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レーシックで67人感染症 19歳女性失明の恐れも 

東京都中央区の眼科でレーザー光線を使い近視を矯正するレーシック手術を受けた患者67人が角膜炎などの感染症を発症した問題で、区保健所は25日、2人が入院し、19歳の女性は失明の恐れがある重症に陥っていることを明らかにした。

 保健所は医療器具の滅菌不足が原因と発表、23日から施設全体の使用を制限し、再発防止を指導した。という事がありました。

 この事実関係については、報道されていることでしか分かりませんが、おそらく皆様の中には、このことを機に医療施設の滅菌に対して不安をお持ちになっていしまう方もいらっしゃるでしょう。

 以前にも肝炎等の問題で、院内感染の事が取り上げられたことがありました。実は、この感染対策というのは思っているよりも難しい問題があります。それは、相手が細菌、ウイルスといった目に見ることのできないものであるということなんです。例えちゃんとやっているとしてもそれができているかどうかを目でみて確認する事が出来ないという事実を医療従事者が、どうとらえるかが大切になってくる問題です。

滅菌.png

 では、まず滅菌という言葉についてです。滅菌とは、全ての微生物が存在しない状態の事を表しています。
そして、感染、あるいは感染症とはどういうことなんでしょうか?
 

基本的に「感染」とは、病気を引き起こす可能性がある生物が体内に侵入すること(ステッドマン医学大事典より) をいいます。つまり身体の中に、何らかの病気を引き起こす可能性があ
る生物が入ってくることを表しており、人間がそのことに全く気付くことなく、何の症状も出ていないこともあるんです。この状態の事を潜伏期間なんていう事もありますね。そして、咳、くしゃみ、発熱、発疹、下痢などがでた場合を「発症、発病」と言い、「感染症」とは感染によって引き起こされた病気のことを表します。

今回は、この滅菌あるいは、感染対策が問題になります。基本的には、ほとんどの医療機関が、安心できるレベルであると思うのですが、調べたわけではないので、責任のある発言をすることはできません。

 私たちの医院でも感染対策への取組は、積極的に行っており、滅菌技師という資格をスタッフのうち4人が取得しています。一般の歯科医院でこのような資格を持つ必要は、全くありませんが、より安全な歯科医療の為にこのようなこともしています。滅菌という言葉や、院内感染対策については以下も参考にしてみてください。 

http://www.118.md/implant_0303.asp

http://blog.118.md/article/13145640.html 

http://blog.118.md/article/13147320.html 

http://blog.118.md/article/13149671.html 

http://blog.118.md/article/13150614.html 

http://blog.118.md/article/13151471.html 

http://blog.118.md/article/13157277.html 

http://blog.118.md/article/13158183.html 

http://blog.118.md/article/13201017.html 

http://blog.118.md/article/13211891.html 

http://blog.118.md/article/13111239.html

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