馬見塚デンタルクリニック
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今週も引き続いて、週間朝日にインプラント治療に関する記事が掲載されていました。

この歯科医師が自殺を図ってしまったというのは、本当に残念なことです。

幸いにも、命に別条はないとのことですが、複雑な気持ちです。

私達は、ターミナルケアにも参加しているため、生きたくても生きることができない人達と関わらせていただいています。

日々の関わりの中から多くの事を学ばせて頂いているのですが、そのなかでも、一番重要な事は「命の尊さ」です。

それを考えるに、どんなに事情があろうとも、まして医療従事者であるものが、一度ならずとも自殺をはかるということはいかがなものなのでしょうか?

やはり、命は大切にしてほしいものです。

さて、今回の記事では、インプラントを製造販売しているメーカーの責任にも触れています。

今回の事に関して、実際にどこまで、責任があるかは別にして、私も、特に最近は「インプラントメーカー」のあり方に疑問を感じることがあります。

利益を追求するあまりに、「売れ売れの姿勢」が見え隠れするメーカーや、インプラントの学会と称し派手なプレゼンテーションをおこなったり、歯科医師でも、医師でもないメーカー幹部が壇上にたち、自社の製品有用性をあたかも医療者のようにプレゼンテーションしていたり、本来あるべき製品を営利追求のあまりなくしてしまったり、簡素化してしまったり、材料を変えてしまったり、何の意図かはわかりませんが製品の名称を変えてしまったりする、他のメーカーが売れたとなるとその中身を検証しているのかを疑ってしまうほど早く自社製品にとりいれてしまったりしているように見えるという事もおこっている要です。

もちろん、それぞれの改良?(私には改悪にしか思えない事が多いのですが)にはちゃんとした根拠に基づいているのでしょうが、私のような人間には理解できない事が起こっているのです。

再三申し上げている事なのですが、これを機にもう一度原点にかえり、本質を見極めていくことが大切だと思っています。

私は、たとえ、それは今の流行りでもなく、新しいものでもないのかもしれないが、ブローネマルク教授が提唱しているプロトコールを守りさえすれば、インプラント治療は、患者さんにとって、基本的に安全で確実な治療なことに間違いはないと思うのです。

昨日は、今回のこの記事に関係した人が、理由は定かではありませんが、自殺を図ってしまうという事が起きました。
理由は何であれ、そこまで思い詰めなければならなくしてしまったのは、どうしてなのでしょうか。
このブログを含め、情報発信のあり方に問題があったのかもしれません。

このブログでは、このような事件の報道に便乗し、ある特定の人、事件等を揶揄するつもりも非難するつもりも、もちろん権利もありません。 ただ、報道された事が独り歩きしないように、皆さんの参考になると思う意見を述べているつもりです。

今回も、この件が報道されると同時に、HP、ブログ等の閲覧数が急速に増加し、皆さんからの疑問も頂いております。その疑問当が一つでも解決すればと思ってこのブログを掲載しております。

さて、今回の事で、使い回しがされたか否かは、定かではありません。
それがどうであったとしても、
「インプラント体は、絶対に使いまわししてはいけない」ということは事実なのです。

昨日、ニュースステーションでコメントされたいた小宮山先生の意見が、当然のことであり使いまわすということはあり得ないのです。 この報道で、小宮山先生の思いが全て伝わることは難しいと思うのですが、この事を機に我々歯科医療従事者は、インプラント治療に対して小宮山先生やブローネマルク教授が一貫して教えてきて下さったことにもう一度、真摯な気持ちで向かい合ってみる必要があるように感じます。

インプラント治療に関しては、http://118.md/">当院HP、http://blog.118.md/">健康歯考ブログ、にも多くの記載がありますのでご覧になって見て下さい。

またもや、残念なことですが、インプラント治療にまつわる雑誌報道がありました。

本件については、事実確認が出来ないので詳しいコメントはできませんが、当院のブログの閲覧数の増加や、問い合わせもありますので、私見を述べさせていただきます。

 まず、「インプラントの使いまわし、あるいは再使用ということはあってはいけない事」です。この記事に掲載されている、小宮山歯科医師の意見は、もっともなことなのです。

小宮山先生は、チタン製インプラントを日本で初めて導入したとされていますが、単に先駆者であっただけではないのです。現在の日本で安全に、そして確実にインプラント治療が、できるようになったのも小宮山先生の尽力なしにはありえなかった事なのです。

   では、なぜこのような事が起こってしまったのでしょうか?
実際の理由は、定かではありませんが、そのひとつに、小宮山先生の教えが、そして近代インプラントの父であるブローネマルク教授の教えが現在は軽視されているのではないかと思う事が多々あるのです。
 お二人の教えは、当たり前の事なのですが、それがあまりにもシンプルで、基本的、保守的なものであるがために重要視されていない気がするのは私だけではないと思います。

 例えは悪いですが、イチロー選手があのような偉業を成しえているのも、日々の生活を律し、派手な練習ではなく、地道にストレッチやキャッチボール、トスバッティング等を心がけているからだと思うのです。その行為は取り上げるにはあまりにも当たり前で、目新しいものではありませんが、とても大切で重要な事なのです。
短期的にはそれをサボったとしても、すぐに問題は出ないかもしれないこと、でも少しずつ取り返しのつかにことになることそれを守り続けることの大切さ、大変さを私達は再認識しなくてはいけませんね。

守っていないのは、一部の歯科医師だけではなく、インプラントに関連する歯科医療関連企業等もあると感じてしまうのです。

歯科医療関連情報誌等では、インプラント関連市場規模がいくらである等が騒がれており、利益のみを考えてインプラント歯科医療に参入してくる企業も多々あるようです。利益を追求することが悪いと言っているのではありません。ただ、本来考えなくてはいけないのは、患者の利益であり、それを提供したうえで企業、医療従事者が利益を得るというのが正しいことだと思うのです。利益を追求するあまり、そしてそれがあまりにも近視眼的なために、結果として事件、事故に至るというのは多々ある事です。
とても残念なことですが、インプラントを取り巻く環境もそうなりつつあるのかもしれません。
マスコミの報道も夢の治療のように取り上げてみたり、またとても恐ろしい治療とうったえみたりと一部偏り過ぎたものもあり、それに踊らされてしまっているような気がします。

