馬見塚デンタルクリニック
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桜もすっかり散ってしまいましたね。

あの美しさを堪能できるって素敵な事ですね。

また来年を楽しみに。

さて、今日は血液サラサラのお話です。

血液サラサラの為にお水を沢山飲んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

最近、こんな発表がありました。

マラソンのレース中に水分を補給しすぎると、体を壊す危険性があるとする研究結

果が13日、米国のニューイングランド医学ジャーナル誌で発表されました。

その研究によると

2002年ボストン・マラソンに出場した488選手を対象に実施され、13%の選手が血液中の塩分が危険な状態の低レベルに落ち込む「低ナトリウム血症」に陥ったとされ、28歳の選手はゴールまで残り6キロで「低ナトリウム血症」のため死亡したそうです。

それ以来、レース主催者は水分の過剰摂取は危険と出場者に警告している。

今回の研究結果ではどんな種類の水分でも同じとされ、「一般的に利用されている『スポーツドリンク』でも保護されないと理解することが重要だ」と説明しています。

日本陸連科学委員会の井本岳秋(いのもと・たけあき)という方によると「最近の健康志向ブー

ムで、特に一般ランナーは認識不足から食塩の摂取が足りない。レース前に2グラム摂取するだけで全然違う」と話しているすです。

 

さて、歯科治療と血液サラサラについてです。

血液サラサラといっても今はやりの健康志向のサラサラの方ではなく、狭心症等の心臓冠動脈疾患や、脳梗塞等で血液をサラサラにするお薬を飲んでいる方や人工透析を受けられている方が歯科治療を受ける場合の事についてです。

このような方達は、歯科治療において、抜歯や小手術、インプラント治療、歯ぐきの中に入り込んだ深い部分の歯石取りの様な治療を受けた事に伴う出血が止まりにくいことが起こる事があるので注意が必要です。

歯科治療にさきがけて、主治医のアドバイスをもらう事が大切になります。その方の状態、処置内容によりますが、処置の数日前から血液をサラサラにする薬を中断する場合もあります。

一つの目安ですが、血液の検査値の一つNIR値が2.0以下ならば薬を止めなくても処置が可能だという考え方もある様です。

また、狭心症の発作を起こしてからしばらく落ち着くまでは、局所麻酔の使用もとても危険で、再発作の引き金になってしまう事もあります。

いずれにしても、主治医の先生に今後必要な歯科治療について、ご理解頂いたうえで、安全に治療する事が大切です。

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馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
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