矯正治療に際して起こり得る症状などについて以下にご説明致します。
歯の移動に伴う痛みがでることがあります
装置装着後 約3〜7日間、歯に鈍い痛みや違和感があります。
また、その後行われる毎回の調整後も、2〜3日は同じような痛みがでます。個人差はありますが、我慢できないほどの痛みではなく、次第におさまりますので心配ありません。
虫歯・歯周病のリスクが高まります
虫歯・歯周病の予防のために治療期間中はブラッシングをきちんと行ってください。当医院でも患者さんの装置やお口の状態に合わせた指導を行います。そしてPMTCを3カ月ごとに継続して受けて頂いております。
口内炎ができることがあります
治療中、矯正装置が粘膜にすれて口内炎ができることがあります。
 主に治療初期にできやすく、治療が進むにつれてできにくくなります。
 
 歯肉退縮がおこることがあります
治療中のブラッシングが不適切だと歯肉が下がり、歯が長く見えるようになることがあります(図1)。
また、でこぼこの歯並びだった成人の方は治療後に歯肉退縮がみられることがあります。
 歯が重なって目立たなかったものが、歯が整列することで現れるのが主な原因です(図2)。
顎関節症状(痛みや開口障害)がおこることがあります
矯正治療中に顎の関節の音や、お口が開きづらいなどの症状を生じることがあります。
 矯正との因果関係は少なく、一時的なことがほとんどですので神経質になることはありません。
 顎関節に違和感があったときはお知らせください。
歯根吸収がおこることがあります
まれに歯の移動に伴い歯根が短くなることがあります(図3)。
 歯肉が健康な場合は何の障害もありません。将来、歯周病を起こしたときに歯の寿命に影響することがあります。
※ 治療を行う前の歯根吸収の予測は、現段階では非常に困難です。
 ※ すでに歯根吸収がある場合は、矯正治療により進行することがあります
歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科
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