先日のロングライドの疲れもやっといえたところで、前回の続きです。
グラクソスミスクライン社広報部によると、亜鉛入り製品は接着力が持続し、1回で終日もつ。添付文書では1回の使用量は最大でチューブから約3センチ(0.69グラム)としている。1日使うと60%が溶けて体内に取り込まれるが、亜鉛の摂取量は十数ミリ・グラム以内におさまる計算だ。
それでも亜鉛を含有させているのは接着力が増し、長持ちする為だということ、つまり、患者さん側にとって便利(接着力が優れ、長持ちする)な製品は、通常の使用法では、一日に使った場合でも溶け出だす亜鉛は、厚生労働省の食事摂取基準の、上限内に収まる可能性は高いのでしょう。
小松義明広報部長は「普通に使えば心配ないが、利用者は高齢者が多いので、家族も気を使ってほしい」と言う。米国での報告に対応し、添付文書に新たな注意書きを加える方針だ。
もし今までの添付文書にこのような記載がないのでしたら、結果としてそれは問題となりますが、このようなことを考えると現在は通常では想定外の事まで想定内にしなければならず、このことがまた別問題を引き起こす可能性が考えられますね。
しかし、こういう報道がされている以上、迅速に対応するべきだと思います。