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前回のブログで、歯磨きだけがむし歯予防ではなく、 食事のとり方や間食の選び方を工夫することも虫歯予防のひとつとなるということをお話しました。

そして、甘いものだけが虫歯の原因でもないこともお分かりいただけたとおもいます。

今日は、甘いもののお話です。

関東地方も梅雨が明け、毎日暑い日が続いています。そして、節電ということもあり皆さん暑さをいろんな工夫で乗り越えていらっしゃると思います。

クーラーの使用は我慢し、冷たい飲み物をとることで乗り切っている方も多いのではないでしょうか?

その飲み物の選び方を間違うと、ペットボトル症候群と呼ばれる状態になってしまうことがあるのをご存知でしょうか?

ウィキペディアによると、

 ペットボトル症候群(ペットボトルしょうこうぐん、: PET bottle syndrome)とはスポーツドリンク清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる急性糖尿病である。糖尿病性ケトアシドーシスの症状となった若い人達の多くがペットボトルで清涼飲料水を飲んでいたことから「ペットボトル症候群(清涼飲料水ケトアシドーシス)」と名付けられた。1992年5月に、聖マリアンナ医科大学の研究グループが報告した。

前回のブログで、歯磨きだけがむし歯予防ではなく、 食事のとり方や間食の選び方を工夫することも虫歯予防のひとつとなるということをお話しました。

市販飲料の多くには、100mlあたり10g(グラム)程度とかなり多く糖質が含まれている。スポーツドリンクにはたいてい100mlに6g程度の糖分が含まれている。ペットボトル飲料の普及とその手軽さから、知らず知らずのうちに過剰な糖分を摂取することになる。20代から30代の若者に多い。

これを普段水代わりとして飲んでいる場合、1日に2L程度飲むと仮定すれば120 - 200gもの糖分を摂ることになる(熱量にして470 - 780kcal)。120gの砂糖は1個当たりの重量が3.5 - 4g程度の角砂糖で換算すると約30個、ハンバーガーショップ等で多く使われている2gのスティックシュガーだと60本分となりスティックシュガーの袋詰め商品一つ分を摂取していることになる。

人間が1日に必要とする炭水化物は総エネルギー必要量の50%から70%を目標にすべきとされる

[1]

。またWHO/FAOの2003年のレポートで、砂糖は総エネルギー必要量の10%未満にすべきだと勧告されている

[2]

とされています。

皆さん注意してくださいね。

そして、私たちが注目したいのが、

1日に2L程度飲むと仮定すれば120 - 200gもの糖分を摂ることになる(熱量にして470 - 780kcal)。120gの砂糖は1個当たりの重量が3.5 - 4g程度の角砂糖で換算すると約30個、ハンバーガーショップ等で多く使われている2gのスティックシュガーだと60本分となりスティックシュガーの袋詰め商品一つ分を摂取していることになる。

ということです。

一時に、ペットボトル飲料を飲み干されてしまう方はほとんどいらっしゃいません。

少しずつ、飲む方がほとんどだと思うのです。

ということは、だらだら食いと同じで、常にお口の中は、酸性に傾いた状態になり、脱灰した常態が続いてしまうのです。

暑さをしのぐ為にそして脱水にならない為、健康のためにも水分のこまめな摂取は大切ですが、その内容には十分お気をつけくださいね。

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