はっきりしない天気ですね。
今週スタートした採用ブログ 馬見塚デンタルクリニックってどんなところ?はご覧になっていただけましたでしょうか?
当院では、スタッフの雇用、人材育成に力を入れていきたいと思っております。
一人でも多くの方に就職していただくためには、可能な限り事前に当院の事を理解していただくことが大切だと思っております。
その為、このブログを通して就職希望の方に、当院がどのようなところなのかを理解していただく一助になればと思っています。
また、それ以外の方(患者さん)にも、当院がどのようなところなのかが、少しでもご理解いただければ、うれしいと思おておりますので、就職希望の歯科医師、歯科衛生士、受付の方、そして就職希望以外の方もどんどんご覧になって下さい。→こちらへ
そして、来週から新たにインプラントに関するブログ(水曜、金曜日アップ予定)とPMTCに関するブログ(火曜、木曜アップ予定)を始めますのでこちらもご覧になってみて下さい。
よろしくお願いします。
2009年5月13日付けの朝日新聞、インプラント治療 注意点という記事に対する4回目のコメントです。
では始めます。
前回と同様記事を黒字で、私たちのコメントを赤字で表記します。
あごの骨が厚く、骨の密度も高い人はインプラントに向いているが、その逆の人はリスクが高まる。上あごの骨は比較的薄いので、下あごに比べてリスクは高い。
この表現は、あまりにも簡単すぎるように感じます。
基本的には、骨がたくさん存在することは条件としては良いといえますが、骨密度はただ単に高ければ良いというものではないのです。
次回の記事にも出てくるように、インプラントが骨に定着しない理由の一つに、手術に際し、骨に穴を開ける時に摩擦熱で、骨組織を火傷させてしまい、傷つけその結果として、インプラントが定着しないということがあるのです。
この火傷をおこす原因には、様々なことが考えられるのですが、その一つに骨が硬いことを考慮せずに、通常通り手術の手技を行ってしまうと、火傷を引き起こしてしまうことが、あるのです。
つまり、ただ骨は固ければ良いというわけではないんです。
逆に、骨の密度が低く、やわらかい骨だとしてもその状態にあったテクニックを用いることでインプラントの手術を成功に導くこともできるのです。
インプラント治療に伴う火傷に関してはこちらをご覧下さい。
http://www.118.md/e_implant/02_02.html
http://blog.118.md/article/13219521.html
また、上記の表現の通り、平均的には上顎の骨は、下の顎に比べ薄いというか少ない場合が多く、インプラントがやりにくかったり、できなかったりすることがありますが、それが何のリスクが高いのかがわかり憎いですよね。
皆さんは、おそらくリスクが高いと表現されると、上顎の手術の方が危険なんだと思われてしまいますよね。
たとえば、そのリスクが、患者さん側が受ける身体的なダメージの事を表しているのなら、インプラントの手術では、比較的下顎の手術の場合に、重篤な事故が起こりうる危険があります。
インプラント治療に伴う、このような重篤な偶発症に関しましては、以下のブログも参照して下さい。
http://blog.118.md/article/13194753.html
http://blog.118.md/article/13195096.html
http://blog.118.md/article/13195690.html
http://blog.118.md/article/13195849.html
http://blog.118.md/article/13196251.html