前回までのマタニティ外来については、いかがでしたでしょうか?
すこしでも、皆さんのお役に立てればうれしいです。
さて、昨日、当院スタッフの一部は聖路加看護大学主催のナースクリニックという勉強会に参加してきました。
これは、地域の子供たちの健康を考えることをメインテーマとして年間を通して行われているものです。
昨日のテーマは「子どもにかかりやすい病気と薬・予防接種」でした。
講師は、聖路加国際病院小児科医長の草川功先生でした。
草川先生はとても素敵な先生で、お会いすると小児科の先生だな〜って思える優しい笑顔が素敵な先生です。
私たちの医院は、予防を中心とした歯科医療である健康創造型歯科医療を提供しており、子供たちを虫歯の一本もない大人にしていくことを目指しています。
そのため、小さな赤ちゃんから子供たちまで多くの小児が通ってくれています。
必然的に、子供たちに接する機会も多くなります。
お口の健康を守り育てるためには、子供たちのことを良く知ることが大切です。
一般的な子育てについては、ママさん歯科衛生士が多数在籍しているので、いろいろ勉強させてもらっているんですよ。
そして、医学的なことに関しては、この勉強会で学んでいます。
一般のお母様や保育士さんも対称なため、とてもわかりやすいお話をしていただけるのです。
私たち歯科衛生士もとても勉強になります。
実は、私たちもこのコースの中の一コマを与えていただき、虫歯や、転倒による歯の怪我、歯並びについてお話をさせていただいているんです。
昨日も、大半役立つお話をしていただきました。
感染症や予防接種のお話だったんですが、
その中でも
「予防接種が広く行われるようになったがために、今の若い先生たちは、麻疹(はしか)の子供たちを見たことがほとんどなくなってきている。」
というお話には、何か少し複雑な気持ちになってしまいました。
時代の変化といえばそれまででしょうが、
いろんな病気を実際に診ている草川先生のような先生に診てもらえる子供たちは幸せだな〜と思ってしまいました。
昨日のお話の中のひとつでも今後に活かし、子供たちに対する歯科医療を安心で、安全なものにしていきたいと思っています。