馬見塚デンタルクリニック
東京都中央区明石町8-1 聖路加ガーデン内 セントルークスタワー1階

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昨日、以前にご報告いたいました、

「一から学ぼうPMTC」という講習会がありました。

当院スタッフ3名が講師を務めさせていただいたんです。

皆さんご存知の「健康歯考講座」だけでなくこのような歯科医療従事者向けの講習会でも、当院スタッフが時々講師をさせていただくことがあります。

このような講義を行なううえでは、参加したことでひとつでも日常の臨床で役に立つことを発信していきたいと考えています。

講師を務めることになると、かなりの期間を準備に当てる為、大変なこともあります。

休日や診療終了後に準備を行い、昼休みや診療終了後は他のスタッフに協力してもらって予行演習を何度も行います。

みんなで創り上げていくという楽しさと、自分の時間が少なくなってしまうという苦しさの中でがんばっていくのです。

「心が折れそうになる」こともありますが、終わってみると

そこには、

「やって良かったなと思っている自分」と「講義をすることによってひとつ成長した自分」いるんです。

今後も、いくつかの講習会の予定があります。

一般の方が対象講習会もありますので、後ほどご案内いい足しますので、お時間のある方はご参加くださいね。

● PMTCについて詳しくは、「PMTC専門サイト」でご案内しています。

5月22日の日曜日に、開催される歯科医療従事者向けの講習会で、当院の歯科衛生士3名が講師を努めます。

皆さんご存知の当院で定期的に開催している健康歯考講座は、患者様向けのものですが、

今回の講習は、これからPMTCを自分たちの医院で、導入していきたいと思っている方達を対象としています。

題して、「一から学ぼうPMTC」です。

私たちは、今までにも何度か、このような講習会で講師を務めさせていただいています。

人に教える事で学ぶ事が出来る、あるいはアウトプットしてはじめてインプットしたものが活きてくるというのは、本当ですね。

私たちもいつもこのような機会を頂くと、その講義の為にもう一度勉強をし直します。 そうすると、同じ事でも以前とは別の受け止め方が出来たり、新たな発見があったりします。

今回も、3名の歯科衛生士は日曜日の講義に向けて毎日の様に遅くまで準備をしております。

この講義をきっかけに、当院のPMTCももう一段のレベルアップが出来ると思います。 

● PMTCについて詳しくは、「PMTC専門サイト」でご案内しています。

明けましておめでとうございます。

少し遅くなりましたが、本年最初のブログ更新になります。

今年も、健康歯考ブログで皆さんにとって少しでもお役に立つ情報を発信していきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いします。

先週末の土曜日の午前中から当院で講師を招き、感染管理の講習受けました。

土曜の午前中は、院内でエキスパート向けの講義を一部のスタッフが受け、午後に栃木県の那須にある宿泊施設に移動し、二泊三日の講習を当院スタッフが受けました。

この講習は、今後も定期的に開催し、秋には院外のスタッフに向けての講習を開催しようとも思っております。

当院の今年の目標の一つが、「世界トップレベルの感染管理でより安心安全な歯科医療を提供する」というものがあり、そのために実は4年前から海外研修にも毎年参加しているんです。

今現在も一般開業レベルの医療機関としては、高水準の感染管理(ヨーロッパの基準で)を行っているのですが、それをブラッシュアップしていこうと思っています。
感染管理は、細菌という目に見えないものが相手ですので、皆様にも理解していただきにくい分野ですが、安心安全な医療のためには、欠かせないものだと思っています。
ちなみに、当院では3名の歯科衛生士が2種滅菌技師の有資格者であり、当院サプライ業務のスタッフもまた新たに昨年末に2種滅菌技師の資格を獲得しました。
今年一年かけて、更なるステップアップをしていこうと思っております。

 先日、ミッドタウンにてPMTCのセミナーがあり当医院の歯科衛生士 7名で参加してきました。

主な内容は、患者さん個々に合わせたメインテナンスを行いましょう、ということでした。

私たちは、時々このようなセミナーに参加し、新たな知見を得るようにしているのですが、発信される情報というのは、すべたが賛同できるものであることはなく、時としてその情報が、独りよがりなものであったり、科学的な裏付けに欠けるようなこともあります。

今回のセミナーの内容に関しても、後にスタッフ間で意見交換などを行い、臨床の場に生かせればと思っております。

受付代表で、歯科医院向けのフラワーアレンジメントのセミナーに行ってきました。

初めての体験で、参加者の足手まといになるのではとの緊張と、ワクワクした思いで行きました。

講師はオランダ人の男性でカッコイイ方でした!

