前回は、唾液が何らかの原因で、出る量が多くなる場合の事をお伝えしました。
今回は、唾液の出る量は正常でもその唾液を飲みむことにに問題ある場合についてです。
このような症状で小児に多いのは、へんとうの肥大(アデノイド)や舌が大きすぎてしまうことで、普段から何かに夢中になっている時、たとえば、テレビを見ていたりする時に口が閉じずにぽかんとあいていたり、舌を出している、あるいは、睡眠中のいびきが大きい等の症状があった場合は、これらの疑いがある場合があります。
他の原因として考えられる小児のよだれは、脳性まひや精神発達遅滞などがある場合にも起こることがあります。
以上のように様々な原因が考えられますので、歯科を受診され、必要があればその後一度、小児科もしくは耳鼻咽喉科を受診をされた方がお良いかもしれません。
基本的には、唾液が多いことは虫歯予防には有利な事でもあります。