2009年5月13日付けの朝日新聞、「インプラント治療 注意点は」という記事に対するコメントです。
厚生労働省や日本歯科医師会は「現状の保険診療で失った歯の機能回復は十分にできる」とする。インプラントの保険適用は当面望み薄だ。
手術代や材料費、かみ合わせの調整代金などを合わせた総費用は東京医科歯科大で1本45万円。下尾さんのセンターで47万5千円。小宮山さんが院長の「ブローネマルクオッセオインテグレイションセンター」(東京都千代田区)では約60万円。一般の歯科医院でも30万円以上が相場だ。
春日井教授は「高額な治療なので、失敗した時に治療費を返却してくれるのか、それともしばらく置いて再手術してくれるのか、事前に確認することが重要」と指摘する。
確かに現状の保険診療で、失った歯の機能の回復歯できますが、それが十分なのかどうかは、相対的に考えるとその本ダンは難しくなります。そして、これは、何度もお話ししていることですが、治療には必ず利点と欠点があるわけですから、それらを十分に理解したうえで、治療法を選択すべきでしょう。
治療費に関しては、様々な要因の上に成り立っているもので、その金額だけで判断できるものではないと思います。
その医院の設備、スタッフ、研修料、治療に関わる器具、薬品等の質にもよります。
費用に関しては、なぜそのような費用がかかるのかを直接お聞きになることが良いのではないでしょうか?
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