おはようございます。先週1週間、インプラント班は講習会の為ラスベガスへ行ってきました。私は去年の9月にインプラント班に入り、今回ラスベガスの講習会に連れていってもらえることになり、ワクワクしながら向かいました。海外に行くと和食が恋しくなると言いますよね。例にもれず私も和食が恋しくなり、帰りの空港でお寿司を食べました。日本についてからも、まず和食を食べました。やっぱり日本人は和食ですね!!
日本とアメリカ(ラスベガス)を比べると、日本は繊細でアメリカはダイナミックだと感じました。食物の味やお店に並んだ商品の作り、道路の車線...そして今回の講習会でも何かそれに似た印象を受けました。
今回のインプラントの講習会は、世界規模で行なわれたのですが、日本人の参加者が500人!と2番目に多かったそうです。日本で、インプラントへの関心が高まってきているのがわかりますね。
講習会はとても広いホテルで行われ、会場がいくつもありました。メイン会場での内容は、最新治療の「すぐに咬めるインプラント」「歯肉を切らずに行なうインプラント」のオペのライブ映像が殆どでした。
これを聞くと患者さんはすごい治療だ!と思うでしょうね。講習会でオペのライブ映像を初めて見た私も、すごい!!と思いました。
すぐに当院でも導入できればいいのに、と思ったのですが、後で院長に「最新の治療を、国を超えて大勢の人が見る事ができることが、大きな講習会の良さだけど、その反面、新たな治療の良い点だけがクローズアップされて、必ず考慮しなければならないデメリットについては、多く語られない。これが問題なんだ。」と言われました。
確かに今回の講習会でもその殆どが、利点だけが発表されていたと私も思います。「新しい治療」が「本当に患者さんの為になる治療」と証明される必要があり、そうなるまでには、もう少し時間がかかりそうですね。
この講習会で私個人として得られたものは、「私たちインプラント班が患者さんに提供しているインプラント治療は、今回の講習会のオープニングに出られたブローネマルク教授がいつもおっしゃっている方法にのっとった、基本に忠実で、信頼できるものだ」ということに確信がもてたことです。
また講習会に参加し、当医院のスタッフだけでなく、多くの先生やスタッフの方々とお話ができ、本当に素晴らしい経験ができたと思っています。
その経験を1つでも多く、今後に生かしていきたいと思っております。