馬見塚デンタルクリニック
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昨日、6月1日のTBSラジオ 「ジェーン・スー 生活は踊る」という番組の「スーさん!コレいいよ」というコーナー」に出演させていただきました。お話させていただいた内容は「家庭で出来る虫歯予防」についてです。

はじめてのラジオスタジオでの生放送で緊張していましたが、ジェーン・スーさん、小倉弘子さん、そしてスタッフのみなさんに親切にしていただき無事終える事が出来ました。TBSラジオのHPのポッドキャストでも配信されていますので、皆さんよかったら聞いてみてください。

よろしくお願いします。

 前回のブログで『義歯専用のブラシで磨くことがいかに重要』か、おわかりいただけましたでしょうか。

臨床研究における義歯の清掃についてでは、

流水で流すだけの清掃ではバイオフィルム(義歯にこびりついた歯垢)の除去はできなかっただけでなく、ブラシによる方法のほうが、過酸化水素水液(オキシドール)に5分浸漬する方法よりもバイオフィルム(義歯にこびりついた歯垢)の除去効果が高かった

と言う事でしたね。

つまり義歯専用のブラシで磨くことがいかに効果的なのかが証明されています。

では、義歯用ブラシを使って清掃すれば良いと言えるかというと、

先ほどの臨床研究における義歯の清掃についてでは、

流水で流すだけの清掃ではバイオフィルム(義歯にこびりついた歯垢)の除去はできなかっただけでなく、ブラシによる方法のほうが、過酸化水素水液(オキシドール)に5分浸漬する方法よりもバイオフィルム(義歯にこびりついた歯垢)の除去効果が高かったが、

最も効果的だったのは、ブラシによる物理的洗浄法と義歯洗浄剤による化学的洗浄法を併用した方法であった。

となっているのです。

つまり、面倒でも義歯専用ブラシを用いて物理的に洗浄し、

尚且つ、義歯洗浄剤による化学的洗浄法を併用する事が最も良い方法なのです。

 そして、義歯の清掃には研磨剤入りの歯磨剤の使用を控えることが推奨されています。

簡単にいうと、普通の研磨剤の入っている歯磨き粉では義歯は磨かない方がよいのです。

歯磨き粉に含まれる研磨剤により義歯摩耗してしまい、義歯の表面に細かな傷ができてしまうことでかえってバイオフィルムが付着しやすくなってしまうのだそうです。

結論として、

義歯は、義歯用ブラシで磨く事が大切で、それに付け加えて、ポリデントの様なすぐれた入れ歯洗浄剤を毎日使用する事が義歯を清潔に保つ為には必要なんですね。

前回のブログで『義歯の洗浄はなぜ必要なのでしょうか?』についてお話させて頂きました。

日々の義歯の清掃を怠ると、義歯にデンチャープラークと呼ばれるこびりつく歯垢が蓄積されてしまい、義歯性口内炎と呼ばれる口内炎、針金がかかっている歯の虫歯や歯周病の原因となるのです。

そして、それだけでなく、誤嚥性肺炎と呼ばれる特殊な肺炎の原因ともなると言われており、お口の健康にとどまらず、お身体の健康の為にも義歯の洗浄は重要なんですね。

最近の研究では、お口の中を清潔に保つことでインフルエンザの予防にも効果があると言われているんです。

実際の義歯の洗浄の仕方としては、義歯専用ブラシを用いる清掃が最も簡便でコストも低い方法であり、

尚且つ、この義歯専用ブラシは有効だということが科学的にも証明されているということでした。

では、どのようなブラシが良いのでしょうか?

高齢者の場合は義歯をブラッシングする時の力が一般の成人と比べて小さくなりがちで、握力も弱いことから、ブラシの形状によっては清掃効率が低くなってしまうのです。

市販されている義歯専用ブラシのうち、先端に硬・軟2種類の毛先が植立されている形状のものは、高齢者でも比較的効率良く清掃できるといわれています。

臨床研究における義歯の清掃については、流水で流すだけの清掃ではバイオフィルム(義歯にこびりついた歯垢)の除去はできなかっただけでなく、ブラシによる方法のほうが、過酸化水素水液(オキシドール)に5分浸漬する方法よりもバイオフィルム(義歯にこびりついた歯垢)の除去効果が高かったそうです。

義歯専用のブラシで磨くことがいかに重要か、おわかりいただけましたか?

