前回までのブログで、マスコミに取り上げられた歯科医療関連の話題についてふれてきました。
せっかくなので、過去の自分のブログでマスコミに取り上げられた歯科医療関連の話題についてのものを読み返してみました。
すると、そのほとんどが、虫歯や歯周病とほかの病気や生死にかかわることと関連付けられて取り上げられていたんです。
これって、ちょっと変ですね。
虫歯や歯周病は、いちいちほかの病気と関連付けなくては話題にならない病気なんでしょうか?
極端かもしれませんが、生き死にに関連付けなくては、関心をもってもらえないんでしょうね。
歯科医療従事者としては、寂しい気持ちになります。
基本的に、虫歯も歯周病も直接命にかかわることはほとんどありません。
しかし、いったん歯を失うとそれは決してよい状態ではありません。
場合によっては、噛めない、しゃべれない、笑えないという状態になります。
そして、その歯を補う為に、ブリッジや入れ歯、あるいはインプラントをしていかなくてはならなくなってしまうんです。
自分の歯で、最後まで食べるそして、わずらうことなく天国への階段を元気に昇っていきたいと思いませんか?
歯は、大切です。