こんにちは!
インターネット上のニュースで医療機関でタブレット端末からの感染が広がった可能性が高いものがあったという記事がありました。
実は、以前からその時代を受けて対象物は違いますが、
診療室、医局等を含めた医院、病院環境の中で
意外にもナースコール、ワゴン、電話機、スイッチ、カルテホルダー、PCのキーボードやマウスそして医療者が常に携帯していたPHS端末等が汚染されていたという研究、報告は文献、学会発表を含めて発表されています。
それを知っていればこういうことはなかったのでは?ということを言うつもりは全くありません。
そうではなく、職員を含め皆さんが可能な限りの対策を行っていたとしても、残念ながら落とし穴のようなことはあると思うのです。
今回の報告の大切さはこのような事実を速やかに発表された事です。
最近では、スマートフォンやタブレットの普及により気軽に医療従事者が診療中及び休憩時携帯して使用する事が容易になっています。
例えば、汚染が予想されるような空間に持ち込んでしまったスマートフォンやタブレットを食事休憩中にそのまま持ち出していじりながら食事をしてしまうような行為は、結果として感染につながる恐れがあるということですね。
医療安全のリスクマネージメントで大切なことの一つにインシデントの報告の重要性が挙げられています。
何かが起こったときにそれを速やかに報告する。
それを受けて速やかに活用する事が大切です。
今回このような大切な報告を受けて
私たちも一般の皆さんも単に手洗いの励行だけでなく常時携帯しているスマートフォンやタブレットの表面の消毒をする、あるいは食事等の前に手洗いをしたら、スマートフォンやタブレットは触らずに食事をすることが大切ですね。
何度もお伝えしていることですが、
触れてしまうことが問題なのではなく、触れたとしても手洗いをしっかりと行うことが大切なのです。
その手洗いも手指消毒薬がなくても、流水下で石鹸を用いてしっかりと洗うことでも感染は防げるのです。
マインドフルネスの観点からいうと、食事の時は食事だけに集中することが良いそうです。
食事の時くらいはスマートフォンをいじらずに美味しいご飯を楽しみませんか?
そして、美味しいご飯を食べるためにも食べたらすぐに歯磨きしてください。