馬見塚デンタルクリニック
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インプラントの歴史
さあ、月曜日です。
昨日は、皆さんどんなふうに過ごされたのでしょうか?
私は、依頼されている原稿があり、その仕事をしていました。
歯科医師になる前は、「歯医者さんは、週休二日だし、昼休みも長いし楽な仕事だろう。」などと勝手に思っていましたが、現実はちょっと違っていました。
私の場合今のところ週休は基本的に1日ですし、ときには日曜も講習会に参加する事があったりして、いろいろ忙しく、残念ながら想像と現実はかなり違う物のようです。
実は聖路加ガーデンに来て11年になるのですが、今まで夏休みらしい休みは一度、9月に北海道に一週間程のバイクツーリングに当院の若い(自分も若いと思って入るのですが)先生二人と出かけたくらいでしょうか。
このツーリングはとても楽しかったです。また行きたいな。
ところで、今日になって私のパソコンの調子が悪くなり、メールも出来ない状態になっています。
依頼されている原稿の事もありますし大変焦っております。
こういう事があるとまだまだ、パソコンってやつは家電にはなれないなと感じます。
そのため、この原稿は他のパソコンから投稿しています。
さあ今週も、頑張って行きましょう。
古代から様々なインプラントが試され、20世紀にはいっても、失敗が繰り返される中、インプラントの不幸ともいえる歴史を大きく変える発見がスウェーデンでありました。
この写真のおじいちゃん(ブローネマルク教授すみません)の登場です。
ブローネマルク教授はスウェーデン、イエテボリ大学の解剖学教室の医師で、当時、自分の研究である骨髄内微小循環観察の目的で、ウサギの骨にチタン製の顕微鏡を埋め込んで観察した後、その顕微鏡が骨とくっついて取れない事を発見しました。それは、1952年のことでした。ちなみに私が生まれる前の事です。
そして、ブローネマルク教授が凄いのは、ただ、発見した事にとどまらず、何故、骨とチタンがくっつくのか、それはどういう条件のもとに起こるのかを研究し始めたことです。
そして、1952年にチタンが骨と直接くっつく事を発見してから、13年にも及ぶ基礎研究(デザイン、動物実験等)を行なったのでした。
えっ、「何故、ブローネマルク教授は解剖学教室の医師で、歯科医師ではないのに歯で研究したのか?」ですか
そうですね、ちょっと変ですよね。
でも、そこにはちゃんとした理由があるのです。
皆さんは、ご自身のお口の中に何本歯があるかご存知ですか?
結構知らない方が多いのですが、もし、一本も抜かれていなければ、乳歯で上下20本、永久歯なら28本あるはずなのです。
つまり歯は、一本ではなく沢山ありますよね。もちろん動物も同じですよね。という事は、
 →数多くの治験が出来るという事になりますよね。
なおかつお口を「あん」とあければ、その実験がうまくいったかどうかのチェックもし易い。
だから、歯で研究したのです。パチパチ。
こういう事を考えても、彼は本当に頭のいい人だとつくづく思います。
そして、1965年 やっと人体への応用が始まる事になるのです。
1965年9月29日長期にわたる基礎研究、動物実験をへてグスタラーション氏の下顎にインプラント手術が施されたのでした。
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