第一グループによるまみクリ新聞ブログ版はいかがでしょうか?
彩り鮮やかで、私のブログがかすんでしまっているようで,どうもこまりものです。
まあ,ヴィジュアル面の才能が私にはないということで、お許し下さい。
さて、当院が導入しているインプラントシステムについてです。
当院では、2種類のインプラントシステムを導入しています。
一つは、ブローネマルクシステムです。
この講座で,取り上げているシステムですね。
40年に及ぶ実績があり、世界が認めたシステムといえます。
しいて、ウィークポイントをあげると、他のシステムに比べ手術が若干難しく、術者の技量に影響され易く、システム自体が複雑で面倒、そして導入及びランニングコストがかかります。
それから、このシステムの製造販売元が最近企業買収されてしまい経営母体がかわったため、商業主義にのった経営の影響をうける心配があります。
もう一つがアストラテックシステムです。
以前のブログでお話ししたインプラントの表面のところで出て来た粗面性状(
ザラザラな表面)で10年以上の研究実績があるもので、現在の研究スタッフには過去に実績のある研究者が多数在籍し、現在も様々な研究がされているてんも信頼が置けるインプラントといえます。
また、母体がアストラゼネカ社という大きな企業であり、企業買収等の影響も受けにくいのではないかと勝手に思っています。
システムとしてブローネマルクシステムよりも簡略化されており、医療者にとって導入し易くなっているところが、長所であり,ある意味で短所となりうる気がします。
もちろんその他にも良いインプラントシステムは、存在すると思いますが、広く世界的に研究結果が発表されているインプラントシステムが安全で信頼出来ると考えています。