 また、今回の記事にも出てくるのですが、歯科医師の治療レベルを図る指標としてその症例数の多さだけに目が行ってしまっているようにも思えます。

 実際に、私が尊敬している歯科医師は、ほとんどインプラント治療の手術は多くても一日に2〜3症例程度しか行っておらず、丁寧な手術を行っているのです。

 そして、設備を充実させ、スタッフをしっかり教育しています。

その代償として、インプラントの治療費が平均的相場(この考え方、言葉が医療行為に使われることに私は違和感を感じているのですが、あえて使わせて頂きます。)よりは高くなっていることも事実です。

 今回の事とは、無関係ですが。このような事が起こる前は、しっかりと丁寧に、行っている歯科医院を、あたかも高額医療費を請求する歯科医院と称し、安価で、症例数の多い歯科医院を患者の事を考えている、あるいは患者の身になった親切な歯科医院と表現していることもあるようです。 もちろんそれがすべてではありません。多くの歯科医院が一生懸命患者さんの為に診療している事は忘れてはいけないと思います。

 インプラント治療のみならず、皆さんの安心安全の為には、決して目新しい事ではなく、地道な努力の積み重ねが大切なのだと思います。

 インプラント治療に関しては、当院HPインプラントブログ、にも多くの記載がありますのでご覧になった見て下さい。

日曜日にインプラントチームの主任衛生士が、インプラントの講習会で講演をしてきました。学ぶだけでなくこのような形でアウトプット出来たことは良い経験になったのと同時に、自分の知識を深めきっかけになったのではないかと思っています。

さて、前回の続きです。

 2009513日付けの朝日新聞、「インプラント治療 注意点は」という記事に対するコメントです。

医師の技量を測る目安として比較的信頼できるのが手術の経験数だ。

春日井さんは「少なくとも50症例以上の経験があるのが望ましい。思い切って医師自身に聞いてみるのもよいのでは」と話す。

確かに、症例数が多いということは、ひとつの目安かもしれませんが、単に多ければ良いというものではありませんね。実際に大きな問題を起こした歯科医師には、症例数がものすごく多かったと言いうこともあります。
また、これから始めようと思っている歯科医師たちはどうなるのでしょうか?そして、今は症例数の多い歯科医師もはじめは初心者です。

小宮山さんは「事前に治療についてきちんと説明してくれるか、治療を受けるかどうか判断する時間を与えてくれるか、が大切。

セカンドオピニオンを求め、さまざまな歯科医を訪れるもの有効」と話す。

何度もレントゲン撮影を受けるのは好ましくないので、歯科医院に診察資料を貸してもらうとよい。

そうなると、
「事前に治療についてきちんと説明してくれるか、治療を受けるかどうか判断する時間を与えてくれるか、が大切。セカンドオピニオンを求め、さまざまな歯科医を訪れるもの有効」
と言えるのかもしれませんね。

公的保険で歯科の診療報酬が抑えられる中、自由に価格設定できるインプラントは歯科医院の貴重な収入源になっている面もある。

安易にインプラントを勧める医師に惑わされず、慎重に判断したい。

インプラント治療だけではなく、どんな治療であったとしても基本的に病気というものを治すためには、患者さん自身もその病気や治療法についての理解を深め、病気と上手く折り合いをつけて、つきあっていくことが重要なことだと思うのです。
歯科治療の多くは、完全な治癒というものが望めません。

だからこそ、歯科治療とは、患者さんと医療者が、力を合わせ、お互いが信頼し合っていかなければならないはずのものではないでしょうか。

当院では、このブログの他に、予防に関するブログインプラント治療に関するブログ、そして当院とはどんなところなのか(就職、採用)に関するブログがあります。

よろしければそちらもご覧になってみて下さい。

また、当院のHPもよろしくお願いします。

2009513日付けの朝日新聞、「インプラント治療 注意点は」という記事に対するコメントです。

医師選び 経験も目安

歯科医の技量には差がある。春日井教授によれば、外来患者の数人に1人は他の歯科医院での失敗のフォローを求めてやってくるという。

この表現だとあまりにも多くの失敗があるように感じられますが、
1.
春日井先生のいらっしゃるような大学病院は、問題を抱えた患者さんが紹介を受け、受信することが多いということ
2.
外来患者さんを実際に一日に何人診られているのか、数人に一人とはいったい何人に一人なのか?その辺が大切ではないでしょうか。
マスコミの表現は、良くも悪くも上手ですよね。

医師選びの参考基準として、下尾さんは「歯科医が自分の手に負えない時に頼る医師」「学術発表など研究活動をしている医師」という条件を挙げているが、一般の人が情報を得るのは難しい。学会が認めた専門医や認定医も実技試験はないことが多く、絶対的な基準ではないという。

歯科医師の技量に関しては、これといって推し量る方法はないといえます。確かに、「歯科医が自分の手に負えない時に頼る医師」「学術発表など研究活動をしている医師」というのは一つの目安になりうるかも知れませんが、まずその情報を一般の人は得にくく、また、学会等での発表をしているからと言って、イコール技術が優れているとは言えない場合があります。

インターネットにはインプラントに関する宣伝があふれているが、3人は「うのみにするべきではない」と口をそろえる。

インターネットで得られる多くのインプラントに関する情報は、ウソではないかもしれないけれど真実を全て伝えきれていないと思います。このブログもそうならないように努力します。

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2009513日付けの朝日新聞、「インプラント治療 注意点は」という記事に対するコメントです。

厚生労働省や日本歯科医師会は「現状の保険診療で失った歯の機能回復は十分にできる」とする。インプラントの保険適用は当面望み薄だ。

手術代や材料費、かみ合わせの調整代金などを合わせた総費用は東京医科歯科大で145万円。下尾さんのセンターで475千円。小宮山さんが院長の「ブローネマルクオッセオインテグレイションセンター」(東京都千代田区)では約60万円。一般の歯科医院でも30万円以上が相場だ。

