乳歯は、いずれ抜けてしまうものですが、その大切さに関しては前回のブログでご理解いただけたでしょうか?
さて、今日は
Q.子供の歯(乳歯)は赤ちゃんがいつくらいから作られるのでしょうか?
についてです。
A.実は乳歯の歯の種は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときからでき始めます。
まず、下あごの真ん中の歯・乳中側切歯とそのお隣の歯・乳側切歯が妊娠7週頃、もっとも遅い第2乳臼歯(一番奥に生える乳歯の臼歯)でも妊娠10週(3ヵ月)ごろに歯の種ができます。
そして、妊娠12〜23週(4〜6週)ごろには、歯冠と呼ばれる、実際に口の中に出てくる歯の噛む部分がつくられるようになりかたくなり始めます。完成は生まれてからです。
ですから、歯の強い子にするためには、生まれた赤ちゃんの食事に気をつけるだけではなく、実際には妊娠中のお母さん自身が偏らない食生活を心がけ事が大切ですね。