まずは講師の実演を交えた完成までの説明を聞き、体験に移りました。

自分1.JPG

見ているのと、やってみるのでは大違い。講師の方にアドバイスを受けながら完成したのがこちら。

バランスが悪いですね・・・。

でも、カラフルな色や良い香りのする花を見ているだけで癒され、また配置を考えることはとても楽しかったです。

これを機会にもっと勉強し、院内のディスプレイに活かしていきたいと思います。

最後に講師の実演作品と体験の後にデモンストレーションを行って下さった作品をご紹介します。

講師3
講師2
講師1

やりましたね、日本代表。
大変な試合が多かったので、選手皆さんの喜びもひとしおなのではないでしょうか?それにしても、イチローにああいう形で打席が回るということは、すごいですね。 そしてそこで結果が出せるイチローは、もっとすごいですね。やはり、スポーツは筋書きのないドラマなんでしょうか? 

スウェーデン大使館.jpg

さて、昨日お話しした、スウェーデン大使館 

http://www.swedenabroad.com/Start____4324.aspx

のセミナーについてです。

実はこの度、スウェーデン高齢者福祉国民保険担当大臣マリア・ラーション氏の来日に際して、在日スウェーデン大使館およびスウィーケア財団の共催で、「有効な感染症管理による安全・高効率・低コストなケアへの取り組み」というセミナーが開催されたのです。

当院にも、スウェーデン大使館の方からご案内を頂き、スタッフと共に参加してきました。

日本とスウェーデンでの感染症管理の取り組み、MRSAの現状と対策について等、いろんなことが学べました。

感染管理への取り組みは、とても大切なことなのですが、相手(細菌、ウィルス等)が目に見えないこと、しっかり取り組むと高コストな事等様々な問題があり、私の目から見ると、日本の歯科界の現状は、まだまだだと言わざるをえません。

しかし、感染症管理は、患者さんの安全のみならず、医療従事者の安全にもつながるわけであり、当院としては、積極的な取り組みをし、感染症管理の分野でもリーディングクリニックでありたいと思っております。

その為にも、複数のスタッフと共に参加し、臨床に活かしていきたいと思い、セミナーに行って来ました。

余談ですが、スウェーデン大使館は、とても素敵な建物で、内装も、スウェーディッシュ家具で揃えられ、とても居心地の良い空間です。

当院の院内感染対策については以下も参考にしてみてください。  

http://www.118.md/implant_0303.asp  

http://118.akibare.ne.jp/article/13145640.html  

http://118.akibare.ne.jp/article/13147320.html  

http://118.akibare.ne.jp/article/13149671.html  

http://118.akibare.ne.jp/article/13150614.html  

http://118.akibare.ne.jp/article/13151471.html  

http://118.akibare.ne.jp/article/13157277.html  

http://118.akibare.ne.jp/article/13158183.html  

http://118.akibare.ne.jp/article/13201017.html  

http://118.akibare.ne.jp/article/13211891.html  

http://118.akibare.ne.jp/article/13111239.html

院内感染対策講習会を行いました。

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本日、当院の勉強会の時間で、サラヤ株式会社学術部( )の方をお招きして、院内感染対策講習会を行いました。今回の講義では、手洗い・手指消毒の重要性について、学びました。私たちは、患者さんを拝見させていただく場合、必ず手指消毒の目的で手洗いを行っています。手洗いは、手指から汚れを除去し、病原体を取り除くことを目的に行います。そうすることで患者さんを感染させないようにし、また、私たちを病原体から守ることができます。そして、医院のみならず、社会を爆発的な感染から守ることができるのです。今回は、石鹸や消毒薬、そして手荒れの予防のためのスキンケア用品について学ぶことができました。私たちは、日々このようにして、皆さまに対する治療、ケアがより安全で信頼あるものであるように努力してます。http://www.saraya.com/

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 歯科衛生士長とインプラントチームのスタッフで、10月12日から10月19日までスウェーデンの市民病院、イエテボリ大学病院、ゲティンゲ(滅菌器や洗浄消毒器などのメーカー)の研修施設等で研修を受けてきました。研修の主な内容は感染管理です。幸運にもインプラント手術にも参加させていただきました。なぜわざわざスウェーデンまで行き、このような研修をうけてきたのかというと、スウェーデンは歯科の世界では先進国であり、感染管理においては厳しいヨーロッパの基準をしっかりと守っているからです。