春日井教授は「高額な治療なので、失敗した時に治療費を返却してくれるのか、それともしばらく置いて再手術してくれるのか、事前に確認することが重要」と指摘する。

確かに現状の保険診療で、失った歯の機能の回復歯できますが、それが十分なのかどうかは、相対的に考えるとその本ダンは難しくなります。そして、これは、何度もお話ししていることですが、治療には必ず利点と欠点があるわけですから、それらを十分に理解したうえで、治療法を選択すべきでしょう。
治療費に関しては、様々な要因の上に成り立っているもので、その金額だけで判断できるものではないと思います。
その医院の設備、スタッフ、研修料、治療に関わる器具、薬品等の質にもよります。

費用に関しては、なぜそのような費用がかかるのかを直接お聞きになることが良いのではないでしょうか?

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2009513日付けの朝日新聞、「インプラント治療 注意点は」という記事に対するコメントです。

週末に、知人たちとスポーツの合宿に行ってきました。

その時、不幸にも仲間の一人が、自転車で転倒し、救急車で搬送されることになってしまいました。その時、救急車に同乗し、病院まで行くことになったんです。

車中、救急隊の方の対応はとても親切でした。

しかし、驚いたというか、現実を目の当たりにできたと思えることがありました。

それは搬送先の病院が決まるまでに何ヶ所もの病院に連絡を取り確か5〜6ヶ所目でやっと受け入れてもらえたのです。

日曜日の昼間でも働いていなくてはいけない医療従事者は大変です。おそらく人手不足が起こってしまっているのは間違いのないことでしょう。

いま、様々なところで医療崩壊が取り上げられています。

タライ回し、医療事故、ミス、モラル、経営問題は様々です。

例えば、人手不足の解消法として、国は医学部の定員数の増加ということで対応しようとしています。

しかし、今の世の中、これだけ過酷な条件で仕事をし、そしてもちろん起こしてはいけないことですが、ミスを犯せばやり玉にあげられ、その割に収入が良いとは言えないような仕事を志す若者がいるのでしょうか?

もちろん収入の大小だけで語るものではないことは分かっています。

医療は、人の為に役立てる誇りある仕事の一つであることは確かです。

多くの皆さんが子供のころ一度はなったみたいとと思う職業の一つですよね。

でも現実に、例えば、医師、看護師、消防隊員、警察官といった職業が、今現在本当の意味で魅力のあるものといえるのでしょうか?

志の高い仕事だから、多少の苦労は我慢するべきかもしれませんが、努力、忍耐、根性といった日本的には美学のように映る言葉だけで、片づけて済む問題ではないと思うのです。

そんな、厳しい現実でも日々額に汗を流し、私たちの為に働いてくれる人たちがいる人たちがいるということ事、そしてその一つである医療が崩壊しかねないということをもう一度肝に銘じなければいけないと感じました。

さて本題です。

「インプラントの創始者、スウェーデンのブローネマルク教授に学び、日本にインプラントを導入した小宮山彌太郎医師は2回法を基本とする。

1回目と2回目の手術の間は36ヶ月間は空ける。

「少しぐらい待っても、最終的に長持ちする方がよい」という考え方からだ。

また、安全性を考え全部の歯を支える際には最低5本はインプラントを挿入する。

私が勝手に恩師と思っている先生ですので、全く同感です。現在のインプラントがこのように普及できたことも、ブローネマルク教授の功績ですし、日本にブローネマルクシステムのインプラントがこのような形で普及できたのは、ひとえに小宮山先生のお力のおかげだと思っています。

当院では、このブログの他に、予防に関するブログインプラント治療に関するブログ、そして当院とはどんなところなのか(就職、採用)に関するブログがあります。

よろしければそちらもご覧になってみて下さい。

また、当院のHPもよろしくお願いします。

2009
5
13
日付けの朝日新聞、「インプラント治療 注意点は」という記事に対するコメントです。

東京都北区にある岸病院高度インプラントセンターの下尾嘉昭センター長は「オール・オン・フォー」という新しい手法の専門家だ。1本のインプラントで一つの人工歯を支えるのがインプラントの基本だが、オールオンフォーでは全体の歯にかかる力を計算し、4本のインプラントで上あご、または下あごのすべての歯を支える。手術は1回で、その時に仮の義歯を入れすぐに噛めるようにする。

この記述のような利点(これらは、今までのインプラント治療における欠点を補ったり、無くしあたりしています)の為に、とても注目を浴びている治療でもありますが、それに伴うトラブルも多く、決してもろ手を挙げて賞賛できるわけではありません。

これが万全という治療法は今ののところはないと言えるでしょう。

オールオンフォーについては何度か当院のブログでもコメントしました。

こちらをご覧下さい。

オールオンフォーについてhttp://blog.118.md/article/13332578.html

オールオンフォーの欠点についてhttp://blog.118.md/article/13332578.html

当院では、このブログの他に、予防に関するブログインプラント治療に関するブログ、そして当院とはどんなところなのか(就職、採用)に関するブログがあります。

よろしければそちらもご覧になってみて下さい。

また、当院のHPもよろしくお願いします。

2009年6月25日の続きになります。

間があいたコメントになってすみません。

さて、本題です。

東京都の40歳代の会社員は一昨年、2度のインプラント手術を受けたがいすれも失敗した。インプラントを除去するまで激痛が続いた。医師からは再度の手術を勧められたが決めかねているという。

インプラントについては様々な技法がある。公的保険に基づく治療のように国のお墨付きがあるわけではない。

公的保険に基づく治療がお国のお墨付きがあるとの表現でありますが、お国のお墨付きのある治療がすべて万全であるとは、言えないのが現状でしょう。
「何を持ってこのような考えが」と思われることもあるわけです。
公的保険には、「国民がみな基本的に平等な治療を受ける権利が与えられている」ということは確かで、そのことによるアドバンテージもあります。
しかし、この保険制度が引き起こしているであろう問題もあります。
また、公的保険に基づく医療が、最善の医療であるとは言えないこともあります。

