馬見塚デンタルクリニック
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前回から始まりましたQ&A形式のブログはいかがですか?
ブログに無い質門があったら遠慮せずにメールなどで質問して下さいね。 今回のテーマは親知らずです。 

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Q1:なぜ親知らずというの?

A :昔は元服といって15歳で親から独立していました。
親知らずは他の永久歯(大人の歯)と違って15歳を過ぎてから生えてきます。そのため、親の知らないところで生える=親知らずと言われるようになりました。

 Q2:親知らずはなぜ痛くなるのか?

A :Q1でもお話したように、親知らずは他の永久歯(大人の歯)よりもあとから成長して生えてきます。生えてくる頃には生えるのに十分な場所が無い事が多く、そのため歯肉の下に隠れていたり、斜めや横になって生えてきます。このような場所は歯磨きが難しく、清潔する事が困難で汚れが溜まりやすく、炎症(化膿)を起こしやすい環境なのです。そのため、歯肉が腫れたり、親知らずやその手前の歯が虫歯になって痛くなるのです。
余談にはなりますが、歯肉が腫れる原因や過程は歯槽膿漏と同じです。ただし、親知らずの炎症の場合はその生え方に原因があるため“智歯周囲炎”という別名があるのです。(智歯とは親知らずのことです)

Q3:どんな時に痛むのか?

A :化膿した状態には、急性期と慢性期といって波があります。
普段、体が元気な時には炎症があっても押さえ込むことができ、この状態を慢性期と言います。しかし、風邪をひいたり疲れがたまったりなど体が弱っていると炎症を押さえる力も弱くなり、腫れたり、痛くなったりします。この状態を急性期と言います。
また、親知らずやその手前の歯が虫歯になっていると虫歯の状態による痛みが出てきます。

Q4:親知らずは抜かないといけないの?

A :生え方に問題がある場合は、繰り返し痛くなるので抜歯が必要になります。また、手前の歯に虫歯のリスクが考えられる場合には早めに抜歯した方がよいでしょう。最近、親知らずや乳歯の細胞を使って歯を再生させる研究がすすんできています。これが実用化されると歯科治療が大きく変わる事ができますが、残念ながらまだまだ先のお話です。

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馬見塚賢一郎
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