馬見塚デンタルクリニック
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こんにちは。
突然ですが、みなさんは左の写真のキャラクターをご存知ですか?
2007年2月13日(火)のブログ
でも登場しましたね。チョコレートの山に囲まれて、とてもうれしそうにしていました。
この子の名前は「ムシバラス」といい、ライオン株式会社のキャラクター商品です。「ムシバラス」は、お口の中で悪さをするむし歯菌です。でも、この顔、なんか憎めないんですよね。
今回は、「キシリトールの効果:酸産生の抑制」についてです。
以前、お口の中にはたくさんのむし歯菌がいて、お食事や間食をして糖(砂糖だけでなく、ごはんやパンなどの炭水化物)がお口の中に入ると、歯の表面にくっついているむし歯菌たちはその糖を栄養として酸を作り出し、その酸によって歯の表面が溶かされてしまう事でむし歯ができるというむし歯のできるメカニズムを簡単に紹介しました。
では、このむし歯菌の働きを冒頭で登場したムシバラス君に例えて見て見ましょう。
ムシバラス君はとっても食いしん坊でいたずら好きです。
毎日、毎日、おいしい物をたくさん食べてはいたずらをして過ごしています。
ムシバラス君は、おいしい物を食べて栄養を蓄えると、こんどは体から酸を出して歯を攻撃しているのです。
ある日、ムシバラス君はキシリトールという食べ物を見つけました。それはおいしい、おいしい食べ物で、パクパク食べました。お腹いっぱい食べたムシバラス君はいつもどおりいたずらを始めようと攻撃準備に入りました。
・・・「あれれッ?おかしいな〜。今日は酸が出ないぞ?」「もう一回、えいっ!」
・・・やっぱり出ません。結局、ムシバラス君は歯にいたずらをすることができなかったのです。
さて、ムシバラス君はキシリトールをおいしく頂いたのに、なぜいつものようにいたずらをする事ができなかったのでしょうか?
それは、ムシバラス君がキシリトールを食べても、それを栄養として体に取り込めず、攻撃するための酸を出す力がなくなってしまったからなのです。
「キシリトールを食べても、むし菌は酸を出さない」
ということは・・・?
同じ甘いものを食べるなら、砂糖のたっぷり入ったケーキを食べるより、100%キシリトールのガムを食べれば、少なくとも間食中に歯が溶ける事はないということです。
人間と同じでムシバラス君もおいしい食べ物が大好きです。人間が食事を楽しんでいる時、ムシバラス君もお口の中で食事をしています。
人間はキシリトールだけを食べて暮らすことはできませんが、ムシバラス君が酸を出せない時間を
100%キシリトールガム
を利用して作る事で、ムシバラスのいたずら=むし歯予防のひとつになるのではないでしょうか?
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馬見塚デンタルクリニック院長
馬見塚賢一郎
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