前回も、インプラントのトラブルについて、少しお話しさせていただきました。
では、始めましょう、この番組では 、以下のように語られていました。
インプラント手術を2年前に受けた男性は、傷口から感染を起こしたため、歯科医に抗議した。
男性は「『失敗じゃない』と、突っ張っていましたね」、「その先生は最後に何を言い出すかというと、『わたしは借金している』という話、膨大な借金ですよ...、聞いたら」と話した。
歯科医院の経営が厳しいという、意外な現実がある。
理由は、保険の診療報酬の引き下げが続いていること、歯科医がおよそ9万7,000人と増えて、供給過剰になったことがある。
そうした中で、保険の対象ではないインプラント治療は、費用を自由に設定でき、一部の歯科医院にとってドル箱となった。
すでに、15年ほど前に確立されたインプラント治療が、今になって急激に伸びている要因の1つに、経済事情がからんでいる。
しかし、それらをすべて一つにくくって、経営環境が厳しいからという判断をするのはあまりに短絡過ぎています。教育、報道、制度等様々な問題が絡まり引き起こっていることであり、可及的すみやかに、そして慎重な対応が、必要だと考えます。
そして確かに、経営環境の悪化と時を同じくして、なぜかインプラントバブル?というような現象も起こっています。インターネット上はその最たるものでしょう。手厳しい人たちは、歯科医院のインプラントに関するサイトは、医科のレーシックと同様、とんでもない状態になっていると言っています。
確かに、15年前は、歯科医師の殆どがインプラント治療に対して慎重な態度であったのに、ここ数年で、インプラント治療を行う歯科医院が急速に増えていることは確かです。
このサイトも確かにインプラント関連のものですが、情報の偏りをなくし、可能な限り、皆さんの役に立つサイトを目指しているつもりです。