『日本では、昔に比べると、虫歯の数は減ったのでしょうか?』
今から約30年前、日本は虫歯の大洪水といわれる程、虫歯の多い国でした。右図の黒い歯が虫歯ですので、28本中16本が虫歯だったのです。
そして、予防の先進国といわれているスウェーデンも日本と同じ状況だったのです。日本は16本の虫歯を今は4本にまで減らしました。しかし、スウェーデンは日本とは別の方法で、16本の虫歯を1本にまで減らしたのです。
『スウェーデンと日本は、どのような対策でそのように異なる結果が出たのですか? 』
日本は、30年前の大洪水の際、たくさんの虫歯を治療する為に、大学(歯大学、歯学部)を増やしました。そして、虫歯を治療(削る)事に力を注ぎました。
一方、スウェーデンは、「どうして虫歯ができるのか?」という虫歯の原因を探り、虫歯にならない為に予防に取り組み始めたのです。それが、予防プログラムと呼ばれるものです。スウェーデンの予防プログラムの1つにPMTCがあります。
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