"Tracks Santa 2005"をご存知ですか?
これは北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)によるサンタクロース追跡プログラムのことです。
事の発端はある店が「サンタさんとお話が出来る」と広告したのですが、間違った電話番号を載せていたため、なんとその広告を見た子供は、中央防衛航空軍基地(CONAD)の司令長官、Harry Shoup大佐のホットラインに電話してしまったのが始まりだそうです。
Shoup大佐はサンタさんが北極から南へ向かった形跡があるか調べさせて、「電話をした子供たちは、サンタさんの居場所の最新情報を貰いました。」ということです。なんて粋な計らいなんでしょうね。どこかの国のお偉い方達?も見習って欲しいもんですね。
そして、それ以来24日には、人工衛星から戦闘機まで、さまざまな技術と機材を駆使してサンタクロースを追跡し(ほんとかな?)、これが"Tracks Santa 2005"のサイトを通じてみることができるそうです。
サイトはまだ準備中のところもあるようですが、日本語版も用意されているそうです。言語を選ぶと、音が出るのでご注意ください。
また、「かっこいいダウンロード」というところではプロモーションビデオやパズル、キャロルなどを楽しむことができます。
http://www.noradsanta.org/index.php
感染の話の続きです。
まず、術中です。手術中に感染が起こらない様にする為には、患者さんだけではなく、私達医療者側が注意しなくてはいけません。実際に外科的な常識を踏まえた「清潔な診療条件」であれば、手術室を用いた厳格な無菌的なインプラント手術条件と同様の結果が得られたという報告が1993年にされています。
この事だけをみて、一般の歯科治療環境で手術をしても良いと思われがちですが、その、3年後にはやはり、スウェーデンのFriberg(フリーベリ)先生が、「清潔な診療条件」に対する追跡研究がない以上、厳格な無菌的手術条件を守るべきであると述べています。それを受け、私達の診療室にも手術室とそれに伴う手術環境を整備しています。やはり、感染が起きない様な手術室、手術前の手洗い、手術器具の滅菌、管理等が大切になります。
そして、手術をする部位がお口の中ということになり、お口の中は食道と気道に続いているため比較的細菌の多い環境ですので、インプラントの手術前に確実に歯周病の治療を終了させておくだけでなく、当院では手術1週間前と手術直前に、十分に時間をかけたプロフェッショナルクリーニングを受けていただく事を義務づけさせて頂いています。
そして、術後です。手術当日には術後の注意事項を説明させていただき、手術部位に感染が起きない様に、ご協力頂き、基本的に翌日、消毒と手術部位のチェック、1週間から10日前後で抜糸、それまでは、感染予防のため抗生物質の服用と含嗽剤による消毒の励行をして頂いております。
それから、術後ズーットという事になりますが、インプラントは基本的に自分の歯と同じ様にケアーが大切で、歯周病にもかかってしまいます。ですから、日々のご自身によるブラッシングと定期的なメインテナンスケアーがとても大切です。