次回は、効果的な義歯の洗浄仕方についてです。

前回までのブログで

『義歯洗浄剤は効果があるのか?』ということについてお話ししました。

そこで、

殆どのポリデントの主成分である酵素入り過酸化物は、

その特徴として、

殺菌作用も比較的強く、

バイオフィルム除去能力も高く、材料に対する影響が比較的弱い物だといえるのですね。

そして、それ以外にも消臭効果がかなり高い洗浄剤といえるのです。

簡単にいうと、

『主成分が酵素入り過酸化物のポリデントは、

殺菌、洗浄力に優れ、義歯に対する影響も少なく、

消臭効果に優れた義歯洗浄剤なんです』ということでしたね。

今回は、義歯の正しい洗浄の仕方についてお話ししていきます。

まず始めに、義歯の洗浄はなぜ必要なのでしょうか?

日々の義歯の清掃を怠ると、義歯にデンチャープラークと呼ばれる義歯にこびりつく歯垢が蓄積されてしまい、義歯性口内炎と呼ばれる口内炎、針金がかかっている歯の虫歯や歯周病の原因となるのです。

そして、それだけでなく、誤嚥性肺炎と呼ばれる特殊な肺炎の原因ともなると言われているんです。

つまり、お口の健康にとどまらず、健康の為にも義歯の洗浄は必要なんですね。

最近の研究では、お口の中を清潔に保つことでインフルエンザの予防にも効果があると言われているんです。

上記のような問題を防ぐためには、

義歯の洗浄をしっかりと行うことが重要です。

最近は義歯の洗浄のことをデンチャープラークコントロールなんていう言い方もします。

さて、義歯の洗浄の仕方です。

一般的には義歯用ブラシによる清掃と義歯洗浄剤による洗浄がありますね。

堅苦しい表現ですが、義歯用ブラシによる清掃を「機械的清掃」、

義歯洗浄剤による方法を「化学的洗浄」なんて呼んでいます。

義歯の清掃方法として、

薬品や特別な器具を使用した方法もいろいろとありますが、

義歯用ブラシによる清掃方法が最も簡便でコストも低い方法ですね。

実際に

義歯の清掃状況と義歯に付着する細菌との関係を調査した報告によると、

義歯ブラシの使用者の義歯に付着している細菌量は、非使用者と比較して有意に少ないことが示されているんです。

難しい表現ですね。

簡単にいうと、

義歯用のブラシを使っている人のほうが、使っていない人よりも義歯にくっついているばい菌の数が明らかに少なかったそうです。

つまり、義歯用ブラシは有効だということが科学的にも証明されているんですね。

前回のブログから

『義歯洗浄剤は効果があるのか?』ということについてお話ししています。

日本歯科医学会、日本歯科医師会の協力のもと、日本補綴学会(入れ歯等の義歯に関する学会だと思って下さい)が義歯管理に関する臨床的エビデンス(科学的根拠に基づいたガイドラインの様なもの)の中に、

義歯洗浄剤の使用はバイオフィルムの除去に有効か?

