前回、新富町を出た所までお話しをさせて頂きました。今回は駅を出てから、当院のあるセントルークスタワーまでの道のりをご案内致します。新富町駅6番出口の階段を上りきり地上へ出ると、右側の眼下にバスケットゴールがある広い広場が見えます。実はここ、築地川公園の一部なのです。地上に上がってきただけなはずなのに、何故か築地川公園を上から望めるのです。不思議な感じがします・・・。
現在の築地川公園は、かつて築地川の支流である合引川を埋め立て作られた公園なのだそうです。ですから橋の下の川が公園となった為、現在は広場を見下ろすという状態になっているのです。これで納得しました。
以前ブログで築地駅側からの築地川公園を紹介しておりますが、今回は新富町駅側からの築地川公園をご紹介します。
まず広場では、バスケットボールを楽しんだり、キャッチボール、テニスの壁打ちなどしている方をよく見かけます。又、わんわん広場と呼ばれる人工芝をひいた場所があり、犬と遊ぶ事ができます。
天気の良い日に1度降りてみたいと思いつつ、まだ実現していません。
最初から脱線してしまいましたが・・・元に戻りましょう。
地上に出たら、『Go!! Straight!!!』 とにかくまっすぐ進みます。
すると、右手に22階建ての都市公団マンションがあります。2階から4階に介護保険施設『リハポート明石』そして1階の一部と5階には、知的障害者生活支援施設『レインボーハウス明石』が入っています。同じ建物内に介護保険施設と知的障害者生活支援施設があるというのは全国でも珍しい例で注目されているそうです。みなさんはご存知でしたか?
また、1階に『アラジン』という喫茶店があります。そこでは、知的障害者生活支援活動の1つとして入所者の方がパン作りの手伝いや喫茶サービスを行っているそうです。私はここのあんパンが好きです。『こしあん』・『つぶあん』の2種類があり、どちらもぎっしりあんこが詰まっています。通勤時にはいつもいい匂いがするんですよ。
さらにまっすぐ進むと左側車道に佃大橋へ向かう坂が見えます。佃大橋は隅田川最後の渡船場として320余年続いていた『佃の渡し』の位置に架けられた橋で、東京オリンピック開催に備えた関連道路の一部として戦後初めて隅田川に架橋された橋なのだそうです。佃大橋ができる以前は渡し船が島と島を結ぶ唯一の交通手段だったそうです。渡し船が『ぽっぽっ』と音を鳴らしながら進むことから、地元の方には『ぽっぽ船』と呼ばれ親しまれたそうです。
またまた脱線しましたが・・・ラストスパートと参りましょう。
角のコンビニ『サンクス』を右に曲がるとひと際高いビルが現れます。当院のあるセントルークスタワーが登場するのです。
それでは今回はここまで。
新富町バージョンも次回で最終回です。乞うご期待!!!