朝夕とだいぶ涼しくなり、やっと秋らしくなってきました。
虫歯治療の多くは、歯を削った後金属の詰め物をしますが、その後に痛む(しみること)があります。
金属は熱が伝わり易い為、熱いもの、冷たい物が刺激となり痛むのです。
通常は一過性の痛みならば、(例えば、冷たいものを飲んだ時、一瞬しみて、飲み込んだ後は元に戻る)個人差はありますが、数日から数ヶ月で消えていきます。それは、歯の神経の中の細胞が、刺激に対して守る細胞を作り(防御作用)、徐々にしみなくなるのです。
つまり、着けた時に比べてしみる度合いが減っていく様なら多くの場合は大丈夫です。
しかし、しみる時間がだんだん長くなる、何もしなくても痛い、暖かいものがしみる、などの症状が出た場合は、歯の神経を抜く治療へ移行しなければならない可能性があります。痛みが続くなど、気になる症状があれば、先生に相談し、診断を受けてみて下さい。