医療制度に関しては、こちらhttp://118.md/b_about/index.htmlもご覧下さい。

当院では、このブログの他に、予防に関するブログインプラント治療に関するブログ、そして当院とはどんなところなのか(就職、採用)に関するブログがあります。

よろしければそちらもご覧になってみて下さい。

また、当院のHPもよろしくお願いします。

2009529日の続きになります。

間があいたコメントになってすみません。

さて、本題です。

インプラントがうまく定着しない場合もある。骨に穴を開ける時に摩擦熱で組織を傷つけるなど手術時のミス、感染症などが理由だ。

インプラントが定着しない場合もありますが、基本的にまれなことです。

その原因は、様々ですが、考えられるものとしては、手術時に骨に穴をあける時に起こる加熱による火傷です。

物質を削る時には、ドリルと削られるもにとの間に起こる摩擦によって熱が発生します。

その熱がある一定の温度以上に上がると骨が火傷を起こしてしまい、インプラントが定着しなくなるということが、報告されています。

その対策として、

1.    可能な限りよく切れるドリルの使用、できれば使い捨てで新品がのぞましい。

2.    削る際は、生理食塩水をドリルに十分にかけること。

3.    いっきに削るのではなく、間欠的に削っていく。

4.    ドリルの回転数を定められた回転数で行う。あるいは可能な限り低い回転数で行う。

等を守ることが大切になります。 

また、手術後の感染については、

1.術前に歯周病等の感染症がある場合、手術までに歯周病治療を済ませておくことが大切です。

2.手術に際し、当日も、お口の中をクリーニングすることで細菌の数を限りなく少なくします。

3.手術は可能な限り、手術室あるいはそれに準じた場所で行う。

4.術後感染の予防として薬(抗生物質)を飲んでいただく。

5.インプラントに上部構造(歯の頭になる部分)が入った後も、定期的にメインテナンスを行う。

等の注意が必要です。 

インプラントが定着させるための注意点についてはこちらもご覧になって下さい。

インプラント手術に用いるドリルについて

インプラント手術時のドリルの仕方

インプラント手術の準備

インプラント治療の前にすること 

インプラント手術当日の流れ

インプラント手術に用いる器具について

 はっきりしない天気ですね。

今週スタートした採用ブログ 馬見塚デンタルクリニックってどんなところ?はご覧になっていただけましたでしょうか?

当院では、スタッフの雇用、人材育成に力を入れていきたいと思っております。

一人でも多くの方に就職していただくためには、可能な限り事前に当院の事を理解していただくことが大切だと思っております。

その為、このブログを通して就職希望の方に、当院がどのようなところなのかを理解していただく一助になればと思っています。

また、それ以外の方(患者さん)にも、当院がどのようなところなのかが、少しでもご理解いただければ、うれしいと思おておりますので、就職希望の歯科医師、歯科衛生士、受付の方、そして就職希望以外の方もどんどんご覧になって下さい。→こちらへ

そして、来週から新たにインプラントに関するブログ(水曜、金曜日アップ予定)とPMTCに関するブログ(火曜、木曜アップ予定)を始めますのでこちらもご覧になってみて下さい。

 よろしくお願いします。


 2009年5月13日付けの朝日新聞、インプラント治療 注意点という記事に対する4回目のコメントです。


では始めます。

 前回と同様記事を黒字で、私たちのコメントを赤字で表記します。


   あごの骨が厚く、骨の密度も高い人はインプラントに向いているが、その逆の人はリスクが高まる。上あごの骨は比較的薄いので、下あごに比べてリスクは高い。  


  この表現は、あまりにも簡単すぎるように感じます。

 基本的には、骨がたくさん存在することは条件としては良いといえますが、骨密度はただ単に高ければ良いというものではないのです。

  次回の記事にも出てくるように、インプラントが骨に定着しない理由の一つに、手術に際し、骨に穴を開ける時に摩擦熱で、骨組織を火傷させてしまい、傷つけその結果として、インプラントが定着しないということがあるのです。

  この火傷をおこす原因には、様々なことが考えられるのですが、その一つに骨が硬いことを考慮せずに、通常通り手術の手技を行ってしまうと、火傷を引き起こしてしまうことが、あるのです。

  つまり、ただ骨は固ければ良いというわけではないんです。

  逆に、骨の密度が低く、やわらかい骨だとしてもその状態にあったテクニックを用いることでインプラントの手術を成功に導くこともできるのです。

  インプラント治療に伴う火傷に関してはこちらをご覧下さい。 

http://www.118.md/e_implant/02_02.html

 http://blog.118.md/article/13219521.html    

 また、上記の表現の通り、平均的には上顎の骨は、下の顎に比べ薄いというか少ない場合が多く、インプラントがやりにくかったり、できなかったりすることがありますが、それが何のリスクが高いのかがわかり憎いですよね。

 皆さんは、おそらくリスクが高いと表現されると、上顎の手術の方が危険なんだと思われてしまいますよね。

  たとえば、そのリスクが、患者さん側が受ける身体的なダメージの事を表しているのなら、インプラントの手術では、比較的下顎の手術の場合に、重篤な事故が起こりうる危険があります。

  インプラント治療に伴う、このような重篤な偶発症に関しましては、以下のブログも参照して下さい。

 http://blog.118.md/article/13194753.html

http://blog.118.md/article/13195096.html

http://blog.118.md/article/13195690.html

http://blog.118.md/article/13195849.html 

 http://blog.118.md/article/13196251.html

 http://blog.118.md/article/13198091.html

 http://blog.118.md/article/13199327.html  
   

2009513日付けの朝日新聞、「インプラント治療 注意点は」の記事に対する3回目のコメントです。

では始めます。前回と同様記事を黒字で、私たちのコメントを赤字で表記します。

東京医科歯科大の春日井昇平教授によれば、手術前にCTスキャンであごの内部を把握すれば事故は避けられる。

診断時、あるいは術前にCTスキャンを撮影することは大切です。CTから得ることのできる情報はとても有意義で通常のレントゲン撮影のみで行うインプラント治療から比べ、格段に安全性が向上します。また、現在はこのCTのデータをもとに解析し、手術のシミュレーションを行うことができるソフトウェアーも数種類は開発されています。

