ここ数日は風も強く寒い日が続きましたが今日は、風もなく良いお天気ですね。
今日で二月も終わります。春の訪れは嬉しいのですが、ちょっとさみしいことがあります
当院歯科衛生士長が、本日をもって産休に入ります。こんなにおなかが大きくなるまで、頑張ってくれたことには本当に感謝していますが、やはりいなくなるのはちょっとさみしいですね。
元気な赤ちゃんを産んで一日も早く復帰してもらいたいと思っております。
さて、本日の質問です。
ブリッジが生存できなくなった(外れるあるいは外さなければならなくなった)理由として、ブリッジの土台になる歯の根っこに問題がおきるというのはどのようになってしまうのですか?
ブリッジの土台にかかわらず、歯の根に問題が起こる病気があります。一般的なものとしては、根の先に感染が起こり、膿がたまる病気があります。これは多くの場合が、神経を抜いた歯に起こります。ですから、神経を抜いた歯をブリッジの土台とする場合はこの病気(根尖性歯周炎)が起こる可能性が、あるわけです。
また、神経のある歯を土台とした場合にも、同様な状態になることがあります。この場合は、何らかの問題で神経が死んでしまい、その結果感染を起こすことになります。神経が死ぬ前には、多くの場合、冷たいものや熱いものが、すごくしみたり、突発的に痛みが出たり、という症状が現れるのですが、その後これらの症状が消えてしまうのです。これが問題で、この様なことが起こると多くの場合、「歯が痛んだけれども治ったからいいや」と安心されてそのままにされてしまう事が多いのです。そうなると他のことで歯科医院に出向いたときに、運よくレントゲンを撮る事ができれば解ることもあるのですが、そうでなければ気がつく頃には病状が悪化してしまっていると言う事になりかねないのです。
また、そんなに多くはありませんが、時としてほとんど無症状で、神経が死ぬ場合もあります。
そしてこの様な事態が起こってしまう原因は、ブリッジの土台になる歯ということに限定すると、
1.失った歯を補うために噛む力の負担がかかってしまう
2.ブリッジの特性として、歯が固定されてしまう
3.神経のある歯の場合、削るという行為が神経にダメージを与えその結果神経が死んでしまうようになる
等が、考えられます。
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