昨夜は、東京でも雪が降りましたね。
今朝早く、犬と散歩に出かけたときうっすらと白いところがありました。
この程度は、まったく問題ないですが、少しでも積もると東京の場合すぐに交通機関に影響が出てしまいますよね。
各地では大雪で、いろんな被害や、事故が起きていますね。こんな事があるたびに、自然の力は驚異的だとつくづく感じます。人間のわがままで、地球環境をいため続けてしまった結果、地球が怒ってしまったのではない事を望みます。
地球に優しい生活をして行く必要がありますね。
さて、始めますね。
いつから、咬める様になるのか?
インプラント治療(2回法)では、一度手術を受けてもすぐに咬める様になるのではなく、暫く期間をおき、2度目の手術(これは簡単な手術です)を行ないます。その後、型や咬み合わせをとってインプラント体にくっつける被せ物を作り、それがくっついてはじめて咬める様になります。
つまり、治療開始から咬める様になるまでにある程度期間を要する治療です。
特に、1回目の手術から2回目の手術まで暫く期間をおきます。この期間が36ヶ月を要します。これはこの期間に骨がインプラントの表面にくっつく事を妨げない為の安静期間の様な物だとお考え下さい。
インプラントが骨とくっつくには骨折したところが治るメカニズムの様なものが、働いており皆様が例えば骨折したとすると、一定の期間はギブスの様な物で固定しますよね。それと同じ様な考え方だと思おって下さい。
この治癒の為の期間も様々な研究やリサーチのおかげで大分短くなって来ています。
平均すると、下顎で、2~4ヶ月、上顎で4~6ヶ月位治癒をまちます。
これは、手術時の骨の状態や、インプラントがどのくらいしっかり埋め込めてかによって術者が判断します。
この判断は、術者の経験により期間を決める事が多いのですが、インプラントの固定度について、共鳴振動を調べる装置をもちいて計測し治癒期間を決める事も最近では行なわれています。この装置も当院にあります。
また、最近の研究では、その治癒期間であってもインプラントにコントロールされた力ならば加えても大丈夫と言われています。その事を受け、1回の手術ですべてを終えて、その日のうちに咬める様にしてしまう治療も開発されています。
この事については後日掲載させて頂きます。