桜前線も北上し、今頃はどのあたりで満開を迎えているのでしょうか。東京はすでに葉桜です。近頃一段と暖かくなり春の訪れです。ピカピカのランドセルを背負った新1年生や新しい制服を着た学生の姿に目を細めてなんだか嬉しい気分になります。
さて、今回は口内炎についてです。経験のある方はご存知のように痛くてハミガキがしにくかったりお醤油などの刺激物がしみる〜なんてこともあります。
Q,どうして口内炎はできるのでしょう?
A,原因はわかって いません。しかし、誤ってほっぺたの内側の粘膜を噛んでしまったり歯肉に ハブラシをぶつけてしまうなどして傷をつくってしまった後にできやすいです。その他には、ウイルスや細菌感染・アレルギーちょっとむずかしくなりますが自己免疫反応・内分泌異常・栄養障害・消化器疾患・疲労・ストレスなども原因として考えられています。
Q,どうしたら治せるのでしょう?
A,治療方法は症状や状態により様々です。しかし、原因が分からないという事もあり対症療法的治療がほとんどとなります。
①薬を直接塗る
歯科医院で副腎皮質ステロイド軟膏や貼付錠、貼付膜を処方します。
薬局で直接購入する事もできますが薬剤師さんと相談の上使用して下さい。
市販薬:ファイザー・テラコートリル軟膏
J&J テラマイシン軟膏(ポリニキシンB含有)
②レーザー照射
③ビタミン剤を内服する
口内炎ができてしまったらなるべくお口の中を清潔に保ち、お食事の際は刺激物をさけた方が良いでしょう。通常であれば1〜2週間で治ります。ご心配な事がありましたら歯科医院を受診して下さい。4月は様々な行事や新しい生活の始まりなど何かと忙しい時期ですよね。栄養をしっかり取り規則正しい生活を心けましょう。