そして、左下の写真の右側に移っているチネマン先生は、世界でもとても有名な感染管理の権威なのですが、日本人で初めて直接教育してもらったのは光栄にも私たちが最初だそうです。

現地で、学んできた多くのことを当医院で実践し、世界のトップレベルの基準に基づいて、皆さんの治療をより安全なものとししていければと思っております。

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 現在,
TV
ではクイズ番組が毎日のように放映され高い視聴率を稼ぎだしているそうです.昔から日本人はクイズ好きだとの統計もあります.高校や大学受験時のメリットも有り,クイズでは有りませんが英語検定や漢字検定は高い受験率を示しています.そこで問題です(?).上記の単語は何と読むのでしょうか? 

答えは,「ほてつ」と読みます.実は歯科界の中で知らない人は一人もいませんが,一般の方々には残念ながらあまり認知されていない言葉のひとつです.(正解された方には失礼しました.)

広辞苑(第5版,岩波書店より)によれば,「ほてつ−ほてい ①破れた所などを,おぎないつづること.②詩文を作るのに古句などをつづり合わせること.」となっていますが,歯科治療では,「見た目やかみ合わせをクラウン(冠)や入れ歯(義歯)など人工の歯で補う治療法」のことをいいます.古くは紀元前2,000年〜1,000年のエトルリア人の墓地から発掘された入れ歯があります.日本でも奈良時代から入れ歯があったといわれています.江戸時代,柳生家では身分を隠すために,“お歯黒”の入れ歯があったとの記録もあり昔から行われてきた治療法といえます.さらに,現在当クリニックで実施している「インプラント治療」も「補綴」の最先端治療の一分野です.

「インプラント治療」が多くの患者さんに適応可能なのは事実ですが,様々な問題で総ての患者さんに適応できる訳ではありません.そこで,私(昭和大学歯学部高齢者歯科学教室・准教授)は,週一回(水曜日)に入れ歯(義歯)による治療を行うために,当クリニックで馬見塚院長と共同で診療にあたっています.


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 先週末にこの「補綴」の学会が名古屋で開催され,発表して来ました.117回を数える「日本補綴歯科学会」は日本の歯科関係の学会の中でも大変古い歴史があり,今回は韓国・中国との共同開催でした.四川大地震の直後でしたが,中国からも多数の方々が出席され活発な議論が行われました.

 また,「日本補綴歯科学会」では専門医・指導医制度を確立しています.日本補綴歯科学会の専門医制度は,補綴歯科の専門的知識と技術,経験を持つ歯科医師により,この分野で高い水準の歯科医療を行って,保健福祉に貢献することを目的としています.この制度は,平成47月に認定医制度として発足して以来,13年の歴史があるものを,さらなる社会貢献をめざして,平成178月に専門医制度として改善し現在に至っています.私も専門医・指導医として登録されています.

(名簿は右記の
HP
に掲載されています.

土日で、地方に講演を聴きに行ってきました。

講演は、インプラントに関するもので、私が師と仰いでいる先生のお話をゆっくりと聞くことができました。幸運にも宿泊先が一緒であったため、朝食もご一緒でき、個人的にもお話が聞けたこともあり、私にとって最高の週末となりました。

時々、このブログでも書いていることですが、インプラントを取り巻く環境は、今、決して安泰な状況とは言えず、玉石混交というか?下手をすると過去に起こしてしまった間違いをもう一度引き起こしかねないように感じています。

