Road to 馬見塚第2弾佃大橋から当医院までをご紹介いたします。
⑤佃大橋は、1964年(昭和39年)、高度経済成長期であった当時の自動車交通量の増加、東京オリンピック開催に備え、戦後はじめて隅田川に架けられた橋です。隅田川の東岸に位置する中央区佃、月島地区と西岸の中央区湊、及び当クリニックのある明石町を結んでいます。月島駅より橋の左側を渡りはじめてすぐのところに、東京都により設置された佃大橋にまつわる歴史が記載されたプレートが設置されています。それによりますと、ちょうどこの橋が架けられた場所には、「佃の渡し」という江戸時代から約300年も続いた船着き場があったのですが、橋の架橋に伴い廃止となり、これが隅田川最後の「渡船」となったそうです。また、ご存知のとおり現在は、佃島と月島は陸続きになっていますが、この橋が架かる以前は、橋に続く高架の真下に佃川が流れ佃島、月島はそれぞれ単独の島でした。しかしこの佃川も、橋の建設工事に伴い、埋め立てられ今ではその面影すらありません。
この橋のおかげで、私たちの生活はとても便利なものとなっていますが、時代の流れとはいえ、この様に古くからの風景や文化が消えていってしまうのは少し寂しい気もします。佃大橋については、
新富町バージョン2 でも御紹介しました。こちらもご覧下さい。
⑥塩瀬の歴史は、初代林淨因が1349年、中国より来日し、奈良に住み日本で初めて小倉餡入りの饅頭を作って売りに出したのが始まりで、8代室町将軍の足利義政より、「日本第一番饅頭所林氏塩瀬」の看板を授かったそうです。
創業以来650年製菓に努め、伝統の味を守り作りつづけているとは、すごいですよね。
江戸時代より名物として有名な志ほせ饅頭は、おすすめ和菓子として紹介され、甘さ控えめで上品な味です。
家族などへのお土産としてもとても喜ばれ、利用させていただいています。
また、3月は桜餅、5月は柏餅、秋にはおはぎと、院長がおやつに御馳走してくれ、特に女性スタッフはみな目を丸くして大喜びです。私は、大の和菓子好きで、美味しくいただいております。
皆様も足をはこばれて、伝統の味を御賞味されてはいかがでしょうか?
⑦明治35年にドイツ系アメリカ人の宣教医師ルドルフ・B・トイスラーが宣教と西洋医学の普及を目的にした」診療所を開設したのが礎となる聖路加国際病院です。
病院内で唯一「医師のいない科」在宅医療を専門に行なっている、訪問看護科とは、在宅でのターミナルケアに口腔ケアを行うかたちで、一緒にお仕事をさせていただいています。
また、小児科に入院している子供たちには、6月4日(虫歯予防デー)
11月8日(いい歯の日―院長命名)12月24日(クリスマス イブ)に、ささやかではありますが虫歯予防グッツをプレゼントさせて頂いています。微力ではありますが地域の方々のお口の健康つくりで活動もしています。
⑧ビルの脇に位置する(⑥塩瀬総本家の)階段を上がるとみんなのオアシスが広がります。
都心にこんなオアシスがあったのか!!と思うほど、素敵な癒しの場が存在します。(
こちら のブログもご参考ください。)
ここには、四季折々の花や木が植えられており、今は七色に変化するといわれる、アジサイが満開の時期を迎えております。
もう少しすると、甘夏が大きく色づき始めます。(なんと、果樹まであるんですよ。お味はわかりませんが・・・・・)
治療で疲れた心を癒すのも良し、また、お時間があれば川沿いの遊歩道は素敵な散歩コースともなります。
これで当医院までの御紹介を終らせていただきます。各駅からのいろいろなスポットを参考になさって下さい。気分転換となる場所がみつかるとうれしいです。