は詰め物と歯との隙間から虫歯菌が入り込んでしまったようです。

このように治療をすることが再治療を繰り返す悪循環の始まりになってしまうのが現状です。 

 

 「虫歯治療の現状はどうなっているのでしょうか?」 

少し前の歯科の世界では『早期発見・早期治療』という考えが主流でした。

つまり、「どんなに小さな虫歯も見つけたらすぐに治療をしましょう。」という事です。

でも、これは本当に正しいことでしょうか?

もちろん、虫歯になった歯をきちんと治療する事は大切です。でも治療をした歯は、また虫歯や歯周病になるリスクが高く、ここから治療の繰り返しが始まってしまいます。

この事を裏付ける事として、世界中で行われている治療の2/3は再治療というデータがあるくらいです。

 虫歯や歯周病を治す為に行う処置ではなく、その予防の為、お口の健康を守るために行える唯一の処置があります。

それがPMTCです。

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健康歯考講座:PMTCで得られる効果 〜PMTCって、いったい何?〜

PMTCとは一体なんですか。」

 PMTCという言葉は、

s-PMTCとは.jpg

 

  • Pprofessional    専門家
  • Mmechanical  機械
  • Ttooth             
  • Ccleaning         清掃

それぞれの頭文字からできています。

 Professional Mechanical Tooth Clearning

 

教科書によるとPMTCの定義は・・・

「専門的教育を受けた歯科衛生士・歯科医師が選択的に(歯肉縁上のみならず歯肉縁下13mm)を機械的清掃用具とフッ化物配合歯磨剤を用いてすべての歯面から取り除くことである。」とあります。 

つまり、専門家による機械的歯面清掃がPMTCの意味なのです。 

さて、皆さんは歯科治療に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

s-歯科イメージ イラスト.jpg

「歯医者さんが怖い」「麻酔の注射が痛い」「歯を削る時のキーンとする音が嫌い」このようなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?

でも、PMTCは痛みも無く、お口の中がサッパリして気持ちよくなれます。 

s-お口さっぱり!.jpg

そしてPMTCは私達スタッフが、自信を持って患者さんにお勧めできるものです。

「治療は嫌だけどPMTCなら通えるよ!!」とおっしゃって、何年もPMTCで通って下さる患者さんもいらっしゃいます。

 

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PMTCの他にどんなクリーニングがありますか ?

PMTCはクリーニングの1つです。

では、他にはどんなものがあるのでしょう?

田村写真.jpg

一般的にクリーニングと言われているものには、歯を白くする「ホワイトニング」、歯の表面に付いた
茶渋やヤニをとる「着色とり」や、「歯石とり」があります。それぞれのクリーニングには異なる目的があります。その中で、歯周病や虫歯の原因になる細菌を除去し予防効果があるものとして開発されたのがPMTCなのです。ですから、目的をしっかり理解して使い分けていただくことで健康なお口を保つように心がけてください。

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PMTC発症の地スウェーデンはどんなところですか?

今回はPMTC発祥の地であるスウェーデンについてご紹介します。

スウェーデンは国土の大きさは日本とほとんど変わりはないのですが、国土の半分が森林で湖が多く、人口は日本の約10分の1だそうです。

s-永田ブログ写真1.jpg

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森林や湖が多くそしてそれらが今も保たれているのは自然の資源や物を大切にする考え方が国民に浸透しているからなのです。 

s-永田ブログ写真3.jpg

こちらの写真はスウェーデンのとあるカフェの写真ですが階段に車いす専用のエスカレーターが設置されています。スウェーデンでは当たり前の風景なのです。なぜかというと、スウェーデンでは足が不自由であることを障害とは考えずに、その結果起こった事柄を障害と考えるのです。すなわち階段の段差を障害と考えているのです。ですから、車いす専用エレベーターなどがカフェなどに設置されていることは当たり前のことなのです。残念ながら日本では駅の階段などで見かける程度です。この考え方が出来るからこそ、福祉大国と呼ばれるような国になっているのでしょう。虫歯や歯周病に対する考え方も日本とは全く違っており、その一つがPMTCにもつながっています。それはPMTCによってお口の環境を改善して虫歯や歯周病という障害を克服しようとしているのです。では日本はと言うと、出来てしまった虫歯や歯周病という障害を治療することで対応してきました。このような背景があってPMTCはスウェーデンで生まれたのです。