いま私たち歯科医療者はもう一度原点に立ち返り、医療とはなにか、われわれはどうあるべきかについて真摯に考えなくてはいけないような気がしています。

めっきり寒くなってきましたね。皆さん風邪などひかない様に注意して下さい。
昨日の日曜日にインプラントチームと講習会に行って来ました。私達が、一番尊敬している先生の講演を聞く事が出来、いろいろと勉強に成りました。インプラント治療に携わる歯科医師の姿勢についての講演のなかで、インプラント治療を取り巻く様々な問題、そのなかで私達がどうあるべきか、について示唆に富んだお話を聞く事ができました。
実は、ここ数年のインプラント学の講演や発表といえば、プレゼンソフトの進化によって派手さは増し、ヴィジュアルとしては見応えのあるものになっているのですが、その内容といえば、良くも悪くも症例報告ばかりで、何故その様な結果が得られたのか、また失敗は起こっていないのか?もし起こっていたとしたならば、それはどうしてなのか等の検証がされていないものが多くなっていると思えるのです。
臨床医としては、様々な症例を見せていただく事も、経験を共有出来るわけですから、もちろん大事な事だと思います。
この様な発表では、残念ながら私にとっては、発表されている先生に対して大変失礼な表現になってしまい申し訳ないのですが、あたかもショーを見ているか、稽古ごとの発表会の様にしか思えない事があるのです。自分のやって来た事の成果の発表にすぎず,言葉は悪いですが「すごいだろ、すごいだろ」って言ってるだけにすぎない様な発表も中にはあるように感じてしまうのです。
しかし、この様な発表を聞く若い先生達(この様な表現を使う様では、もはや私は若くないのでしょうか?)そして、経験の浅い先生達は、素直に受け入れてしまうのです。
素直である事は、歯科医師としてだけでなく人間としてもとても大切な事だと思います。しかし、それはやはり本物に接しているという事が前提だと思います。ところが,残念な事にその本物というのが少ない様に思います。
ここが問題ですね。
昨日の講演は本物といえるもので、参加された方達は本当に幸せだと思います。
講演の内容に関しても、歯科医療従事者だけでなく患者さんにも役立つものがありますので、ブログやホームページ上でお伝えして行きたいと思います。
感謝状
先週の土曜日に、日本歯科補綴学会の東京支部の第十回学術大会があり、そこに併催された生涯学習公開セミナーで、一時間程の講演をさせていただきました。「有病者歯科医療のリスクマネジメント」という演題で話をしてきました。
今年は、この様な大きな大会で、発表させていただく事が三回もあり、それ以外に、健康歯考や、原稿を依頼していただいたり、新聞の取材があったり、そしてNYの学会に参加したりと、一開業医としては大忙しでした。今年も後残すところ二ヶ月をきりましたね。
私は、日々の臨床以外に、原稿がもう一つそれから来年一月に依頼していただいている講演の準備をする予定です。
これから年末にかけて,皆さんもお忙しくなるでしょうが、飲み過ぎ食べ過ぎ,睡眠不足に注意し、それから日々の口腔ケアも忘れないで下さいね。
最近始まった,スタッフのブログには皆さんのお役に立つ事が掲載されていますので、どうぞ参考にしてみて下さい。
前回、院長がご報告したように、先週の土日で国際歯科大会が横浜で開催され、当院のスタッフの発表を聞きに行ってきました。
他にもいろいろな講演を聞いたり、各メーカーのブースを回ったりしたのですが、インプラントに関するところはどこも大盛況、そういえば歯科雑誌を開いても巻末にはインプラントの講習会の案内ばかり、まさに歯科の世界ではインプラントがトレンドなんだと感じました。
どこに行っても「簡単、きれい、早い、新しい」という話ばかり(それぞれの詳しいお話しもいずれしたいのですが)、それが現在のトレンドです。悪い事ではないのですが何か足りない、はっきり言ってこのままじゃ危ない!(と書いてもなんだかわかりませんね。すみません。)
そんな中、ある1人の先生が“今のインプラントは業者が中心になっている、患者さんを実験台にするような事は決してしてはいけない”といった事を話していました。
とても素晴らしい話で感動していたのですが、同時に驚いてしまったのは、聞いていた歯科医師達(衛生士はほとんどいませんでした。)の反応があまりなかったことです。反論さえないのです。「この人はいったい何を心配しているのだろう。」ぐらいに感じていたのかもしれません。
でも、もし私が今年からインプラントを始めた人間だったら、同じ感覚をもっていたかもしれません。それぐらい、ここ数年のインプラントの流れは妙な方向に進んでいます。
残念ですけど今回のシンポジウムで、最近のインプラント界の業者主導型ともいえる流れを再確認する事になりました。
