最近は夜になると気温が少し下がり、寝苦しさから開放されてきましたね。鈴虫の鳴き声に秋の訪れを感じるようになりました。私は四季の中でちょっぴり切なさを感じる秋が好きなのですが、皆さんはどの季節が好きですか?
さて今回のブログでは、前回に引き続きサプライについてご紹介していきます。
診療で使用した器具と一緒に、診療で出たゴミもサプライに運ばれます。診療を行うことで様々なゴミがでます。その中には医療廃棄物に分類されるものもあり、ゴミを分別するのは、安全のためにも又環境のためにもとても大切なことです。
サプライにはゴミを仕分けする場所があります。
燃えるゴミと燃えないゴミの他、医療ゴミとして注射針、血液の付いたガーゼやゴム手袋などがあります。医療ゴミは、医療廃棄物として専用の容器に入れ密閉された状態で業者の方に引き取っていただいています。
これが医療廃棄物専用の容器です。
診療ではディスポーザブルの物品も多く、日々出るゴミについては悩みの種ですが、ちょっとした工夫で少しでもゴミを減らすようにスタッフ同士の声掛けをしています。
この他にも、歯型模型の石膏やレントゲンのフイルムケース内に入っている鉛箔なども通常のゴミとは分別する必要があります。
このように、私たちのような医療機関のゴミの分別は、特に意識をして行わなければなりません。
サプライ担当のスタッフは、器具のある場所や個数、また器具がどう使われているかを把握しなければなりません。
治療によっては、一度に色々な器具が沢山使われることがあります。
常にとどこおりなく診療を行うためには、サプライと歯科医師・歯科衛生士との連携も大切です。急な滅菌が必要になったり、器材の数が足りなくなったときには、「急ぎで使用します。お願いします。」とサプライを管理しているスタッフに無理をお願いしてしまいますが、そんなときでも「大丈夫よ、何分で持っていける!」と迅速に対応してくれます。信頼をおいているので、私たちは診療に専念できています。
「院内ツアー6 その1」 で、最初にサプライは心臓部と表現しましたが、ご理解いただけたでしょうか?毎日の診療を安全に行い、皆さんに安心して診療をうけていただけるように、サプライを含めスタッフみんなで意識を高めていきたいと思っています。
次回の院内ツアーでは診療室で用いる器材についてご紹介していきます。