しかし、だからと言って残念なことですが、CTを取れば事故が絶対に防げるわけではありません。最近ではCTのデータをもとにし、手術をコンピュータガイドシステムで行うこともできるようになっているのですが、これもまた万全ではありません。

CTやコンピュータガイドシステムについてはこちらもご覧になってみて下さい。

http://blog.118.md/article/13195096.html

インプラント治療に伴う画像診断についてはこちらもご覧下さい。

http://blog.118.md/article/13166851.html

http://blog.118.md/article/13168227.html

http://blog.118.md/article/13169963.html

http://blog.118.md/article/13171392.html

インプラント治療全般に関してはこちらをご覧下さい。

http://www.118.md/e_implant/index.html 

また、糖尿病の人や治療でスレロイドを服用している人、骨粗鬆症の治療を受けている人の一部は、傷や骨の治りが遅く、手術が可能か慎重な検討が必要だ。

お身体に病気をお持ちに方は、その病気が現在どのような状態なのか、そしてどのような薬をどのくらいの期間服用されているか等を担当の医師に聞く必要があります。その上で手術が必要かどうかを判断することが大切です。病気があってもインプラント治療が可能かどうか等についてはこちらもご覧になって下さい。

http://blog.118.md/article/13200087.html 

http://blog.118.md/article/13196291.html 

2009年5月13日付けの朝日新聞、「インプラント治療注意点は」の記事に対する2回目のコメントです。

では始めます。前回と同様記事を黒字で、私たちのコメントを赤字で表記します。

手術の成功率は95%以上程度だが、まれに体質的に合わない人もいる。

「インプラント治療の成功率は術後10年で、95%以上とされています。」と表現されている事が多いのではないかと思います。 これは、ひとつの事実なのですが、十分な回答とはいえないと考えます。結論からいうと、ある一定の条件をクリアした上では、インプラント治療の成功率は術後10年で、95%以上になるといえます。しかし、この一定の条件をクリアすることが、本当に守られているのかが問題です。

詳しくはこちらをご覧ください。http://www.118.md/e_implant/02_01.html

                                 http://blog.118.md/article/13234764.html

そして、ここで言われているとおり、ごく稀ではあるが、治療としてはうまく出来たにもかかわらず、インプラント体が骨とくっつかない場合もあるのです。 

手術時に下あごの骨の中を通る神経を傷つけると、唇などにマヒが残る。

これも大変不幸なことですが、実際には比較的起こりやすいトラブルだといえます。下顎の骨、糸切り歯よりも奥の歯がある部分には比較的太い神経が通っています。インプラントを埋める手術に際して、何らかの間違いでこの神経を傷つけると唇やその周りにマヒが起こってしまいます。神経の傷つき方がひどい場合は、このマヒがずっと取れないこともあります。ですから、十分な注意が必要で、治療方針の決定や診断時にCT等の検査をすることが大切です。

麻痺についてはこちらもご覧下さい。

http://blog.118.md/article/13109118.html

2007年には手術中に動脈を傷つけて大量出血し、患者が死亡している。

大変残念ですが、日本国内で、インプラント手術において死亡事故が発生した事は事実です。  まず、何よりも亡くなった方のご冥福をお祈りする事が第一だと思っておりますが、医療に携るものとしてはこのような事が二度と起こらぬ為にも、また一方的な報道等がなされてしまう事によって間違った認識を皆様がされてしまわない為にも、私見を述べます。



インプラント手術に伴い生命を脅かす様な偶発症にはどのようなものがあるのでしょうか?

今回の原因も、おそらくは以下のことが考えられます。

 一番考えられる事は、オトガイ下動脈、舌下動脈の損傷が考えられます。

下顎の比較的前の方に手術を行う場合に、舌側の歯ぐきを剥ぐ時にこの動脈を傷つけてしまったり、また逆に充分に歯ぐきを剥がずに骨にドリルで穴を開けてしまい、その際に方向がずれている事に気づかず、ドリルが骨を飛び出してしまい、ドリルでこの血管を損傷させてしまう事があります。

 とくに、十分に歯ぐきを剥ぐ事をせずにドリルで血管を損傷させてしまう事が問題です。そして、損傷した血管から出血が起こり血液が舌の下の、のどの周りに溜まってしまい、気管を圧迫して窒息を引き起こしてしまう可能性があります。
この事実は、私の知る限りでも1986年のKrenkel&Holznerの文献を筆頭に10以上も発表されています。逆に言うと生命を脅かす様な出血の偶発症のほとんどは下顎の前歯に近い部分の手術時に起こりえる事だと言えます。

この様な事故を防ぐ為には、まずは充分な手術時間をとり、余裕を持って手術を行う事が大切です。

その為、例えば当院では基本的に一日の行う手術は、午前と午後の2回に限定しています。そして手術に際しては、丁寧な剥離操作(丁寧な歯ぐきを剥ぐ操作)を行うことと、歯ぐきを剥がすならば確実に行う事が大切です。また可能な限りCTの撮影を行ない術前に骨の形態を十分に把握しておく事も大切になります。 また、質,数ともに充分なスタッフと共に手術を行うように心がける事が重要です。可能であれば、麻酔の専門医もチームに入れる事で手術中の全身管理等も確実になります。この様な準備が出来ていれば、事故が起こる可能性を限りなく低くする事が出来、基本的にはインプラント手術とは安全なものになるはずです。
 

しかし、残念ながら医療上の偶発症をゼロにする事は不可能に近いとも言えます。

ですから、あってはいけない事ですが、もし事故が起こってしまったとしてもその事故に適切にそして迅速に対応するように日頃からトレーニングを怠らず、万が一の事を想定し病診連携等を確実にとる事も大切です。

インプラント治療に伴う、このような重篤な偶発症に関しましては、以下のブログも参照して下さい。

http://blog.118.md/article/13194753.html

http://blog.118.md/article/13195096.html

http://blog.118.md/article/13195690.html

http://blog.118.md/article/13195849.html

http://blog.118.md/article/13196251.html

http://blog.118.md/article/13198091.html

http://blog.118.md/article/13199327.html

http://blog.118.md/article/13201290.html 

インプラント治療全般に関してはこちらをご覧下さい。 

http://www.118.md/e_implant/index.html

次回は、この続きです。よろしくお願いします。

もう既に何回もお伝えしましたが、当院のHPhttp://www.118.md/もリニューアルすることが出来ました。いかがでしたでしょうか。ご覧頂けましたでしょうか?