私達は患者さんの事を第一に考えた患者さん主導型の診療をしていきたいと思っています。
10/13,14,15の3日間パシフィコ横浜にて、日本国際歯科大会が開催されました。同大会の歯科衛生士シンポジウムで、当院歯科衛生士と一緒に発表をさせて頂きました。テーマは、『高齢社会への対応、ターミナルの現場から考える高齢化社会における歯科衛生士の役割』というもので、一時間の時間を頂いて、歯科衛生士向けにお話をしてきました。今年はこのような大きな学会によんでいただく事が多く、この後ももう一つ別の学会で発表させてもらいます。
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6月1日、2日の二日間沖縄で開催された,日本老年歯科医学会にシンポジストとして参加してきました。私は、「一次医療機関としての高齢者歯科治療のリスクマネージメント」についてお話しさせて頂きました。
現地は梅雨ではっきりしないお天気でしたが、私は、会場とホテルの行き来だけでしたのでの、あまり気にはなりませんでした。
レジャーで行くのなら、晴れた日の沖縄に行きたいですね。
私にとって沖縄は、なんと30年ぶりでした。前回は返還されて間もない沖縄で、現在とはずいぶん違っていました。
時の流れを感じますね。
しかし、変わらぬものもありました。島の人達の優しさです。これは以前と変わらないと思います。いいですね、沖縄って。
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皆さんご無沙汰してしまっていました。三月末から自分の多忙さにかまけてブログをさぼってしまいました。本当にすみませんでした。継続こそ力なりなんですよね。今後はいろいろと対策を考え、スタッフにも協力してもらいながら皆様に役に立つブログを続けていきます。
どうぞ、よろしくお願い致します。
いいわけの一つですが、4月の上旬にNYにいました。その時NYはまだまだ寒く、到着した日はなんと雪でした。インプラントに関するミーティングが開かれそれに参加してきました。「健康歯考講座〜インプラント〜」に何回か登場したアルブレクトソン教授、カーンベリ教授達にお会いする事ができました。
そして、各国代表の様々な先生達の講義を聞く事が出来、とても勉強になりました。
現在はインターネットの普及でほとんどの情報が瞬時に手に入ります。ですから、ほとんどの場合あえて海外に出向く必要はないと思います。しかし、この様な機会を上手く使う事で集中して学ぶ事が出来ますし,直接お話をうかがう事で文献では学べない事も学べたりします。それから、普段お会いできない先生に合えるのもまた一つの楽しみでもあります。
ただ、こういう学会というのは時間が限られてしまうため、結構スケジュールがきつく今回も朝8:00から毎日始まりほぼ一日中缶詰で三日間すごしてきました。
そうはいっても,夜はブロードウェーで柄にもなくミュージカルを観て来ました。「プロデューサーズ」と「シカゴ」をみました。
土日を利用し、ほとんどのスタッフと共に、歯科の国際シンポジウムに参加してきました。今回は、アメリカとスウェーデン、そして日本のメインテナンスについてのシンポジウムでした。メインテナンスとは、「いかに現在のお口の状態を維持、安定、あるいは向上させて行くか」という事だと思ってください。これって、まさに健康創造型歯科医療ですよね。
このシンポジウムから、いろいろと学ぶ事ができ、日々の私達の臨床を向上させる事がまた出来ると思っています。
私達は、よくこのような研修に出かけたりします。研修を受ける上では、東京にいるという事はとても便利です。ほとんどの研修が、東京で開催されますから。地方の歯科医師や歯科衛生士も多数参加されていますが、私達から見れば移動、宿泊と、ご苦労が多い中それだけ熱心なんだなと感心します。
この様な研修や講義等も千差万別で、それこそ素晴らしいものから、ちょっと疑問を感じてしまう物まであります。
その中で、良い講習会に参加し、勉強し、素晴らしい講演者に出会うと自分たちの向上心に更なるターボがかかる思いです。
2000年に世界的なインプラントの学会があり、それに参加する為スウェーデンに行った時のことです。
その時に、当院インプラント担当医が以前留学していたウプサラ大学にも立ち寄る事が出来、大学内の手術室、医局等の施設の見学をしたり、いろいろな先生に逢わせてもらい、特別に我々の為に講義もして頂き、とても勉強になり、また大変良い想い出にもなりました。
その時、彼に、19世袖に建てられたウプサラ大学の大講堂に案内してもらえたのですが、そのエントランスに「自由に思考する事は素晴らしいが、正しい知識を得ることはさらに偉大である」という言葉があげられていました。
