先日、中央区明石町町会の新年会に当院スタッフ
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名で参加させてもらいました。近隣にお住まいの方や企業の方々が集まり、とても和やかで楽しいひとときを過ごすことができました。
こちらの写真は、新年会にお見えになった聖路加国際病院理事長の日野原重明先生と当院のスタッフです。
聖路加国際病院は平成
22
年
6
月の開設を目標に新しい産科診療所の建設を計画されているそうです。中央区は若年層中心に人口が増え、
90
年代は
500
人前後だった区内の出生数は
2006
年から
1000
人を超え昨年は
1222
人の赤ちゃんが生まれたそうです。しかし、現在の中央区にある分娩施設は聖路加国際病院しかなく、出産を区外でされる方がとても多いのが現状であるとおっしゃっていました。新診療所は、個室
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床の施設を現在の聖路加国際病院敷地内に建設し、産科医と小児科医が計3名、助産師計45人が妊婦1人につき3人体制で自然分娩に対応されるそうです。中央区も身近な地域で安心して出産できる産科施設の整備にと補助金を出し、病院と行政がタックを組んで、最近マスコミで取り上げられている病院不足による妊婦のたらい回し(この表現は適切ではありません)や、産科医と産院の減少に対応されています。