というものがあり、

それによると、

義歯洗浄剤には、多くの種類があり、その違いは単にメーカーの違いというだけにとどまらず、主成分も様々なものがあるということでしたね。

そして、商品名「ポリデント」にも種類がいくつかありますが、そのほとんどは酵素入り過酸化物が主成分になっています。

その詳細は前回のブログをご覧になってみて下さいね。

今回はそれぞれの主成分の得手不得手についてです。

殺菌作用についていえば、

非常に強いのは次亜塩素酸、銀系無機抗菌剤、そして消毒薬となり、

酵素や生薬はそれに比べて弱いそうです。

バイオフィルム除去能力についてを比較すると、

銀系無機抗菌剤、酸、消毒薬が非常に強く、

過酸化物、酵素入り過酸化物も比較的強いが、

酵素や生薬は弱いようです。

しかし、殺菌作用やバイオフィルム除去能力に優れる

次亜塩素酸系、酸、過酸化物は、

義歯の材料に対する影響も強いのです。

一方で、

酵素系や生薬は義歯の材料に対する影響も弱いのです。

 以上のことを考慮に入れた場合、

殆どのポリデントの主成分である酵素入り過酸化物は、

その特徴として、

殺菌作用も比較的強く、

バイオフィルム除去能力も高く、

材料に対する影響が比較的弱い物

だといえるのですね。

そして、それ以外にも消臭効果がかなり高い洗浄剤といえるのです。

簡単にいうと、

主成分が酵素入り過酸化物であるポリデントは、

殺菌、洗浄力に優れ、義歯に対する影響も少なく、

消臭効果に優れた義歯洗浄剤なんです。

次回は、義歯の正しい洗浄の仕方についてお話ししますね。

前回のブログから、

私は、なぜTVCMに出演したのか?についてお話しさせて頂いています。

それにはいくつか理由があるのですが、

前回は

その理由として、製品が優れているということだということでした。

そして、

ポリデントにしても、

シュミテクトにしてもその使用法を間違わなければ、科学的根拠に裏付けられた素晴らしい製品といえるということでしたね。

でも、

CMに出ている人間がその製品を良いと言っても、疑いをもたれる方もいるのはある意味当然です。

今回から、「ポリデント」はホントに効果のある製品なのか?についてをお話しさせて頂きます。

まず始めに、そもそも『義歯洗浄剤は効果があるのか?』ということについてお話しします。

日本歯科医学会、日本歯科医師会の協力のもと日本補綴学会(入れ歯等の義歯に関する学会だと思って下さい)が義歯管理に関する臨床的エビデンス(科学的根拠に基づいたガイドラインの様なもの)というものを発表しています。

その中に、

義歯洗浄剤の使用はバイオフィルムの除去に有効か?

というものがあります。

バイオフィルムとは、簡単にいうと義歯にこびりついた細菌だと思って下さい。

例えるならば、流しの三角コーナーのぬめりの様なものです。

それによると、

義歯洗浄剤には、多くの種類があり、その違いは単にメーカーの違いというだけにとどまらず、主成分も様々なものがあるのです。

それは、

  • 酵素入り過酸化物
  • 酵素
  • 過酸化物
  • 次亜塩素酸
  • 銀系無機抗菌剤
  • 生薬
  • 消毒薬
  • 二酸化チタン光触媒

などがあるんです。

いろんな種類があるいうことがわかりますね。

そして、「ポリデント」にもいろいろな種類がありますが、その殆どは酵素入り過酸化物だそうです。

それぞれの主成分には得手不得手があり、それについては次回にさせて下さい。

ここのところ、マスコミに取り上げて頂ける機会が続いています。

私達がお伝えしている情報が少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです。

さて、

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、

私、ポリデントのTVCMに出演しています。

歯科のことに関して様々な媒体から取材を受けるのは、

その取り上げ方にもよりますが嬉しいことだと思っています。

が、しかしTVCMというのは、自分で見ても照れくさいというか、ちょっと気恥ずかしい気持ちになります。

実は、それもCMの出演が今回で3回目なんですね。

1回目がポリデント、

そして2回目がシュミテクト、

そして、今回が3回目でポリデントなんです。

はじめてポリデントのTVCMに出演してから3年以上になると思います。

今まで、ブログでCMについて書かなかったのは、

書くことで、

様々な誤解が生じてしまうのではないかと思っていたからなんです。

この秋から、ポリデントのCMがオンエアーされるようになり、

その後、TV、新聞、ラジオの取材を頂く事になり、

私のような一介の歯科医師がマスコミに立て続けに取り上げてもらうことになった為、

それはそれで、当院に通院されている患者さんやこのブログをご覧頂いている皆さんに

色々な憶測を呼んでしまうかなと思い、

今回から、TVCMについてあえて書かせて頂こうと思っています。

私は、なぜTVCMに出演したのか?

