バレンタインデーは、ついに友チョコと呼ばれるものまで出現してしまいましたね。
これは製菓会社の戦略なのでしょうか?
いずれにしても、今まで以上に日本中で大量のチョコレートが消費されるわけですね。
そんな事もあってでしょうか?
こんな質問がありました。
「甘いものはやっぱり虫歯の原因だと思うのですが、子供に甘いものを食べるなという事もなかなかできません。何か良い方法はありませんか?」
甘いもの(炭水化物)は確かに虫歯の原因です。その摂取量を減らす事は、虫歯予防には有効だと思います。
しかし、だからと言って絶対に食べてはいけないわけではありません。
実際には、炭水化物をとらないなんてことは、不可能ですし。栄養学的にも良くありません。
まず、甘いもののとり方について、覚えて頂きたいのは、虫歯予防という観点からだけなら、大切になるのは、その量よりも、とる回数と時間なんです。
もちろん、入らない事が一番なのは事実ですが、甘いものがお口の中に入る量が問題といより、入っている時間が問題です。
食事自体を含め、だらだらと長い時間をかけて食べるのではなく、比較的短時間で食べるようにすることが望ましいのです。
だからと言って、食事を楽しむことなく一気に食べるというのはどうかとも思います。
食卓での団らんは、家族のふれあいにとっては大切なはずです。
テレビなど見ずに、みんなで楽しくご飯を食べる事を楽しんでほしいです。
しかし、おやつとなると、回数と時間を決めてあげることが大切ですね。
なるべく時間をかけずに、食べてもらうことが大切です。
テレビを見ながら、ゲームをやりながらではなく、おやつを食べる事に集中してもらうことも大切かもしれません。
甘いものを否定するよりも、その摂り方を工夫することが大切です。
また、できうる限りひと手間加えたご家族の手作りおやつをあげられた方が良いと思います。
そして、食べたらすぐ磨く習慣を身につける事も大切ですね。