ゴールデンウィークはいかがでしたか?過ぎてしまうとあっという間でしたね。
私は、運動をしたり、横浜のほうに出かけたりしておりました。
今日の写真は、勿忘草(わすれなぐさ)です。小さな花ですが、綺麗だと思いませんか?
さて本日の質問です。
「入れ歯の欠点の一つである装着時の違和感があるというのは、結果としてどのようなことを引き起こすのですか?」
まず、入れたばかりの時は、この違和感がいやで入れなくなってしまうことがよく起こってしまいます。
ある調査では、208の部分入れ歯を8年間追跡調査したところ、58%は使用されていたが、残り42%は使用されていなかったそうです。また、使用しなくなった理由については、使いたくないというものが殆どだったそうです。
実際に、私たちの歯科医院でも、患者さんにとって、初めての入れ歯になるというような場合は、残念ながらその殆どの方が、違和感を訴えられます。
もちろん私たちの技術で可能な限り違和感を少なくしなければいけませんし、その為に入れ歯の専門医も当院にはおります。しかし、たとえ専門医が保険の制約を超え、最善の方法を取って入れ歯を作ったとしても、入れ歯の大きさの大小や、部位にかかわらず、装着感では、ブリッジやインプラントよりも圧倒的に劣ってしまうのは、仕方がないことなのかもしれません。