それにはいくつか理由がありますが、

まず、

言えることなのですが、

その製品が優れているということなんです。

やもすると、TVCMのなかにも本当にそうなのだろうか?と考えさせられるものもあるように思えますが、

ポリデントにしても、シュミテクトにしてもその使用法を間違わなければ、科学的根拠に裏付けられた素晴らしい製品といえるんですね。

CMに出ている人間がその製品を良いと言っても、疑いをもたれる方もいると思います。

このことについては追ってお話しさせて頂くつもりですので、楽しみにしてくださいね。

マスコミのはなしが続いていますが、

また、今度はラジオなんですが、

 FM FUJIの Yes! Morningという番組の『Wellness Life』というコーナに出演する事になりました。

テーマは「歯磨き」についてです。

放送予定日は、12月9日 月曜日の午前9時5分から10分程度の予定です。

 FM FUJIというくらいで、放送エリアは、山梨県全域を中心に、中央自動車道及びJR中央線沿線をメインとする西東京エリアだそうです。

中央区は放送が聞きにくいかもしれませんが、

もし可能でしたらお聞きになってみて下さい。

11月24日の午前7:00から放送された

日曜日のTBSテレビの健康カプセル!元気の時間という番組に出演しました。

今回のテーマは

〜口臭から心臓病まで!?〜出動!歯のトラブルバスターズ

というテーマです。

はなまるマーケット、毎日新聞に続き、

取材して頂きました。

ご覧頂きました皆様ありがとうございました。

限られた時間の放送では、すべてをお伝え出来ているわけではありませんが、

今後も、いろいろなかたちで

皆様のお役に立つ情報を提供していきたいと思っております。

よろしくお願いします。

本日、たまたまお休みを頂いている当院スタッフが、

TBSの「ひるおび」という番組で、毎日新聞の記事「みんなの歯磨き』が取り上げられたのを見たという連絡をもらいました。

私達も全く知らなかった事なのですが、

いろいろなところで歯磨き、歯ブラシ、

そして、予防のことが取り上げて頂けるのはとても嬉しいです。

皆さん、かかりつけの歯科医院で正しい歯磨きを習って、

虫歯、歯周病予防頑張って下さい。

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昨日から、毎日新聞朝刊の『くらしナビ』面で昨日から、

歯磨きについての記事が掲載されています。

今日の記事では、当院歯科衛生士長の大山が歯磨きの仕方についてお話ししていますので、

ご覧になってみて下さい。

毎日新聞のこちらのサイトもご覧になってみて下さい。

明日も掲載されます。

よろしくお願いします。

11月24日の午前7:00から放送される

日曜日のTBSテレビの健康カプセル!元気の時間という番組に出演します。

今回のテーマは

〜口臭から心臓病まで!?〜出動!歯のトラブルバスターズ

というテーマです。

はなまるマーケットに続き、

なぜかまたもTBSの番組に取材して頂きました。

放送の内容がどのようなものになるのかは分りませんが、

皆様のお役に立つ情報を提供出来ると思っております。

もし良かったらご覧になってみて下さいね。

IMG_0949.JPG

毎日新聞朝刊の『くらしナビ』面で本日から三日間、

歯磨きについての記事が掲載されます。

先日、記者の方がいらっしゃって下さり、歯磨きのことについて取材をして頂きました。

私達の話をとっても上手にまとめて下さっており、読みやすくそしてみなさんのお役に立つ内容になっていますので、ぜひご覧になって下さい。

詳しい内容はこちらからご覧下さい

よろしくお願いします。

「素晴らしい一日」という雑誌の創刊号に私達がお手伝いをさせて頂いた記事が掲載されました。

P66の「健康上手」になる新生活習慣6 

ずっと自分の歯でおいしく食べたいから 

厄介な「歯周病」にならない最新デンタルケア

と題した記事です。

本当に嬉しい事なんですが、時々このような取材を受ける事があります。

この様な取材のきっかけになるのがこのブログや当院のHPである事が多いんです。

歯の事ばっかりで、あまり面白くないブログかもしれませんが、いろんなかたちで皆さんに興味を持って頂けるのは、とても嬉しいことだと思っています。

今回も、とても熱心に取材して頂き、PMTCの事や歯磨きの仕方などが掲載されていますので、

どうぞお読みになってみて下さいね。

あっ、くれぐれも立ち読みではなく、お買い求めになって下さいね。

「健康」という小さな雑誌があります。

それの2009年 夏号に私の書いたエッセイが載っています。健康歯考ブログを編集の方が読んでいただいたことがきっかけで載せていただくことになりました。

今回の私の「テーマは歯石」です。よろしかったらご覧になって下さい。

季刊 健康 2009年夏
編集協力 ㈱共同通信社
発行所 ㈱アグレプランニング

訪問看護の実際.jpg

当院では、聖路加国際病院訪問看護ステーションと病身連携のもと、訪問診療を行っています。訪問診療は13年目になります。私の歯科医療に対する考えの大きな転機となったのが訪問診療です。この出会いがなければ今の健康創造型歯科医療もなかったと言えます。過去に何度か訪問に関する文献を書かせていただいたことがあるのですが、この度また、聖路加国際病院訪問看護ステーション所長 押川真喜子さんにお声かけを頂き、11月に発売になる、「症例から学ぶ訪問看護の実際」医薬ジャーナル社 という本に取り上げて頂くことになりました。