まだの方はぜひ、ご覧になってみて下さい。http://www.118.md/よろしくお願いします。     

2009年5月13日付けの朝日新聞の21ページに 

インプラント治療注意点は 歯周病などで、自分の歯を失った後、あごの骨に埋めた金属に自分のはを装着する「インプラント治療」を選ぶ人が増えている。入れ歯のような違和感がなく、自分の歯のように噛めるが、公的な医療保険は適用されないため治療費は高額だ。インプラント治療に関する様々な疑問について、専門家に聞いてみた。(太田啓之) 

という記事が掲載されていました。

紙面の都合からの字数を考えても、その内容は充実していると思います。

以前に2009年2月13日(金)放送のニュースジャパン「時代のカルテここ数年、急速に普及しているインプラント治療の光と影。」という放送に対するコメントを掲載したように今後この記事に関するコメントを掲載しようと思っていますのでよろしくおねがいします。

新聞の記事本文を黒字で記載し、それに対する私たちのコメントを赤字で記載いたします。

人工歯根30万円以上 

費用に関しては、歯科医院のインプラントに対する考え方、スタッフ、設備等様々な要因がありまので、高い、安い、を判断するのは難しい場合もあるようです。例えば、インプラント治療を「生体にとって異物であるインプラント体を丁寧に正確に、埋め込む治療」と考え、可能な限り清潔な空間で、トレーニングを受けたスタッフ複数名によるチームアプローチが必要と考えるとそれなりの環境、施設、設備そして人員の確保が必要となり、費用の方もある程度高額にならざるを得なくなります。

当院の費用についての考えについては以下のQ3をご覧下さい。http://www.118.md/qa.asp#1    

人間の体には金属などの異物を排除する働きがあるが、チタンだけは骨の組織としっかり結合できる。

 チタンという金属は、その特性上酸化膜というものに覆われているため、人間が異物と認識することが出来なく、そのため対内に入れても安定しているため、骨の組織としっかり結合出来ているといわれています。言い換えれば、チタンの表面の酸化膜を慎重に取り扱うことが大切で、インプラント手術時には、特に感染防御に気をつけ、またインプラント体の取り扱いを慎重にすることが大切です。インプラントが骨とくっつくことに関してはこちらもご覧下さい。http://blog.118.md/article/13178551.html 

手術であごの骨にドリルで穴をあけ、チタンでできたネジ状のインプラントを挿入する。インプラントと骨が結合した時点で2度目の手術を行い、インプラントの上に歯の土台を装着し、その上に人工の歯をつける。最近では、1回の手術で仮歯まで入れる「1回法」と呼ばれる方法も普及している。 

やはり基本は、二回法です。この表現の一回法というのは、その場で仮歯まで入れてしまっているため、現在の流行である即時加重型の治療法を表しているようです。即時加重インプラントは、条件の良い顎の骨の場合は、すぐに咬めるようにすることも可能で、条件さえそろえばお勧めできますが、残念ながら全ての患者さんの顎の骨の質が良いわけではありません。即時加重インプラントについてはこちらもご覧下さい。

http://blog.118.md/article/13326356.html

http://blog.118.md/article/13329371.html

インプラント全般に関しては、こちらもご覧になって下さい。

http://118.md/e_implant/index.html

次回は、その続きです。よろしくお願いします。

もう既に何回もお伝えしましたが、当院のHPhttp://www.118.md/もリニューアルすることが出来ました。いかがでしたでしょうか。ご覧頂けましたでしょうか?

みなさんは、ゴールデンウィークの間は、思いっきり羽をのばし、楽しいことをして過ごせましたか?わたしは、運動三昧の日々でした。

楽しさにかまけて、歯磨きはサボっていませんでしたか?日々のケアが大切ですよ。

もう既に何回もお伝えしましたが、当院のHPhttp://www.118.md/もリニューアルすることが出来ました。いかがでしたでしょうか。ご覧頂けましたでしょうか?

まだの方はぜひ、ご覧になってみて下さい。http://www.118.md/よろしくお願いします。また、HPのリニューアルに伴い、ブログも、今までの健康歯考ブログのほかに、PMTCブログ、インプラントブログ、採用ブログの3ブログを追加することにしましたが、こちらはもう少しお待ちください。みなさんに役立つものにしようと思っています。

さて、前回まで、TV報道で取り上げられたことについて、コメントを書いてきましたが、今日から、また、以前の続きをさせていただきます。

前回は、2月22日に初めてインプラントの手術を受けた方は、現在は亡くなられてしまったのですが、お口の中では、何本かのやり直しはあったものの、最後までインプラントは機能して、40年以上にわたり使い続けられたというお話をしましたが、もう既に三か月もたってしまったので覚えてらっしゃらないですか? 

