今回はPMTC発祥の地であるスウェーデンについてご紹介します。
スウェーデンは国土の大きさは日本とほとんど変わりはないのですが、国土の半分が森林で湖が多く、人口は日本の約10分の1だそうです。
森林や湖が多くそしてそれらが今も保たれているのは自然の資源や物を大切にする考え方が国民に浸透しているからなのです。
こちらの写真はスウェーデンのとあるカフェの写真ですが階段に車いす専用のエスカレーターが設置されています。スウェーデンでは当たり前の風景なのです。なぜかというと、スウェーデンでは足が不自由であることを障害とは考えずに、その結果起こった事柄を障害と考えるのです。すなわち階段の段差を障害と考えているのです。ですから、車いす専用エレベーターなどがカフェなどに設置されていることは当たり前のことなのです。残念ながら日本では駅の階段などで見かける程度です。この考え方が出来るからこそ、福祉大国と呼ばれるような国になっているのでしょう。虫歯や歯周病に対する考え方も日本とは全く違っており、その一つがPMTCにもつながっています。それはPMTCによってお口の環境を改善して虫歯や歯周病という障害を克服しようとしているのです。では日本はと言うと、出来てしまった虫歯や歯周病という障害を治療することで対応してきました。このような背景があってPMTCはスウェーデンで生まれたのです。
PMTCに関して詳しくはこちらをご覧下さい。