私たちが、おこなっている口腔ケアに関する情報が、訪問看護にかかわる方たちに少しでも、お役にたてればと思っております。

ご興味のある方は、ぜひご覧になって下さい。

日曜日、福島にいました。朝からかなり冷え込み、雪がちらついていました。
寒さは辛かったんですが、私にとっての初雪でした。
さて、きょうも日刊スポーツの記事を掲載します。
今日は,インプラントについての記事です。字数に制限があり、伝えたい事が充に掲載されているわけではありません。多少加筆修正していますが、なるべく本文に忠実にしています。詳しい事をお知りになりたい方はどうぞこちらへ。それから、1月の
健康歯考講座
もインプラントについてです。今回は最近マスコミでも注目されている感染予防についてお話ししたいと思っています。ご興味のある方はどうぞご参加下さい。
平成18年10月27日 日刊スポーツより
予防歯科最新情報26
 オフィスビル聖路加タワーの1階にある馬見塚デンタルクリニック(東京都・中央区)は
診察台が11台、歯科医師が7人、歯科衛生士が9人という大規模なクリニックだ。
予防歯科に力を入れているが、手術室では1日1,2件のインプラントの手術が行われる。
この日も午後から行われるインプラント手術のため、3時台から作業衣に手袋をしたスタッフが手術室の消毒、滅菌などの準備作業を行っていた。
 インプラントは、歯を失った人が、あごの骨にチタンという金属でできた人工の歯根を埋め込む治療法だ。馬見塚デンタルクリニックでは多数の手術が行われている。
 高価であることや、人工物を埋め込むことへの抵抗感、失敗例もあるのではというイメージもあり、まだまだ手軽に受けられる治療とはいえない印象があるのだが…
「僕はインプラントが最善の治療だとは思わないのです。でも口全体の負担を長い目でトータルで考えた時のメリットはどうでしょう。」
 馬見塚賢一郎医師は、インプラントに対する考え方を長期的な口腔環境の維持という観点から説明する。
「人が歯を1本失った場合、治療法の選択肢は3つです。
 従来の方法は、入れ歯を作ってそれをワイヤで両隣の歯に固定するか、ブリッジといって両隣の歯2本に連結した歯列を作ってそれをかぶせるかです。どちらも1本の歯のために隣の歯も削ったり、ワイヤをかけたりし、そこに長期的な負担を掛けることになる。それはいずれ隣の健康な歯にも悪影響を及ぼすことになります。
 その意味で第3の方法であるインプラントは1本の歯の問題を単独で解決できる(残っている自分の歯に負担をかけない)唯一の方法です。」
 インプラントの手術は、患者のあごの骨の状態や、歯を失ってからの期間など適応条件がある。
「条件を満たす患者さんに、整備された手術室で、経験の豊富な歯科外科医が行えば成功率の高い治療法です」と馬見塚医師。
患者も「外科手術(移植手術は自分身体の中に、ご自身あるいは他人の臓器、または異物を埋め込みそれを長期にわたって利用して行くこと)を受ける」という慎重な意識を持ち、感染管理などに配慮し、手術室あるいはそれに準じた設備があること、経験豊富な医師が執刀することなどを確認することを勧めている。
インプラントの費用
健康保険が適用されないので1本につき15万〜80万円。歯科医院によっても地域によって差がある。
先日のブログでお話した、日刊スポーツに掲載された記事の第二弾です。取材の方は、当院にお見えになっていただいただけでなく、健康歯考講座にも参加してくださったんです。
そうそう、次回の健康歯考講座は来年の1月21日(日)に東京国際フォーラムにて開催いたします。詳細はHPにて後日お知らせいたします。皆様の御参加をお待ちしています。
さて、それでは以下に、記事(少し加筆修正しています)を掲載いたします。どうぞご覧ください。
平成18年10月26日  日刊スポーツより
予防歯科最新情報25
 カシャ。「はい次の色」。カシャ。診察台のK子さん(30)の前歯の横に、歯科衛生士が人工歯のサンプルを次々に並べる。
 馬見塚デンタルクリニック(東京都・中央区)の馬見塚賢一郎医師が、接写レンズをつけた大きな一眼レフカメラで手早くその口元を撮影する。
 歯の見本は、色や透明度や表面の質感など、実にさまざまなタイプがある。20枚以上の写真が撮影され、K子さんの口元に合った自然な人工歯を細部まで 再現することになる。一般の歯科医院で、ここまでこだわる医師は少ない。
 K子さんは日比谷で働くOL。中学生の時に虫歯になった前歯を抜き、隣の歯も虫歯になってしまったため、前歯3本はすでに差し歯になっている。
だが、 不自然に大きく真っ白な差し歯3本とやや黄色がかった自分の歯のバランスにずっとコンプレックスがあった。最近、その前歯が痛み始めた。
 診察の結果、根の部分が病気になっており、1ケ月の根管の治療後、新しい差し歯を作ることになった。
