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  前回の、あなたの大切なお子さんを虫歯にしないために大事なこと105では、

フッ素の効果を確実にするために、軽くゆすぐだけでいいといっても、

結果としてお口に残ったフッ素入りの歯磨き粉は、飲み込んでしまっても大丈夫なのでしょうか?

についてでしたね。

そして、 

答えは、飲み込んだとしても安全といわれています。

でした。

フッ素の急性毒性という観点から判断すると、

たとえば体重15kg 4歳児の場合、30mgFのフッ素を摂取してしまうと危険なのですが、通常フッ素の効果を期待して簡単にゆすいだとした場合に、お口の中に残るフッ素は0.04mgF程度といわれています。

つまり、一度に750回分の歯磨き後のフッ素を飲み込んだとしたら問題が起こる可能性があるということなのです。

つまり、通常の方法で日々お使いになる場合は、安全だということです。

さて、今日は、

虫歯のなりやすさについてです。

最近では、歯科医院でその子の虫歯のなりやすさをいろんな検査でより性格に判断するようになってきています。

その中のひとつに唾液の検査があります。

しかし、これはご自宅で簡単に出来るわけではありませんね。

それが、この検査のひとつのデメリットになります。

このような特殊な検査を受けなくてもある程度性格にお子さんの虫歯になるリスクを判定する方法があります。

それに基づいてお子さんをハイリスク、モデレートリスク、ローリスクの三段階に分類することが出来ます。

今日は、ハイリスクについてです。

ハイリスクとはいったいどんな状態のことを言うのでしょうか?

1.過去一年間に新たな虫歯が2本以上発症してしまった。

2.歯のかむ面や隣り合ったところ以外の平らなところに虫歯が出来ている場合。

3.フッ素をまったくあるいはほとんど使用していない場合。

4.哺乳瓶を不適切に使ってしまっている場合。

などがハイリスクに該当します。

いかがでしたか? 

特にこのようにことが当てはまり、ハイリスクと診断された場合は注意が必要ですね。

歯科医師、歯科衛生士に相談してみてくださいね。

フッ素入りの歯磨きで日々のケアを正確に行うこと、

そして定期的に歯科医院を受診されPMTCを受けられることが虫歯予防をより確実なものにしていきます。

WHO(1994)も継続してフッ化物配合の歯磨き粉を使用していくと虫歯抑制率は高まるという見解を公表しているのです。

安全性も確立されていますから、安心して継続的にお使いになることが、虫歯予防には効果的だとうことでしたね。

フッ素入りの歯磨き粉で日々のケアを正確におこなうこと、そいして定期的に歯科医院を受診されPMTCを受けられることが虫歯予防をより確実なものにしていきます。

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馬見塚賢一郎
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