馬見塚デンタルクリニック
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先日、私が利用している東京メトロ東西線の車内でこのような広告を目にしました。

『食べ物をもらうのと、食べ物の作り方を教えてもらうのでは大きく違うと思うのです。私たちの活動を見て下さい。−プランジャパン』

私のような小娘がえらそうではありますが、いいことが書いてあるなぁ〜と同時に、私の仕事もこの広告と同じだなと思いました。
私たち歯科衛生士の仕事で、大きな役割を担っているのは予防です。虫歯予防や歯周病予防、手段は症状や状態・リスクなどにより様々ですが、全てにおいて共通することは私たち医療者側からの一方通行では上手くいきません。患者さんと医療者、お互いの協力がとても大切だということです。
つまり歯科医院に来院して頂いたそのときは、私たちが適切な処置(例えば歯石除去など)やクリーニングを行いますので、一時的にお口の中はきれいになりますが、それでいいのでしょうか?
当医院では、私たちがみなさんのお口の中をきれいにするだけではなく、ホームケアの徹底のために歯磨き指導(適切な衛生用品の選択や使用方法)を受けて頂いています。
私たち医療者側がその場だけお口の中をきれいにするよりも、患者さん自身がご自宅に帰ってもご自身できちんとしたホームケアができる、これが健康なお口の中を維持するために一番大切なのではないでしょうか。もちろん全て患者さん任せにするのではなく、治療の後は定期的かつ継続的なメインテナンスで歯科医院を上手く利用して頂ければと思います。
歯科における2大疾患「虫歯と歯周病」、この予防・治療・メインテナンスには患者さんと医療者お互いの協力が必要不可欠なのです。大げさに聞こえるかもしれませんが、一生涯自分の歯で美味しくお食事を召し上がるための秘訣は、一生付き合っていける歯科医院を見つけることかもしれませんね。

最近では様々な場所や方法で色々な広告を目にする機会が増えましたが、多くの情報から素適な言葉や大切なことを学び取ることも大切ですね。

こんにちは。突然ですが、明日4月18日は何の日か皆さんご存知ですか?『418』語呂あわせで、実は『良い歯』の日なのです。
皆さんは、良い歯と聞いてどのような歯を想像されますか?
むし歯の無い歯が良い歯と思われる方が多いかと思いますが、被せ物をしたり、白くしたり、歯並びをきれいにしたりと、治療をしてきれいになった歯を良い歯と思われる方もいるのではないでしょうか?
確かに、真っ白で歯並びもきれいだと、とっても良く見えますよね。
しかし、治療している歯は全く治療をしていない健康な歯に比べ、トラブルがでやすいのです。
なぜかと言うと、治療したといっても歯科治療のほとんどがむし歯を削って、その空いたところに他の材料を代替的に据え置く(後始末)しかできないのです。そうすると、ご自身の歯と詰め物や被せ物の間が磨きにくくなるため、むし歯が再発しやすくなってしまいます。
治療して治したといっても、もとの健康な状態に戻っているわけではないのです。つまり、治した=補修したといえるのではないでしょうか。だからこそ歯科医師の技術、そして治療に使用される薬品や材料が大切になってくるわけです。むし歯治療のクオリティーを上げることは、技術の優れた歯科医師が質の良い薬品や材料を使うことによって出来るわけで、それを求めていくと自費診療となるのです。
しかし、現在でもむし歯治療のほとんどが補修治療であり、もとの健康な状態に戻すことができない以上、なるべく削らずに質の高いレベルの治療を受けることが大切なのです。それ以上に大事なこと、それは治療のされていない健康な歯を大切にしていくことです。だからこそ、これからはむし歯にならないよう予防していくことがとても大切になっていきます。
この考えを基本としているのが当医院の掲げている健康創造型歯科医療なのです。その理念に基づいて、私たちは皆様に各々の予防プログラムの提供をしております。
予防
過去のブログでも予防についてのお話をさせて頂いておりますが、皆さんの歯やお口の環境、生活習慣は個々に異なります。それにも関わらず既存の予防プログラムは、どちらかというと公衆衛生的なアプローチ(大勢の人を対象としているもの)をしていました。実際はむし歯になりやすい人もそうでない人もいるのに、みんな同じ予防内容になってしまっていたのです。そこで私達は、ご自分に合った予防方法を見つけるため、唾液の検査というものを行っております。唾液の質や量、むし歯菌の数、お口の環境、生活習慣などを総合的に検査し、むし歯になりやすい体質なのか、また、どうしてむし歯になりやすいのかを調べます。(この唾液の検査は自費診療であり、検査と医療面接で5.250円になります。検査を受け、原因と考えられることがわかったら、どう対処していけばよいかをお話させて頂きます。
このようにすることで、ご自身のむし歯に対する危険性を知り、自分に合った予防をしていかれると良いと思います。予防をして、今後は新たにむし歯を作らない、また、すでに治療されている歯もむし歯にしないよう頑張ってください。
こんにちは。2007年を迎え2回目のブログをお届けします。
皆さんは今年の目標をたてましたか?
オリコンの2007年目標ランキングでは、1位が貯金、2位がダイエットでした。また、昨年の流行語大賞は「イナバウワ−」でしたね。トップ10には「メタボリック症候群」が選ばれたことからも、最近は健康や肥満に関心をもっている方が多いのがうかがえます。
しかし一方で、太ると分っていても甘いモノがやめられないように、健康を害すると知りつつもやめられないモノってありますよね。今回の小言は、このやめられないモノに代表されるタバコと歯周病の関係についてお話ししますね。
歯科では歯周病の原因の1つにタバコが挙げられています。タバコに含まれているニコチンは、体を外敵である微生物から守るために存在する白血球などの免疫担当細胞の働きを鈍くしてしまうのです。その結果、歯の周りの組織のもつ抵抗力を低下させるため、歯周病にかかりやすくなったり、または歯周病が治りにくくなったりするのです。実は、歯周病は喫煙者と非喫煙者の両者を比べてみると、喫煙者の方が数倍もかかりやすいといわれているんですよ!!歯周病は、ただ歯ぐきから血がでるだけではなく、歯を支えている顎の骨が溶ける病気です。歯周病が重度になると、歯がグラグラと揺れ、抜けてしまう事もあります。もう1つ怖い事に、ニコチンの影響により、炎症(出血や腫れ)が出にくくなります。昔、俳優の加山雄三さんがハミガキ粉のコマーシャルで、「リンゴをかじると歯茎から血が出ませんか?」と言っていましたが、タバコを吸っていると、そのような症状が出にくくなり、知らないうちに歯周病が進行していることがあるのです。(う〜〜ん、怖いですね)
歯周病は生活習慣病と呼ばれ、日常生活と深く関わりあった病気の1つです。あくまでタバコは、歯周病を進行させる原因の1つですが、お口の健康だけでなく、お身体の健康も考えると控えたほうが良いですね。
お口の中を含め、健康な体を目指すに為には、まず日常生活で少しずつ改善することから始めましょう。タバコはすぐには止められないことが多いと思いますので少しずつ本数を減らす努力をして下さいね。
それでは今年もまだ始まったばかりです。皆さんの目標が達成されることを願っています。
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歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科

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プロフィール

馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
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