「良い言葉でしょう」と彼に言われ、「本当ですねぇ。これだけ情報が氾濫し、発信する側も、受ける側も自分の都合の良い事に偏ってしまう事も沢山あるし、私たちが常に公正な立場で、注意深く選択して正しい知識を得るように努力しないと大変な事になるね。」と話した記憶があります。
情報には、必ずと言ってよいと思うのですが、デバイスがかかってしまい、そこに意図という物が存在します。それを見据えた上でないといけませんね。
まず、私達は、皆さんにより良い歯科医療を提供する為に、正しい知識を得る努力を怠ってはいけませんね。
それから、皆さんも、このようなブログや本から得られる情報も、必ずデバイスがかかり、意図があることをふまえた上で、自分に取り入れる、活用する、あるいは活かす様にして下さい。
このブログが、単なる当院の宣伝になる事なく、デバイスの少ない、皆様の為に役立つものになるように努力して行きたいと思っています。
しばらくの間、忙しさにかまけてブログをさぼっていました。
すみません。
今月は、インプラントの学会の為、担当医が渡米したり、新しく、画期的なインプラントシステムを導入する為の海外出張やミーティングを行ない、院内に新しいインプラントシステムを導入する為に時間を取られていました。
私達の医院では、新しいものを導入するときは、かなり慎重になります。
医療の分野には、鳴り物入りで開発されたものが数年のうちに完全に否定される事が少なくありません。その様なものをまちがって導入する事の無い様に、慎重になります。そして一度導入すると決めたら、「守破離」の精神で、まず徹底的にそのシステムのコンセプトを守り導入するべく検討を重ねていきます。
このシステムは本当に凄いですよ。インプラントをより安全に、正確に、そして患者さんに対してより負担の少ない手術が可能になるものです。当院も今回の導入に際して約2年の準備期間をようしていますし、このシステムを日本に導入する初期段階から関係企業、開発担当等とディスカッションを重ねて来ました。
詳しい事は、今後このブログやHPでご紹介いたします。
さて、この土日の二日間、大阪で歯周病のシンポジウムがおこなわれ、スウェーデンとアメリカから世界的に有名な歯周病専門医が来日され講演がありそれにスタッフと行ってきました。いろいろと勉強になったと同時に当院の歯周病治療のプロトコール、スタッフに知識、技術のレベルが世界的に見ても優れている事に確信がもてました。
そしてせっかくの機会ですから、ちょっと贅沢をして、日本では大阪にしかないリッツカールトン大阪に宿泊してきました。
一流のサービスに実際にふれてみたいと思い、世界でも一流と認められているリッツのホスピタリッティーを学んでみようということになったのです。
結論から言うと、とても素晴らしい体験をしてきました。百聞は一見にしかずですね。
書籍等にも掲載されていて、多少の知識をもってはいましたが、やはり本物は凄いとしか言いようが無いですね。
本物のクレドも見せていただいてきたのですが、クレドの中に書いてある事は決して特別の事ではないのです。どちらかというと、当たり前の事、でもそれを、当たり前の事として行動している姿は、感動します。みせて頂いたクレドが本当にすりへっていました。ことあるごとにこのクレドを見て、それに基づいて仕事をしているのだなという事が解りました。
以前にも書いたと思うのですが、「一流とは、当たり前の事を,当たり前にする。」ということを本当に実践していました。
ただ感動するだけでなく、歯科医院のリッツカールトンになりたいと心から思いました。いや、思っています。
まずは。クレドを作らなくてはいけませんね。
さて、当院の診療台は全てシロナ(前シーメンス社)製を使っています。この診療台は世界的にも有名で優れているのですが、唯一価格が高いと言う事が難点になります。多くの歯科医師が一度は使ってみたいと思う診療台です。
例えていえば、診療台のメルセデスベンツといえるのではないでしょうか?価格も同じ様なものですし。
どのような点が優れているかと言うと、あげればきりがないのですが,その中のひとつをあげてみます。
無影灯について 
無影灯とはお口の中を照らすライトの事をいいます。これがとても明るいのです。それもただ明るいと言うだけではなく、読んで字のごとく陰が出来にくく光が自然光に近いのです。
つまり、視野がしっかり確保出来るわけで、極初期の虫歯を見つけたり、歯ぐきの腫れや、粘膜の病気の発見がとてもしやすいのです。
より安全で正確な診断、治療が可能になるわけです。
また差し歯(これはもう古い表現ですが)の治療の時に歯の色を合わせる時も通常の無影灯だと光の色に影響を受けて歯の色が本来の色と違ってみえてしまう事があり、色合わせの時は無影灯を消して色を見なければならないのですがこの無影灯は点けたままでも色合わせする事が出来るのです。
