今日もはっきりしないお天気ですね。そして、この寒さは一体どういうことなのでしょうか。四季があることが日本の良さで、その四季折々に楽しみがあるわけです。そして、日本の食べ物のおいしさもこの四季が造り上げたとも言えるのではないでしょうか?こんなことが続くと、やはり地球が心配です。地球のためにできることを私たちが少しでもしていかないと本当に手遅れになってしまいそうですね。
さて、今日の質問です。
「歯を失った場合、本当に治療をしなくてはいけないのでしょうか?
もし、歯を失っても何もしないでいたらどうなってしまうのでしょうか?」
歯を失った場合の治療法はいくつかありますが、何度も申し上げているように欠点のない治療法は基本的にはありません。それなら、治療しない方が良いのではないかと考えてしまうのも無理はありません。
では、もし、歯を失っても何もしないでいたらどうなってしまうのでしょう。
基本的に、歯を失った部分の後ろ側に歯があればその歯は手前側(歯を失ったところ)に倒れてきます。また、咬み合う相手側の歯が伸びてきてしまうことも頻繁に起こります。
歯が倒れてしまうと噛み合わせに問題が起きたり、磨きにくくなったりします。
歯を失った部分の咬み合う相手側の歯が伸びてきてしまうと、時として伸びた歯が歯茎と噛むようになってしまい、歯茎が潰瘍を起こしたり、ごく稀にですがその部分が癌化することもあると言われています。
2001年に発表されたある調査では、317名の大臼歯を1本失った患者さんを10年間調べたところ、失った歯の前後の歯の生存率は、何も治療をしなかった場合は5年で89%、10年で81%でした。ブリッジで治療された場合は5年後で97%、10年後で92%、部分入れ歯の場合は5年後で77%、10年後で56%となっており、歯を失った部分はブリッジで治療した方が失った歯に隣り合わせた歯の寿命が長いという報告もあります。
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