馬見塚デンタルクリニック
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昨日の雷雨といい、その後の涼しさ(寒さ)といい、変な天気ですね。

最近騒がれている地球温暖化問題、一方では大問題だと騒ぎ、他方はそんなに問題ない温暖化対策と言ってやっていることが問題だと論議しているようですが、一体どうなんでしょう。

こういう議論を聞いたりしていてつくづく思うのは、何が正しいかではなく誰が正しいかに終始してしまっているような気がします。自分たち側の意見の正当性を証明することに終始していては問題の解決は得られないのではないでしょうか?

私たちが今、目を向けなければならないのは、そこにある真実と、そして何をしなければいけないかだと思うのです(たとえそれが大変な選択だとしてもです。)

この大きくそして小さな地球に、自然の摂理を無視するようなかたちで人口が増え続け、便利さを求め続けた結果なのですから、自分たちに有利なことだけを考えるのではなく、地球全体のことを考えて、何かを努力してかなければいけなのではないでしょうか。

さて、本日の質問です。

今は抜くほどでもないが、将来には問題を起こす歯がある場合というのは、とても難しい問題ですね。

やはり、私たち患者側としては、なるべく歯は抜きたくはないですから。

そうすると、その予知性が低い歯を含めて、その代わり丈夫な歯もブリッジの土台にすれば、確実に長持ちするのでしょうか?

ブリッジや入れ歯の設計を考えるうえでは、ブリッジや入れ歯自体の寿命だけではなく、他のまわりの歯の寿命も充分検討する必要があります。

しかし、時として私たち歯科医師も、自分が入れたブリッジや入れ歯を長持ちさせたいが為に、必要以上に歯の数を多く削ったり、ブリッジの土台や入れ歯をかける為の装置をつけるために歯の神経を抜いてしまったりすることもあるかもしれません。そうすると、短期的にはある程度ブリッジや入れ歯の寿命を延ばすことが可能になりますが、結果として、長期的には失う歯の本数を増やしてしまうこともあるのかもしれません。

極端に聞こえるかもしれませんが、長期的展望にたった場合、今現在は、患者さんの自覚もなく、痛くもない歯でも、抜歯の対象にすることで、長期的に見ると結果として、失う歯の本数を減らすことができる場合もあるといえると思います。

また、言いかえれば丈夫な歯を土台に含めることで、そのブリッジ自体の寿命は延ばすことが可能となります。

ですから、万人に向けて最善の方法というのはありえず。各々の患者さんの状態や価値観に合わせた選択が大切です。

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馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
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