馬見塚デンタルクリニック
東京都中央区明石町8-1 聖路加ガーデン内 セントルークスタワー1階

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おはようございます。ゴールデンウィークはあんなに暖かかったのに、ここ最近急に冷えるようになりましたね。風邪などひかないように気をつけて下さい。
右の写真はゴールデンウィークに帰省した際に見て来た、芝桜公園の写真です。
暖かい日が続いたため、すこし満開のピークは素過ぎてしまっていましたが、とてもきれいでした!!
さて、本題に入りますね。今回は『誤咬』についてです。ちょっと聞きなれない言葉ですが、よくやってしまうことなんです。

「舌や頬を咬んでしまいました…。このまま放っておいても大丈夫でしょうか?」

舌や口唇・頬粘膜を誤って咬んでしまうことを『誤咬 ごこう』といいます。

軽度であれば口内炎ができ、口内炎用の軟膏を塗れば数日で治ります。(軟膏は歯科医院にて処方することができますよ。)強く咬んでしまうと、出血したり「粘液のう胞 ねんえきのうほう」というものができることがあります。これは、口唇に小さな唾液の出口が無数にあり、そこに閉塞障害が起こると唾液がたまりプクッと腫れます。大半は自然に治っていきます。自然治癒しないときは、外科処置をすることもあります。また『誤咬』も一時的なものなら心配はいりませんが、日常的に咬んでしまうようなら、改善しなくてはいけません。ひどい時は、潰瘍を作ってしまったり、ガンになってしまうこともあります。傷口から感染してしまうと治りにくいので、お口の中は清潔にしておきましょう。

粘液のう胞.mini.jpg

「誤咬はどうしてしてしまうの?」

歯科治療でも麻酔をした後は起こしやすいです。感覚がないので、気が付かないうちに『誤咬』してしまうのです。「麻酔をした後は1〜2時間ほどお食事を控えてください!」とお伝えしているのはそのためなんですよ。特に小さなお子様は注意してあげてくださいね。

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プロフィール

馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
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