ライト一つにもこだわりがあるのです。
日曜日に講習会に行ってきました。
カリオロジーという分野の講習で、スウェーデンのイエテボリ大学からドーベン・ビルクヘッド教授とペーター・リングストロウム准教授がお見えになり最新の講義をきく事ができました。
カリオロジーなんて聞いたことありませんよね。
これは、う蝕学とでもいいましょうか、実は日本の大学には無い学問なんです。簡単にいえば、どうして虫歯になってしまうのかそのメカニズムを研究し、またどうしたら虫歯にならないですむのか、虫歯の診断はどのようにすれば正確に診断できるのか、どのように治療したら良いのかを、研究している教室なのです。
私達の推奨する健康創造型歯科医療にとってとても大切な分野です。
この様な教室が、日本の大学歯学部、歯科大学にないのは、大変な問題ですよね。
当院からは14名が参加する事ができました。
お二人は以前に,当院にお見えになった事があります。当院を見学され、当院のシステムに興味をもたれ、様々なアドバイスを頂きました。
また、当院オリジナルの唾液検査のコンピュータプログラムを大変評価していただき健康創造型歯科医療のコンセプトにも賛同して頂きました。
そのおかげで、いろんなかたちでご協力して頂ける事になりました。
お二人は現在、カリオロジーの分野では世界の第一人者で、世界中のカリオロジーに興味のある歯科医師の注目を浴びています。そして、講義は大変解りやすく,臨床に則しており、またお二人のお人柄も素晴らしい方達です。
実は、今回の講義のなかで、スライドで当院を紹介して下さったんです。
ちょっと恥ずかしく,でも嬉しかったです。
みんなでこれからも健康創造型歯科医療で頑張ろうと思いました。
「こだわり」
「こだわる」とは辞書によると
1ちょっとしたことを必要以上に気にする。気持ちがとらわれる。拘泥(こうでい)する。
2つかえたりひっかかったりする。
3難癖をつける。けちをつける。
[補説] 1 は、近年、「一流の材料にこだわって作った料理」のように、妥協しないでとことん追求するような、肯定的な意味でも用いられる。とあります。
その中の補説の意味の「こだわり」を大切にしていきたいと思っています。
私達のクリニックがどんな所に「こだわり」を持っているのかを説明する事で、歯科医療ってどんなものなのか、また当クリニックがどんなところか、そして私がどのような人間なのかを少しでも理解して頂ければと思っています。
こだわり1
こだわりというわけではないのですが、私達がどのようにして知識や技術を習得しているかについて書きたいと思います。
昨年の12月にSPDA(Sweden Postgraduate Dental Academy)スウェーデン・イエテボリ大学大学院教育日本校を卒業しました。
この写真は卒業式で、ベルゲンホルツ名誉教授と一緒にとったものです。彼は歯内療法学(神経や根の治療)の名誉教授で、学問に対する姿勢やそのお人柄は、心から尊敬出来る方です。
SPDAは、スウェーデンのイエテボリ大学という大学から各科の主任教授が来日され、授業をして頂けると言うものでした。数年前から日本で開講される予定がある事は知っていたのですが、それが開校されその一期生として卒業する事ができました。
私達が、スウェーデンの大学院教育になぜ行ったのか?
ほとんどの方は不思議に思うでしょう。
実は、現在の歯科学の中でスウェーデンの存在が大きいことは私達歯科医療者の間では広く知られています。
う蝕学、予防歯科学、インプラント学、歯周病学、歯内療法学、など、数多くの分野でスウェーデンの研究成果が現代の臨床に如実に反映されています。
こうした成果の背景には科学的根拠に基づいた臨床を重視する姿勢、論理性を重んじる態度などがあると思います。その為、あらゆる分野で臨床のデータを蓄積し、その研究を多数行ない発表しています。
その研究結果を世界は評価しまた重要視しているのです。その為にスウェーデンの歯科学は世界中で信頼されていると言えます。
そのスウェーデンの歯科学を、主任教授から直接学ぶ事ができるのです。
素晴らしい事だと思いませんか?
入学後は授業とレポートが確かに大変でしたが、お見えになる教授陣の授業は素晴らしく、お人柄もまたとても素敵な方々でした。
運良くほとんどの教授達を当院にお招きする事ができ、当院の診療内容、設備、スタッフを評価して頂けたことも大変光栄に思っています。
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プロフィール

馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
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