 

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健康歯考講座:スウェーデンの予防プログラム

 

『日本では、昔に比べると、虫歯の数は減ったのでしょうか?』 s-虫歯の罹患率.jpgs-お口の中に歯は何本?.jpg 

 

 今から約30年前、日本は虫歯の大洪水といわれる程、虫歯の多い国でした。右図の黒い歯が虫歯ですので、28本中16本が虫歯だったのです。 

 そして、予防の先進国といわれているスウェーデンも日本と同じ状況だったのです。日本は16本の虫歯を今は4本にまで減らしました。しかし、スウェーデンは日本とは別の方法で、16本の虫歯を1本にまで減らしたのです。

 

『スウェーデンと日本は、どのような対策でそのように異なる結果が出たのですか? 』

 

 日本は、30年前の大洪水の際、たくさんの虫歯を治療する為に、大学(歯大学、歯学部)を増やしました。そして、虫歯を治療(削る)事に力を注ぎました。

 一方、スウェーデンは、「どうして虫歯ができるのか?」という虫歯の原因を探り、虫歯にならない為に予防に取り組み始めたのです。それが、予防プログラムと呼ばれるものです。スウェーデンの予防プログラムの1つにPMTCがあります。

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健康歯考講座:スウェーデンの予防プログラム

s-新しい画像 (1).jpg『PMTCは誰が考えたのでしょうか?』 

  

スウェーデンのイエテボリー大学教授、アクセルソン博士です。アクセルソン博士は、予防プログラムの1つとしてPMTCを考案しました。 

 

PMTCを予防プログラムに取り入れた結果は、どうだったのでしょうか?  

s-ブログ.jpg

 スウェーデンは、PMTCを取り入れた予防プログラムにより、1979年から1985年の6年間で、3才の子供の虫歯にかかる割合を80%から4%へと引き下げました。スウェーデンは、虫歯の原因を解消する予防に取り組みましたが、日本は虫歯を削るという対処療法に取り組んだ事が、異なる結果を生みだしのです。 

  

 このことは、以前にブログで紹介した福祉政策とすごく似ています。ムダなく、原因をまず解消するという、スウェーデンの国民性なのでしょうね。

 

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健康歯考講座:スウェーデンの予防プログラム

『馬見塚デンタルクリニックで行っているPMTCはどのようなものですか?』

  

 以前にいろいろなクリーニングの種類を紹介しましたが、当医院で行っているクリーニングは、

スウェ―デンのきちんとした研究や実績により確立された方法に基づいたPMTCを行っています。

 

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健康歯考講座〜PMTCの器具〜

PMTCで使う器具はどのようなものがあるの?≫ CG2AEs.jpg

 

PMTCでは写真にあるような小さな器具を、患者 

さんのお口の中、歯や歯ぐきの状態に合わせて選んで使っています。(当院では衛生面を考え全て使い捨てにしています。)

歯についている細菌はとても小さくミクロの世界です。この細菌を除去するため一つひとつの器具が繊細な動きをしています

 

 

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健康思考講座〜PMTCの普及者〜

PMTCを日本に普及したのは誰?≫ CG2A9s.jpg

 

PMTCをスウェーデンから日本に普及したのは歯科衛生士のブリギッタ・ニーストレン女史です。ブリギッタ女史は、PMTCを考案したアクセルソン博士の片腕であり、PMTCインストラクターとして精力的に活動されています。日本では1992年から現在まで毎年、セミナーを開催しています。

 

 

 

 

また今から7年前(2001年)には当院を利用しセミナーを開催しました。ブリギッタ女史は歯科衛生士歴が当時31年の大ベテランで、とても気さくで優しい方でした。このセミナーでブリギッタ女史からPMTCを含めた予防について直接お話を伺ったり、技術的な指導を受けました。この貴重な体験を通して、今私たちが行なっているPMTCはブリギッタ女史の伝えているものと相違なく、間違っていないと確信しました。これからもずっとこのPMTCの手法を変わらず守り続けていきたいと思います。

 

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第10回健康歯考講座「PMTC」を当医院のスタッフはどのような思いで講演をしたのでしょうか?

