みなさんこんにちは。
明日はひな祭りですね。花屋の店先には桃の花がたくさん並んでいます。
ひな人形の起源は、厄落としの身代わりにする人形(ヒトガタ)なんだそうです。ご存知でしたか?
「節句が過ぎたら、ひな人形を早くしまわないと嫁に行き遅れる」というのは、その名残だそうです。子供の頃は、夢中になって飾っていたおひな様も、大きくなるに連れあまり興味がなくなり、いつからか父が一人でせっせと飾ってくれていたのを思い出します。きっと『早く嫁に行ってもらわないと』と思いながらひな人形を並べてくれていたのでしょうか?これは冗談ですが。
子供の健やかな成長を願うという親の気持ちと、日本の伝統行事のすばらしさを自分が親になって改めて実感しています。そういえば、私のおひな様のお顔は、少しだけ歯が見えていました。みなさんのお宅のおひな様はどんなお顔でしょうか?歯の話になったところで本題に入りましょう。
今回は、皆様が思われているインプラント治療に対する疑問や不安をあげてみました。
Q.インプラントの手術は痛いの?
インプラントに関わらず、炎症のある部位の治療は術後、痛みがでる事が多いです。しかし、インプラント治療は手術前に口腔内の炎症、感染を除去する事が必然であるため、手術後の痛みが出る事は非常に少ないのです。又、当医院では、手術の際、手術部位に十分に麻酔をし、全身にも不安や痛みを和らげる薬(静脈内鎮静法)を使用しますので、痛みを感じることなく手術を受けることができます。
Q.失敗したらどうなるの?
*インプラントが抜けてしまう事はないの?
術後、インプラントが骨とくっつかずに抜けてしまうことが稀にあります。原因は、感染によるものや噛み合わせによるものなど様々あり、また原因不明の場合もあります。しかし、骨の回復を待ち、再度同じ部位にインプラントを入れることが可能な場合が多く、その後の経過に問題が生じることはほとんどありません。
*神経麻痺がおきてしまうかも?
特に下顎の場合に考えられることですが、これは、インプラントによって下顎神経を損傷させてしまった場合におこります。しかし、手術前には骨の量や神経までの距離をレントゲン等で確認し、必要な場合はCTを撮ってより正確に調べるなど、充分なデータを集め、手術にあたる事で防止できます。