桜がほぼ満開になり、今夜あたりは、あちらこちらでお花見をされるのでしょうね。くれぐれも飲みすぎには注意して下さいね。
さて、今日の質問です。
「ブリッジが生存できなくなった(外れるあるいは外さなければならなくなった)理由として、土台の歯が歯周病になってししまうとはどういうことですか?」
歯周病とは、歯自体の病気ではなく歯を支えている顎の骨や歯肉に炎症がおこり骨が溶けてなくなっていく病気です。原因は口腔内の清掃不良から歯垢が歯に沈着し、その中に生息する細菌によって引き起こされるといわれています。また、別の病気ではありますが、歯に必要以上の力が加わると、歯に揺り動かすような力が加わりその結果、歯の周りの骨を失ってしまう病気もあります。
ブリッジの土台になると、単独ではえていた時よりもお掃除がしにくくなることが多く、歯垢が付着しやすい状態となってしまいます。そのために、時間の経過とともに歯周病が進行してしまい、土台の歯が揺れだしてしまい、場合によってはその歯を抜かなくてはならない事態となることがあります。
また、失ってしまった歯にかかる力の負担を、土台になる歯が補うわけですから、この力によって歯周病の進行を助長してしまうこともあります。
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