馬見塚デンタルクリニック
東京都中央区明石町8-1 聖路加ガーデン内 セントルークスタワー1階

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少しずつ肌寒くなり、秋も深まってきました。

お鍋が美味しい季節になってきましたね。

当医院の近くには水炊きが有名なお店「治作」があります。

一度は行ってみたい名店です。

それでは本題に入ります。前回に続き

「矯正治療時の痛み」〜マルチブラケット編〜 

矯正治療というと、写真のような装置をつけるイメージを 

持たれてる方が多いかと思います。

一般的に矯正治療では、大人の歯が生えそろった後に

写真のような「マルチブラケット」という装置をつけて

歯を動かします。ブラケットといわれるボタンのようなものを

歯につけて針金を通します。

およそ1年半〜2年間くらいこの装置をつけて、月に1度調整を行っていきますが

その時に痛みが生じることがあります。

 ①   装置が当たって、粘膜が痛い 

初めて装置が入ると、装置のデコボコがひっかかり

頬の内側の粘膜が傷ついたり

口内炎ができることがあります。 

このようなときのために「ワックス」というものをお渡ししています。 

ワックスは、指で小さく丸めて装置に押し付けることで 粘膜に装置がひっかからなくなります。 1週間もしてくると装置に慣れてきて、ワックスも使わなる方がほとんどです。  

②   歯が動く時に生じる痛み 

前回のブログ(10/28付)〜セパレーション編〜同様に

装置をつけた後3日間1週間ぐらい痛みが続きます。

最初は一番弱い力を加えていますが、歯が動き出す時には少し痛みがあります。

針金を装着してから、3〜4時間後ぐらいから痛み始めます。

(個人差があります) どうしても痛みが我慢できない場合は、市販の鎮痛剤を服用してください。

また痛いからといって鎮痛剤をいつも飲んでしまうと

炎症を抑えてしまい歯が動きにくくなるといわれています。

矯正治療を始めると、ほとんどの方がこの痛みを経験することになります。

1週間くらい経てば、痛みはなくなります。

では、なぜ痛くなるのでしょうか?

簡単に説明しますと、歯を動かすために装置で歯に力を加えるのですが、この力で歯と骨の間の組織が圧迫され炎症がおきるのです。そしてこの炎症が起こることによって、圧迫された側の骨が吸収されて歯が動き始めるのです。 この炎症が痛みの原因です。
1週間も痛みが続くことで不安を覚える方もいらっしゃるでしょうが、そんなに心配はいりません。

当院で矯正治療受けられた方で、この痛みために治療を中断された方は1人もいらっしゃいませんし 小さなお子さんでも耐えられるものです。

 ③   トラブルによる痛み 

下記にある3つのトラブルが起こることがあります。こうなってしまうとお口の粘膜が傷つきます。

ご自身での対処は難しいので矯正治療を受けている歯科医院を来院することをお勧めします。

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矯正装置をつけると歯が磨きにくくなり、むし歯になるリスクが5〜8倍に増えるといわれています。

ご自身でのホームケアと歯科衛生士による機械的なクリーニング「PMTC」を受けることは、とても大切なことです。

きれいな歯並びと美しい笑顔を手に入れるために一緒に頑張っていきましょう♪

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歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科

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馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
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