桜の花が何とかまだもっていますね。きっと今夜は金曜日という事もあり、名残を惜しみながらのお花見があちこちで開かれるのでしょうね。
さて、本日の質問です。「ブリッジが生存できなくなった(外れるあるいは外さなければならなくなった)理由として、ブリッジが前歯の場合には歯の色になっているところ(白い部分)が、変色したり、かけてしまったりするのは何故ですか?」
前歯に限ったわけではないのですが、歯に被せ物をする場合に、金属(金歯や銀歯)で被せるのではなく、審美性を考えて白い色(実際には、歯の色に近い色)で被せ物をする事があります。この材料には、大きく分けるとセラミック系のものとレジン系(樹脂)のもがあります。この二種類にはそれぞれの特徴があります。セラミック系の特徴として、色艶はとても綺麗で、経年的な色の変化もないのですが、強い力や曲げるような力に対して、脆く、欠けてしまうことがあります。レジン系の特徴として、曲げるような力に対してはセラミック系のものより多少強いのですが、多少色艶の再現性が劣り、経年的な色の変化も起こりやすいため、数年で表面の色が黄ばんできてしまう事が起こります。このような、歯をブリッジの土台として使うわけですから、例えば、過大な力がかかってしまったりすれば欠けてしまう事も起こり得ますし、レジン系の材料を使った場合には、変色してしまう事が起こってしまいます。
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