昨日は、よいお天気でしたね。
少し動くと汗ばむくらいでしたが皆さんはどう過ごされていたのでしょう?
私は、午前中の早い時間に自転車で走っていました。
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さて、本日は、永久歯列(大人の歯並び)の完成とその噛み合わせについてです。
永久歯列は、第二大臼歯が生えそろった時点で完成します。
乳歯列が完成し、学齢期になると第一大臼歯が生え始め、混合歯列期(乳歯と永久歯が一緒に生えている時期)を経て、永久歯列が完成するのです。
学齢期とは、お口がもっとも劇的に変化する時期ともいえるわけですね。
つまり、正しい永久歯のかみ合わせになるための重要な時期とも言えます。
実は、正しい噛みあわせといっても、背丈、体つき、顔つき等に個人差があるように個人差があるのです。
これを、バイオロジカルバリエーション(生物学的個性)という人もいます。
正しい噛み合わせとは、その個人に適したかみ合わせのことをいい、それは見た目の形だけを現しているのではなく、機能的にもちゃんとしていることが大切なのです。
顎の大きさや、その上下の位置関係、歯そのもの大きさ、歯同士の上下の関係や隣同士の関係等を全体的に見ることが必要になります。
そして、上下の歯がどのようにかみ合っているか、それが顎の関節に対して影響があるのか等を見ていくのです。
この時期の判断の遅れや誤りによっては、顎の骨が変形してしまったり、顎の関節に異常をきたし手お口が開かなくなってしまったりすることもありまので、注意が必要ですね。
虫歯のことだけでなく、歯並びや顎の成長発達に関しても歯科医師に見てもらうとよいでしょう。