そして、今日の本題です。

「何故、ブローネマルク教授は解剖学教室の医師で、歯科医師ではないのに歯で研究したのか?」ですかそうですね、ちょっと変ですよね。でも、そこにはちゃんとした理由があるのです。

 皆さんは、ご自身のお口の中に何本、歯があるかご存知ですか?結構知らない方が多いのですが、もし、一本も抜かれていなければ、乳歯で上下20本、永久歯なら28本あるはずなのです。つまり歯は、一本ではなく沢山ありますよね。もちろん動物も同じですよね。という事は、

 →歯で研究すれば、数多くの治験が出来るという事になりますよね。  なおかつ、お口を「あん」とあければ、その実験がうまくいったか  どうかのチェックもし易い。だから、歯で研究したのです。こういう事を考えても、彼は本当に頭のいい人だとつくづく思います。 

みなさんの中には、ゴールデンウィークに入ってらっしゃる方もいらっしゃるのでしょうね。

お休みの間は、思いっきり羽をのばし、楽しいことをして過ごせるといいですね。でも、そんなときでも、歯磨きはサボらずに頑張って下さい。日々のケアが大切ですよ。

以前からお話ししていた、当院のHPhttp://www.118.md/もやっと、リニューアルすることが出来ました。いかがでしたでしょうか。ご覧頂けましたでしょうか?

まだの方はぜひ、ご覧になってみて下さい。http://www.118.md/よろしくお願いします。

また、HPのリニューアルに伴い、ブログも、今までの健康歯考ブログのほかに、PMTCブログ、インプラントブログ、採用ブログの3ブログを追加することにしました。

健康歯考ブログは、歯に関する様々なことを綴ってまいりましたが、その内容が、あまりにも多岐にわたるため、わかりにくいという意見もあり、予防に関すること、PMTCに関することをPMTCブログに、インプラントに関することをインプラントブログに、それ以外の歯科に関することを健康歯考ブログに、そして、採用ブログには、求職者向けの内容ではありますが、馬見塚デンタルクリニックとはどんなところなのか?といった内容を書いていこうと思っておりますので、求職者以外の皆さんも、ぜひご覧になって下さいね。

現在ブログに関しては、整備中ですので、もうしばらくはこの健康歯考ブログをご覧ください。 

さて前回は、トラブルというものにも大きく分けると二つあるということをお話ししました。

ひとつは、人為的なミスで起こるトラブルでそして、もう一つが、不可抗力で起こってしまうトラブルがあるということをお話しいしました。

今日は、そのトラブルを起こさないためについてです。

まず、トラブルをおこさないための最善の努力としては、治療前の診断を確実に行う努力を惜しまないことです。そのためには、患者さんの協力が、とても大切になってきます。問診に始まり、各種検査に積極的に協力してもらうことが大切です。では、まずは問診についてです。当院では、初診時に血圧を測らせていたき、問診で、お口以外のお身体の病気についてお聞きしています。

ほとんどの場合、みなさんに正確にお答えいただいているのですが、時として、「そんなこと歯の治療に関係あるのですか?」と聞かれたり、後になって、「実は面倒だから、言わなかったんです。」と告白していただいたりすることがあります。

しかし、このようなことが、大きな事故につながることがあります。

例えば、私たちが、日々、使用している局所麻酔薬は、劇薬というカテゴリーに分類され、含まれている成分の中に、血圧を上げ、心臓の鼓動をはやくするものが含まれています。

一般の健常な方では、全く問題はないのですが、高血圧や、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞等の既往がある方の場合は、大きな問題につながることがあるのです。

その他にも、意外に思われるかも知れませんが、アトピー性皮膚炎等の皮膚科疾患を含め、様々な病気で、長期にステロイドの投与を受けているような場合にも、注意が必要であったりするのです。

ですから、できる限り問診の時には隠さないで、お伝えください。

それが、医療安全の第一歩です。こんなことは、関係ないだろうと思わないで、可能な限りお答えいただくことが、安全な治療への第一歩となるのです。

そして、トラブルが起きてしまったら、それを最小に防ぐ為には、経験というのが大切になってくるのです。その人の実力とは、うまくいっている時に測られるのではなく、問題が起きた時にそれをどう対処できるかで測るものかもしれません。

多くの経験から学ぶことは、とても大切です。

お知らせです。

本日、午後6:00以降、当院のHPがリニューアルされる予定です。

お時間があるときに、皆さんご覧になって下さい。

http://www.118.md/ 

さて、前回まで、2009年2月13日(金)放送のニュースジャパン「時代のカルテここ数年、急速に普及しているインプラント治療の光と影」という放送の内容について、の当医院の考えをお話してきましまた。

このような報道がされてしまうということは、世の中で、インプラントのトラブルが多く出ているといことなのだと思います。

今回は、このトラブルとはどんなものかについてお話しさせて下さい。

トラブルというのは、起こらない方がよいに決まっています。それも、ましてや医療行為上では特に、ですね。

しかし、トラブルというものにも大きく分けると二つあるということを理解いただきたいのです。

ひとつは、人為的なミスで起こるトラブルです。これは極力起こらないように努力すべきものです。

残念なことに人間は、ミスを犯す生き物です。だからこそ、ミスを犯さないように工夫すると同時に、ミスが起きた時のことを想定し、極力そのミスが起きた場合に、被害を最小限にする工夫が必要です。

そして、もう一つが、不可抗力で起こってしまうトラブル。たとえば人間の体は、千差万別です。医療行為というのは、基本的には多くの人にとって安全な治療というものを確立するように、様々な研究を重ねて成り立っているものでが、それとて平均値をよしとしているのです。

つまり、例外ということは、考慮されていません。

ですから、ごく稀にこの例外という状態に遭遇すると、ちゃんと行われた医療行為でも、トラブルを起こす可能性があるのです。

特に、外科治療というのは、この例外というか、平均的ではないことが起こりやすいのです。

そのような条件下で、治療をおこなうわけですから、トラブルをおこさないための最善の努力と、もし起きてしまったら、それを最小に防ぐことが大切になります。

次回は、このトラブルにどう対処したらよいのかについてお話します。 

前回は、日本のインプラント教育の現状についてお話ししました。

今日は、歯科医師の技術格差についてです。

この番組では以下のように話されていました。

 歯科医の技術格差について、春日井教授は情報公開の必要性を説いている。
春日井教授は「全部入れたインプラントを(3者機関などで)ちゃんとフォローするようなシステムをつくる。そうすると(手術ミスなどの)問題も全部あぶり出されてくる。今は(インプラントが)落ちてもデータとして残らない。そういうシステムをつくると、ある医院とか、あるドクターでは脱落が多いとか、そういう話になってくる」と話した。