スウェーデンs.jpg 私たちは、日々の診療で患者さんの色々な思いを知ることがあります。

例えば、歯を失ってしまった所にインプラント治療(歯があった時と同じように噛めるよう、人工の根を埋め込み歯を作る治療のこと)を受け、噛めるようになった患者さんから「本当によく咬めるようになった、大好きなお寿司がまた食べられた」との言葉を頂いたことがありました。歯を失って噛めないことを経験し、そしてまた噛むことの喜びを経験された患者さんの本当の言葉を聞いて、自分が思っていた以上に歯があることの大切さを知るきっかけとなりました。そして、患者さんご自身が自分の歯を今まで以上に大切にしたいと気づいて頂ければと思います。

 PMTCは、健康を維持するための一つの方法であって、やはり一番大切なのは患者さんご自身による日々のケアです。PMTCを受けていても、毎日のケアが不十分では、病気になってしまうこともあります。 CG2AEs.jpg

 健康歯考とは、読んで字の如く歯そしてお口の健康のことを考えて頂きたいという思いからできた言葉です。病気をもった「患者さん」という状態になったみなさんとお会いするのではなく、PMTCを通し、病気になっていない健康な状態のみなさんをサポートさせて頂くことが、みなさんの幸せであり、私達の幸せだと考えています。

 また、この健康歯考講座が、健康を維持するためのきっかけになって頂ければ幸いです。PMTCを受けるということに限らず、まずは日々行っているケアから見直してくださることが大切ではないでしょうか。今後も定期的に健康歯考講座の開催を予定しておりますので、ぜひご参加ください。

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第15回健康歯考講座を開催しました。

 昨日、東京国際フォーラムの会議室にて
『第15回健康歯考講座 PMTC ~Professional Mechanical Tooth Cleaning~』を開催いたしました。

秋の行楽シーズン、都内でも紅葉がとても美しい季節となりました。

このような日に、たくさんの方にご参加頂きました。

 

 また今回は「日本歯科東京短期大学 歯科衛生士科」の学生の方々にもご参加頂き、とても楽しいにぎやかな講座となりました。

ありがとうございました。

= 今回の講座の内容 =
・虫歯・歯周病について
・PMTC について
・予防の大切さ
 

 私たちは皆さまのお口の中の健康を維持するための手段として日々の診療において、PMTCをご紹介しています。

ほとんどの皆さんが、虫歯と歯周病の原因は「プラーク(歯垢:細菌のかたまり)」だということは、知識としてはご存知ですね。

しかし、それを実際にご覧になった方は、少ないですね。

 

昨日の講座ではご参加頂いた方のプラークを採取し
位相差顕微鏡という機材を用いて細菌がウヨウヨと動いているところをご覧いただきました。

活動的に動く細菌に、一番興味を持たれたところではなかったでしょうか。

また、診療室ではなかなかお話できないことや、PMTCで実際使用している器具を展示し、この機会に紹介させていただきました。

細菌のかたまりである「プラーク(歯垢)」は
ご自身のホームケアで完全に落とすことは難しいものです。

そのぷラークを確実に落とすことができるのがPMTCなのです。

私たちは、「PMTCは、みなさまのお口の健康維持をサポートの為にとても大切だ」と思っています。

馬見塚デンタルクリニックでは、これからも「健康歯考講座」を継続させ
皆さまに向けて「予防の大切さ」を発信し続けていきたいと思っております。

まだ日時は決まっていませんが、3月に「親子で虫歯予防」を開催する予定です。
今後とも「健康歯考講座」を通して、皆さまのお役に立てると、スタッフ一同嬉しく思います。