2才のお子様をお持ちのお母様から「もうそろそろ、大人と同じ食事をあげてもいいのですか?」という質問がありました。
2才を過ぎてくると多少の個人差がありますが、おむつがとれ、いろいろなことが1人でできるようになってきます。
この頃になると先の尖った乳歯の犬歯(前から数えて3番目の歯)も生えて、上下合わせて16本の歯がそろいます。
少し硬いものでも噛み切って食べられるようになります。
これならなんでも食べられるようになると思ってしまいがちなのですが、乳歯が20本生えそろう前に、あまりあせって硬いものや大きすぎるものをあげるてしまうと、あまり噛まずにまる飲みする習慣がついてしまうこともあるのです。
まして、最近の食べ物は軟らかくあまりかまなくても食べられるものが多いので、注意が必要です。食べ物をしっかり咬む習慣は、顎の成長発育、歯並び、そして健康のためにもとても大切なおものです。
歯やお口の成長にあったものをあげてください。
そして、小学校へ行くころになると自分だけで磨けると本人も家族も思いがちですが、このころから大切な永久歯が生え始めます。そして、実際には子供一人では磨けていないことがほとんどなんです。もうひと頑張り、できれば高学年になるまではご家族が仕上げ磨きをちゃんとしてあげてくださいね。