私も春日井先生の意見には賛成ですが、残念ながら、日本の現状では、公平で正確な第3者機関を作ることが難しいと思います。

利害関係もなく、公正な立場で、評価をすることが出来得るような文化的な背景が日本にはあるとは言い難いように感じますし、たとえばISO等もなぜあのような評価が導入されているのかというと、アメリカからの圧力で導入されただけで、日本の社会では本当に機能しているのかを疑問視する声もあるようです。

 全国およそ65,000人の歯科医が加盟する日本歯科医師会が、インプラント問題について危機感を抱き、対応策を検討している。
日本歯科医師会の小谷田宏常務理事は「トラブル事例については、個別にたくさんの情報が都道府県単位で集まっております」、「その辺の分析については、これからの作業になります」、「(トラブルの多い医院の公表は?)個人情報の問題もありますので、それが本当にできるかどうかについては、十分に検討しなければならないというふうに思います」と話した。メリットと、リスクの二面性を抱えるインプラント治療。

インプラント治療のみならず、全ての治療がメリットと、リスクの二面性を抱えています。

治療を受ける際は、担当医師に十分な説明を受けられるとよいです。

しかし、現在の厳しい保険財政の中の治療において、説明に十分な時間をかけることが、臨床の場で難しくなっていることも事実なのです。どこか一つを取り正すのではなく、全体としてものをとらえ改善していく努力が必要だと考えます。

患者にとって必要な情報の整備が、今、強く求められている。

これだけITが普及し、マスコミが力を持ってしまったいま、情報を整備することが可能なのでしょうか?

それよりも皆さんが、多くの情報の中から、より正しい、あるいは自分にとって本当の意味で利益になる情報を選択する力を持つことの方が大切だと思います。

私たちが発信する健康歯考ブログや当院HPhttp://www.118.md/index.aspが少しでもお役に立つことを願っています。 

前回は、インプラント治療を受ける歯科医院選びについて、少しお話しさせていただきました。

今回はその続きで、インプラントの教育とその技術の判断についてです。     

では、始めましょう、この番組では 、以下のように語られていました。さらに大半の歯科医は、大学でインプラント治療を学んでいないという。今現在でも、日本では、学生、歯科医師に対し十分なインプラント教育ができる大学は、存在しません。メーカーや学会による講習会のみで治療を始めるケースも多く、

現状では、十分なインプラントについての教育は日本の大学では行われていません。

それどころか、歯科学生に対しては、ほんのさわり程度としか言いようがありません。

ここは、海外特にスウェーデンの大学教育との違いです。それでも、大学が主催するインプラントに関する講習会もおこなわれており、それ以外にもメーカー、学会等が主催する研修会は数多く行われています。

少なくともそのような講習会に出て勉強をすることは大切です。しかし、その講習会に出たからと言って、すぐにインプラント治療ができるわけではありません。

それ以外は海外へ研修に出向いて、一定期間研修を受ける、

あるいは、後熟練したそして信頼のおけるインプラント専門医が開く研修会等に足しげく通い、出来得るならばその後も、治療を何回も見学させていただき、指導を受けながら実際に治療に参加していくということが大切です。

しかし、その為には、ある程度の研修期間と費用等がかかります。それを、実践して下さるような歯科医療機関は、そんなに数多くはありません。

それなのに、現実にはインプラント治療を行っている施設がこんなにも多いというのはどういうことなのか察していただけると思います。 

患者が歯科医の技術レベルを知ることは極めて難しい。

インプラント治療だけに限る話ではありません。残念ながら、現状では、歯科医師の技術レベルを患者サイドが正確に判断することは難しいと言わざるをえません。

前回は、インプラントのトラブルについて、少しお話しさせていただきました。 今回はインプラント治療を受ける歯科医院選びについてです。   

 では、始めましょう、この番組では 、以下のように語られていました。  

インプラント治療を受ける歯科医院の選び方に、堤院長は警鐘を鳴らしている。 堤院長は「インターネットのみで行かれることは、本当に危険そのものだと思います」、「(ウェブサイトに)非常にきれいなスライドがたくさん出ていますが、その中にはメーカーさんが提供してしまっているスライドが結構たくさん見受けられるんですよ。あれで、痛い目に遭って、来られている方が結構いらっしゃるんで」と話した。

私も同感で、インターネットのみというのは、あまりにも危険です。基本的にインターネット上の情報は、その多くが宣伝なわけであり、デバイスがかかっていることは当然のことだと思います。前にもお話ししましたが、特にインプラント治療やレーシック治療に関するサイトは何というか、どうしようもない状態だと感じます。この情報も、当院の宣伝を兼ねているわけですが、出来うるかぎり偏った情報にならないように努力しているつもりです。
 

インターネットに掲載されている「インプラント専門医」という肩書について、厚労省は、「医療法上の広告として認めていない」という見解だが、インターネットに関しては規制の対象外として、特に指導はしていない。

インターネット上は規制されていないことが多く、そこを問題視する意見はあります。ただしその規制がないため、多くの情報が発信でき、それを得ることもできるわけです。発信する側のモラルと受信する側の情報の選択する力が大切ですね。

そして、専門医という表現ですが、実は、これは各学会が認定しているものもあるのですが、それがどれだけの意味をなしているのかはわかりません。もちろん、各種の学会に所属し、十分な研鑽を積まれた結果として認定医をお持ちの先生もいらっしゃるわけですが、例えばインプラントの認定医の中には、それが単なるビジネスとなってしまっているようなものも存在します。

認定医、専門医だからではなく、その先生を信頼できるかが大切なのではないかと思います。

私が思う、良い歯科医院、あるいは歯科医師選びは、皆さんの話をよく聞いてくれ、その上で、いろんな治療法の説明をしてくれる先生、そして必要があればセカンドオピニオンをとることを勧めてくれるような先生が良いのではないかと思います。セカンドオピニオンについてはこちらのQ3もご覧になってください。

http://www.118.md/qa.asp#3

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