唾液の作用には、口の中を一定の環境に整える作用あり、その作用は、細かく分けると6つの作用があると言われていますというお話しをしています
それは、以下の6つになります。
1.抗菌作用
2.洗浄、自浄作用
3.溶解作用
4.緩衝作用
5.皮膜保護作用
6.潤滑、あるいは円滑作用です。
本日は、3.溶解作用 についてです。
私達は、なぜ食事をするのかというと、それは生きていくために必要だからですね。
栄養をとるためです。
しかし、それだけではなく、美味しさを楽しむこともできますね。
どちらかというと現代はそちらの方が優先されていると思います。
美味しさを楽しむためには、味、匂い、見た目、雰囲気等が大切ですが、その中でも特に大切なのが、味ではないでしょうか?
この「甘い」「辛い」「酸っぱい」「にがい」等を感じるためには、お口に含んだものを溶かす必要があります。
それが今回の溶解作用です。
唾液の溶解作用によって、私達は味わうことが出来るのです。