 K子さんは「前歯4本か、6本でも全部差し歯にして自然にしてください」と頼んだ。
しかし、馬見塚医師の答えはノーだった。肩を落とすK子さんに「でも自然な歯にはできますよ」と馬見塚医師は笑顔で答える。
「僕は医師ですから、見た目のために健康な歯を削ることはできません。患者さんの本当の望みは、既製の色をした歯を入れたいのではなく、自然な見た目ではないでしょうか。それを実現することは医師の使命であり、努力で可能なことです。」
この医院で差し歯を入れる場合には、その人の歯の色や形や特徴を写真で丁寧に撮影し、質感や、着色、繊細な傷までを隣の歯に合わせ、忠実に再現する。
K子さんの白すぎた3本の差し歯は、自分の歯に限りなく近い小さめで少し黄色がかった透明感のある歯になり、長年の笑顔コンプレックスからも解放されたのだった。
・差し歯の種類
陶材を焼いて作ったポーセレンジャケット、金属の鋳物に陶材を焼き付けたメタルボンドポーセレン、ガラスを固めたオールセラミックの3種類
昨日は七五三で、今日は、ボージョレヌーボの解禁日ですね。秋深まったってかんじですね。当ビル内のセブンイレブンでもボージョレヌーボを販売していました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、先月三回程、日刊スポーツ新聞に当医院の事が掲載されました。月崎さんという方の取材をうけました。
この前はテレビに出演したり、露出の多い院長ですね。
今回はその記事を掲載します。
平成18年10月1日 日刊スポーツより
予防歯科最新情報⑩
「僕の歯科医としてのアイデンティティーが揺らいだのは、十数年前、自宅のベッドで生活する若い筋ジストロフィーの男性患者さんの口の中を診た時です。」
と話すのは、オフィスビル聖路加タワーの1階にある馬見塚デンタルクリニック(東京・中央区)の馬見塚賢一郎医師。
それまで在宅の患者の訪問医療の経験がなかった馬見塚医師が見たのは、病気で歯科医院で受診ができなくなり、全体がボロボロになった青年の歯だった。
歯科医がさまざまな治療を行っても、その後、メンテナンスができなくなった場合には「治療しなかった歯より、歯科医が何度も治療した歯の方がひどい状態になっている」事を目の当たりにした。
外出の難しいこの青年の歯を馬見塚医師は訪問治療で時間をかけて治療し、定期予防のシステムを作り、現在もその時の歯の状態を維持している。
「歯科医は虫歯でできた穴を削って詰めることはできても、健康な歯に戻すことはできない。1度治療した歯は結局、時を経て再発と治療を繰り返し、徐々に悪くなってしまう。歯科治療の限界をこのとき実感し、予防の大切さを再確認しました。」
馬見塚デンタルクリニックは、こういった馬見塚医師の信念を基に予防歯科をメーンに据え、バリアフリー設計でデザインされた大規模なクリニックだ。
定期メンテナンスを受けに地方からやってくる患者もいる。知的障害などを持つ人のほか、車いすやストレッチャーに乗った患者も受け入れるため、院内には広い通路があり段差もなく設計されている。
診察台が9台あるおしゃれな院内は活気があり、救急救命の方法を書いた張り紙や、酸素ボンベ。救急救命のための最新装置AED(体外式自動除細装置)なども整備されている。
「必要に応じて治療前に血圧も測ります。また感染症を持つ患者への適切な対応も必要です。設備を整えて危機管理を行うのは医療機関として当然のことです。」
都会の真ん中で最先端のシステムと下町の人情を備えた空間には、ビジネスマンだけでなく、多くの子どもや妊婦さんもやってくる。
昨日、特ダネという番組で当院の事が放送されました。ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
取材自体は少し前にされていました。事前にお伝えしなくてすみません。私見ですが、報道特にTVというのは時間の制約もありこちら側の伝えたい事が充分に伝わらない事が多い様な気がします。実は、当院はこれでおそらく4回くらいTVに出ています。決して出たがり?な分けではないのですが、何故か取材されるんです。
不満があるのなら出なければいいのではという意見もあります。私もそう思う事もあるのですが、どんな形でも歯科の事が取り上げられて欲しいという気持ちもあります。皆さんから注目される事で、我々がもっと襟をただし、より良い歯科界になる事は、皆さんの為になると思うのです。
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プロフィール

馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
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