馬見塚デンタルクリニック
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先週が祝日になった為、少し間があいてしまいました。

しかし、暑い日が続いていますね。皆さん夏バテは大丈夫でしょうか?

出来るならばしっかりと美味しくて栄養のあるものを良く咬んで召しあがってくださいね。

さて、唾液についての続きです。

今日の冒頭の話にもありますように、美味しいものを食べる時、そしてものを良く噛んでいる時は、唾液がよく出ますね。この様に食事の時に出てくる唾液には、消化酵素の一つアミラーゼというものが含まれています。このアミラーゼは、食べ物の中に含まれているデンプンを麦芽糖というものに分解する力をもっているのです。

そして、良く噛んでアミラーゼがデンプンを消化しそれがその後、胃の消化酵素であるペプシンに作用して、ペプシンの働きをスムースにするというメカニズムがあるそうです。

また、よく噛んでいる間に、食べ物が小さく噛み砕かれるだけでなく、唾液中のアミラーゼともよく混ざるので消化吸収をより促進します。

その間に、その先にある胃や腸などが為ものを取り入れ消化吸収する準備が整い、自分たちにとって必要なものをしっかりと吸収し、不必要なものを体内に取り込まず、ちゃんと排泄するように働くのです。

もっと言うと、食べる前に、その食べ物を目でよく見て、香りを楽しむことで脳(大脳辺縁系)に刺激がいき、唾液がよく分泌され(美味しいものを見たりするとつばやよだれが出るのはそのためです)、胃や腸は食べ物を受け入れる準備を始めるのです。

良く噛むことは、ダイエットにも良いと言われていますよね、良く噛んでいくことで、食事にある程度時間がかかり、その間に満腹中枢が刺激され、食事の量を多く取らずにすむとも言われていますね。

それだけでなく、噛むことは、お子さんの顎の成長発達にとっても、良いものです。

いずれにしても、一度、口に含んだものを出来れば50回位噛んでから飲み込むのが理想で、最低でも20回は噛んで頂けると良いと思います。

でもこれが、意外と難しいもので、数回噛むと飲み込みたくなってしまうんですね。ちょっと試してみてくださいね。

そこでひと工夫、食事の中に、食べ応えのあるものや、良く噛まなければいけないもの例えば玄米の様なものを入れると良いようです。

いずれにしても、今まで出来あがった習慣を変えるのは難しいものです。しかし、その習慣もはじめはなく、自分で作ったも野なのですから、新たのことも習慣となってしまうように継続することが大切ですね。

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馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
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